【熱海のお土産&グルメ】こだわりの葛きり。疲れを癒す甘味処「中村屋」

Posted by: 米田ロコ

掲載日: May 11th, 2018

熱海の仲見世通り商店街の甘味処『中村屋』を現地ルポ。涼やかで美しいこだわりの葛きり、お土産にしたいひとくちサイズの『こがね餅』や温泉まんじゅうなど。上品な雰囲気が漂うカフェ・スペースでイートインもできますよ。

【熱海特集】原料厳選、こだわりの葛きり。疲れを癒す甘味処「中村屋」

熱海の仲見世通り商店街。たくさんのお店が軒を連ねるこの通りに、人々から絶大な支持をうける甘味処があります。

【熱海特集】原料厳選、こだわりの葛きり。疲れを癒す甘味処「中村屋」

お店の名前は、『中村屋』。商店街をぶらぶらと歩けば、その店先に置かれた、「中村屋のくずきり」とうたう看板に、目がとまります。

【熱海特集】原料厳選、こだわりの葛きり。疲れを癒す甘味処「中村屋」

熱海散策に少し疲れ、甘味に釣られところで、中村屋にお邪魔しました。

涼やかで美しい、こだわりの葛きり

上品な雰囲気が漂うカフェ・スペースに腰をおろし、さっそく、葛きりを注文します。

【熱海特集】原料厳選、こだわりの葛きり。疲れを癒す甘味処「中村屋」

すると、まず運ばれてきたのは、葛きりではなく、ほうじ茶と和三盆のお菓子。
ほうじ茶でひと息つきながらいただく和三盆のお菓子は、優しい甘さ。口いっぱいに甘みが広がります。

【熱海特集】原料厳選、こだわりの葛きり。疲れを癒す甘味処「中村屋」

【熱海特集】原料厳選、こだわりの葛きり。疲れを癒す甘味処「中村屋」

そして、和三盆の甘い余韻が去った後、まだか、まだかと、本命の登場を待ちわびていたところに、念願の葛きりがやってきました。

【熱海特集】原料厳選、こだわりの葛きり。疲れを癒す甘味処「中村屋」

なんとも豪華な、くずきりの様相。
椀のなかに浮かぶのは、白く透き通った、美しい葛きり。もう一つの椀には、黒々とした黒蜜がなみなみと注がれています。

さあ、黒蜜にくずきりをつけていただきます。

【熱海特集】原料厳選、こだわりの葛きり。疲れを癒す甘味処「中村屋」

黒蜜がからんだ、弾力のある葛きりは、期待以上の美味しさ!
甘すぎない、上品な味わいです。

それもそのはず。中村屋では、“和菓子は本来、身体のために良いもの”という考えのもと、原料を厳選して、和菓子を手づくりしているのだそうです。

例えば、葛は国内産の葛きりにもっとも適した特注品を、和三盆は言わずと知れた徳島県阿波の竹糖、黒糖は波照間島産を使用しています。
この美味しさは、和菓子づくりへの探求と、原料へのこだわりが成せるわざなのかもしれません。
幸せなひとときを噛みしめるように、ゆっくりと葛きりを楽しみ、旅の疲れを癒します。

手土産にしたい、ひとくちサイズの『こがね餅』

さて、中村屋には、葛きりのほかにも『こがね餅』なる名物があります。

【熱海特集】原料厳選、こだわりの葛きり。疲れを癒す甘味処「中村屋」

白い餅を粒あんで包んだこがね餅は、ひとくちサイズですが、満足感はそれ以上。こちらも、もちろん原料を厳選。葛きり同様に、甘すぎない、上品さがあります。

【熱海特集】原料厳選、こだわりの葛きり。疲れを癒す甘味処「中村屋」

こがね餅は持ち帰りもできるので、お土産に最適。もらって嬉しい熱海のお土産です。

中村屋では、基本的に和菓子の作りおきはせず、注文が入ってから用意をするそうで、立ち寄る際には時間に余裕をもつといいでしょう。持ち帰り用の和菓子は、事前に注文しておくと、待たずに買えて、品切れを心配することもなく、安心です。
(筆者が訪れたときは、こがね餅は待たずに買えましたが数によっては時間がかかるようでした。お饅頭は注文が入ってから蒸すそうです)

中村屋
住所 静岡県熱海市田原本町5-12
営業時間 9:00~16:30
電話 0557-81-0010

[All Photos by Loco Yoneda]

PROFILE

米田ロコ

LOCO Yoneda ライター・編集者。

自由と自然を愛し、Vanlifeにて日本を旅する。

自由と自然を愛し、Vanlifeにて日本を旅する。

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