※お詫び:掲載された本記事において、「日本航空 JL006便」を「成田発」と記載の誤りが御座いました。正しくは「羽田発」になります。読者の皆さまならびに関係各位にご迷惑をお掛けしましたことをお詫びするとともに、ここに訂正させて頂きます。
JALの東京(羽田空港)発はワクワクするメニュー
先日ご紹介した、ニューヨーク発JALの機内食は正直イマイチでした。さて、「日本発の機内食は美味しい」という定説は実証できるでしょうか。JALは、「新しい驚きと楽しさに出会える、空の上のレストラン」と名打っているだけに期待が高まります。
「若き料理人たちによる機内食」「北海道・九州シリーズ(主に中国行き)」「AIR(有名店とのコラボシリーズ)」「資生堂パーラーのコラボシリーズ(ホノルル・コナ線)」など、ワクワクするような機内食のラインナップ。しかしながらこれらはすべて、日本発のみなのですね。世界をつなぐJALの機内食が、すべて同レベルにできないのは残念。日本発以外は、実現が難しいのでしょうね。
料理コンペティションのファイナリストによる機内食
今回のディナー(夕食)は、料理コンペティション「RED U-35」に選ばれたファイナリスト6名による機内食。ハワイ・グアム・中国・深夜便などを除く日本発便での提供です。
JAL国際線エコノミークラス ディナーのメニュー
ふーん、メニューの料理名からして美味しそうですね。「海老のビスクカレー」を選んでみました。機内食のカレーで海老が出るのは珍しくて、うれしいです。サイドディッシュやデザートは、女性好みですね。期待しましょう。
シェフの顔付き!ディナー(夕食)の海老のビスクカレー
「海老のビスクカレー」が来ました。なんと、シェフの顔付き!JALのイメージカラーの赤と白が使われ、華やかな感じがしますね。見た目からして、美味しそうですよ。ニューヨーク発のJALとは段違いです(失礼)。
海老のビスクカレー
失礼ながらシェフにご退場いただくと、海老カレーの登場です。ご飯はターメリックライスで、カレーには海老がゴロゴロ。トッピングの3色も色合いが綺麗で、食欲が刺激されます。
サイドディッシュは写真左が「クミン香るラタトゥイユ」。写真右が「だしでおいしく炊いたかぼちゃのサラダ」。ラタトゥイユもかぼちゃのサラダも大好き!こういう女性好みのメニューが、ちょこっとあるのは嬉しいですね。カレーとの相性も良いですよ。
なんてこった!パンナコッタ!
デザートは写真左で、「パンナコッタ フランボワーズソース」。機内食で、パンナコッタ!なんてこった!ちょっとオヤジギャグ入りましたけど、あっさりめで美味しいです。
じゃーん、ディナーの全貌はこんな感じ。立派なもんです(偉そう?)。サラダも色合いが綺麗で、新鮮な感じ。「アルプスの少女ハイジの白パン」的なパンも良いです。全体的に満足。美味しかったです。
JAL国際線エコノミークラス軽食 コーヒーロール
軽食は、コーヒーロールとお茶。
JAL国際線エコノミークラス ブレックファースト(朝食)のメニュー
さて、到着前のブレックファースト(朝食)です。今度は、AIRシリーズ [AIR Japanese Soba Noodles蔦]。朝からラーメンかって気もしますが、トリュフオイルの香りと聞いては、オオッと思いますよね。ご親切にレクチャー付き。JALの力の入り方が分かりますね。
トリュフの香りの混ぜそば鶏油Soba
トリュフオイルと鶏油(チーユ)を合わせた特製タレと、麺を絡めていただく「トリュフの香りの混ぜそば鶏油Soba」。ミシュラン一つ星の、東京巣鴨にあるラーメン店「Japanese Soba Noodles 蔦」謹製。整理券まで発行される店なので、機内食で出るのは価値がありますね。しかも、エコノミークラスです。こちらもJALカラーの赤と白が、目を惹きますね。トリュフはそれほど香っていませんが、味は良いです。
麺の容器を開けてみましょう。鶏肉とメンマがぎっしりと充実していますね。「空の上のレストラン」看板に偽りなし。ゼリー好きとしては、白桃のゼリーもポイントが高いです。後口がサッパリしますね。
日本発の機内食はやっぱり美味しい
日本発JALの国際線エコノミーの機内食は、大変美味しゅうございました。課題は日本発のみならず、世界各国発のJALで同レベルにして欲しいことですね。ごちそうさまでした。
[All photos by Sara Aoyama]
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sara-aoyama ライター
はじめて訪れた瞬間から、NYに一目惚れ。恋い焦がれた末、幾年月を経て、ついには上陸。旅の重要ポイントは、その土地の安くて美味しいものを食すこと。特技は、早寝早起き早メシ。人生のモットーは、『やられたら、やり返せ』。プロ・フォトグラファーの夫とNY在住。
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