かつて鉄鋼の町として栄えたソウル「文来洞(ムンレドン)」。観光とは無縁だったこのエリアに、近年オトナたちが多く訪れると言います。彼らのお目当ては、”アート” と ”カフェ” と ”侘び寂び感”。中でも一番人気が「Old Mullae」、話題のカフェに早速潜入します!
元・町工場カフェ「Old Mullae」
秘密の花園を彷彿させるような、花と緑に囲まれたエントランスを進むと・・・?
ネジや工具がディスプレイされたお洒落なインテリアが。
店内の壁には昔の文来洞を映し出した写真がずらりと並びます。
工場をリノベートしたインダストリアルなこちらの空間には、日本の木造建築が取り入れられています。機械的な鉄の冷たさと、木目の温かみが相まった絶妙なバランス。更に植物の緑が加わることで、生き生きとした瑞々しい雰囲気を醸し出している。建築家としても活躍するオーナーのセンスが光ります。
メタルアートにしびれる
「Old Mullae」のシンボルと言えば、壁一面に飾られた大きなネジのアート。この滑車、実は動いているんです。
こちらの作品はロボットの顔を表現しているのでしょうか?ほっこり和ませる愛らしさがありますね。
ネジ型キャンドルホルダーもお洒落!
昼カフェからの、夜バー
昼間はアメリカンポップが流れる中コーヒーを。夜はジャズを聴きながらカクテルでしっとり。店内に置かれた雑誌を片手に、お一人さまを楽しむのも良さそうです。
他と一線を画す、いわば ”アンダーグランド喫茶”
骨組みむき出しの鉄や木をあえて残した、インダストリアルな雰囲気が最高にカッコイイ「Old Mullae」。キラキラと可愛らしい、いわゆる”インスタ映え”のそれとはひと味顔違った存在です。大人女子がよく似合う、今最も注目のモード系カフェのご紹介でした。
Tel:+82 2-6326-4336
住所:433-6 Dorim-ro, Mullaedong 2(i)-ga, Yeongdeungpo-gu, Seoul, 大韓民国
[All Photos by Ai Kaneko]
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