ハッピー・バースデー！年に一度のお誕生日は、あなたがこの世に生まれてきた大事な日。お誕生日は1年に一度だけ。その年齢は人生で一度だけ。アメリカではバースデー・バルーン（お誕生日用の風船）は街中や住宅街の雑貨屋に置いてあり、バースデー・バルーンと花束を抱えた人を見かけるのは好ましい光景です。

お誕生日は特別な日。アメリカでは、なんと「バースデーケーキ味」があるのです。アメリカでは馴染み深いですが、もしかしてあなたはご存じないかもしれませんね。

バースデーケーキ味のオレオクッキー

(C)Keith Homan / Shutterstock.com

アメリカでは馴染みが深い、オレオクッキー。2012年に100周年を迎えました。その時に限定発売されたのが、「バースデーケーキ味」。クッキーに「バースデーケーキ味」のクリームが挟まれています。

(C)Zety Akhzar / Shutterstock.com

もちろんオリジナルのチョコレートクッキーも、「バースデーケーキ味」が登場。

昨年（2018年）11月には、ミッキーマウスの90歳誕生日記念「バースデーケーキ味」が売られていました。パッケージのみならず、クッキーにもミッキーの顔がプリントされていたようです。一時は筆者の住むニューヨーク住宅街のスーパーでよく見かけたのですが、今では見かけなくなってしまいました。買ってみれば良かったとちょっと後悔。

バースデーケーキ味のアイスクリーム

バースデーケーキ味のアイスクリーム。

バースデーケーキ味のポップコーン

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バースデーケーキ味のポップコーン。よく見ると、ピンクや赤、ブルーのツブツブがついており可愛いです。味は甘いポップコーンですよ。
 

バースデーケーキ味のウォッカ（お酒）

【Happy Birthday Cake Vodka on Hotmixology/happybirthdayvodka】

バースデーケーキ味のウォッカ（お酒）まで、あります。子供のみならず、大人もバースデーケーキ味が好きなことが実証されました（笑）。

バースデーケーキ味のケーキミックス

（C） Sara Aoyama

バースデーケーキ味のケーキミックスも。アメリカでは簡単にスポンジケーキが焼けるケーキミックスが、＄2−3程度で売られており、ケーキを焼くことは負担になりません。簡単に焼けて、しかもお安く出来るのです。

中には、グルテンフリー（小麦粉などに含まれるたんぱく質を含まない）のものもありますよ。

他にもバースデーケーキ味のベーグル、ドーナッツ、ミルクシェイク、カップケーキ、マカロン、ジェリービーンズなど数え切れないほどです。また、バースデーケーキ味のプロテインパウダーやエナジーバーまであるのですから、ヘルシー志向の人でさえ、バースデーケーキ味に目がないということでしょうか。

SNSで、「#birthdaycakeflavor」や「#birthdaycakeflavored」で見てみると、バースデーケーキ味の食べ物がさまざまヒットしますよ。

バースデーケーキ味とは？バースデーケーキ味のもとはコレ！

このバースデーケーキ味って、一体何なのでしょうか。勘の良いあなたは、もう気付いたかもしれませんね。バースデーケーキ味を意味するのは、バタークリームにヴァニラのスポンジケーキ味。ただ、実際に入っているのは、カラフルなトッピングシュガー（スプリンクル）。正直言うと、筆者にはバタークリームにヴァニラのスポンジケーキ味はあまり感じられず、ひたすら甘いです（苦笑）。カラフルなスプリンクルが誕生日の華やかさを表しているのでしょう。

いかにもアメリカらしい「バースデーケーキ味」。アメリカにいらした時は、ぜひ試してみてください。お誕生日が近いお友達やご家族のお土産にもどうぞ。可愛らしい外見なので、きっと喜ばれますよ。

参考
[New birthday cake-flavored Oreos celebrate Mickey Mouse’s 90th birthday! ABC News]

[Photos by shutterstock.com]

青山 沙羅

sara-aoyama ライター

はじめて訪れた瞬間から、NYに一目惚れ。恋い焦がれた末、幾年月を経て、ついには上陸。旅の重要ポイントは、その土地の安くて美味しいものを食すこと。特技は、早寝早起き早メシ。人生のモットーは、『やられたら、やり返せ』。プロ・フォトグラファーの夫とNY在住。