韓国旅行と言えばソウル、と思う方が多いかもしれませんが、実は韓国の南にある港町・釜山も見どころある魅力的な都市。古き良き韓国文化を感じられる釜山には、あの映画HEROの舞台にもなったカラフルな集落があるのをご存知でしょうか?
韓国のマチュピチュとも呼ばれる、そのフォトジェニックな村の様子をご紹介いたします。
カラフルなアートの村、甘川文化村
釜山で一番賑わっている街・南浦洞から、タクシーで20分ほどの場所にある甘川文化村。山の谷間にその集落は作られており、色とりどりのカラフルな家々が所狭しと軒を連ねています。
村を歩いていると様々なフォトジェニックスポットが。壁一面に描かれたグラフィティアートや、ドット柄に彩られた階段、星の王子様のオブジェなど、その数は数え切れないほど。アート作品を探しながら歩いて回るのも楽しみ方の一つ。
甘川文化村はどうやってできたの?
甘川文化村はもともとは、朝鮮戦争時に北朝鮮から逃れて来た難民によって作られた集落でした。その後町おこしが行われ、村全体が美術作品のように生まれ変わり、観光地化されていったのです。
映画の舞台に選ばれた影響もあり、今では釜山一の観光名所に。日々、旅行者で溢れていますが、実は今でも一般の住人の方がそのまま生活している場所。昔ながらの生活の営みが垣間見れるのも、甘川文化村の魅力の1つかもしれません。
韓国のマチュピチュと呼ばれる甘川文化村で珈琲を。
山間に密集したカラフルな家々と、その景色の奥に見える港町を見ていると、本当に雲の上の村に来ているかのよう。韓国のマチュピチュと呼ばれる所以もわかります。そんな美しい景色を見ながら、「BLUE HOUSE」で雲をモチーフにした珈琲を一杯いかがでしょうか?
美しきアートの村・甘川文化村は、韓国で行って欲しい魅力的な観光スポットの1つ。ぜひ少し足を伸ばして、釜山へ来てみてくださいね。
[All Photos by SHIORI]
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