奈良でみつけた!ノスタルジックな隠れ家カフェ『cafe zuccu』

Posted by: kurisencho

掲載日: Apr 5th, 2019

奈良県東大寺をはじめ、春日大社、浮見堂など観光名所の近くの「ならまち」。そんな趣ある格子の家が並ぶを探検していると、民家だけど民家じゃない雰囲気の建物が現れました。そこは、町家を改装したカフェ『cafe zuccu(カフェズック)』さんでした。

cafeZUCCU看板

(C)kurisencho

懐かしい「昭和」のおうちに帰ってきた気分に。

cafeZUCCU灯り

(C)kurisencho

築150年の町家を改装したという『cafe zuccu』さん。中に入ると、少し暗めな店内は、「店内」というよりは「ただいま~」と「昭和のおうち」に帰ってきましたという感覚になります。古めいたソファ、テーブルにイス、オレンジのあたたかいライト、足踏みミシンなど、ひと昔前のおばあちゃんの家に久しぶりに帰ってきたという懐かしい想いがします。

cafeZUCCU店内

(C)kurisencho

町家を改装しているので、お手洗いまでの廊下もまさしく「家の中」。お手洗いまで行くのに「土足でいいんですよね??」と確認したくなるような、ちょっと悪いことしてるかな~というような、なぞにドキドキ感と冒険感。町家を改装した店内のやわらかな灯りの中、ノスタルジックな空間が心地よく広がっています。

観光にこれはうれしい。朝から夜までのカフェメニュー。

cafeZUCCUタマゴサンド

モーニングメニューの「タマゴサンドセット」
(C)kurisencho

こちらのカフェは朝の8時からオープンしていますので、観光に朝のならまちをお散歩がてら、ふらりと立ち寄るのにもってこいです。せっかく旅に出ているんだから、ちょっと日常と違う朝ごはんを楽しみたいという気持ちに応えてくれるオシャレなモーニング。
関西ならではのタマゴサンドイッチは厚焼きふわふわ、ボリュ~ミ~。
モーニングはタマゴサンドイッチの他、トーストセット、フレンチトーストセットもあります。

cafeZUCCUチョコレートケーキ

マーマレード添えのスパイシーチョコレートケーキセット
(C)kurisencho

ケーキメニューも朝から豊富です。クリームブリュレ、スフレチーズケーキ、季節のケーキ・・・朝からでも迷います。中でも1番気になる「スパイシーチョコレートケーキ」は、山椒が少し効いてて、甘さ控えめのビターチョコ。マーマレードとも相性バッチリでビックリです!

cafeZUCCUケーキ

(C)kurisencho

ミルクピッチャーはなんとミニビーカー!まるで化学の実験授業。ワクワクします。そして、お箸やフォークを入れる袋はひとつひとつ手作りのようです。

使い捨てのこの時代に、このような小物たちのデザイン性と人の手が加わっているというところから、お店の方の遊び心と温かみが垣間見れ、嬉しくなります。

ここはまるで、あなたの秘密基地。

cafeZUCCU入り口

(C)kurisencho

薄暗いのがなぜか心地よく、時間はゆっくりと。昭和という時間を表現しているような、お父さんの秘密基地のような『cafe zuccu』さん。懐かしいオブジェや雑貨は、忘れていた冒険心を想いださせ、そして懐かしいあの頃やあの人を想いださせたり。
昔からあるものに愛をそそぐ『cafe ZUCCU』さんは、こっそり何かにふける「空間と時間」を、訪れる人へプレゼントしてくれることでしょう。

 

「cafe zuccu」
住所:〒630-8301奈良県奈良市高畑町728

TEL:0742-87-2334
営業時間:8:00~20:00
定休日:木曜日
ホームページ
https://cafe-zuccu.crayonsite.com/
PROFILE

kurisencho

kurisencho ライター

熊本県天草の凪いだ海と潮の香りの中で育ちました。東京に住むことで、新しいもの、昔からあるものの良さを再発見し、今まで見てきた世界が広がりました。デジタル化の中で生きるアナログの力を確信し、儚いけど美しい、人と風景の一瞬をとらえたいと思い写真を撮っています。

熊本県天草の凪いだ海と潮の香りの中で育ちました。東京に住むことで、新しいもの、昔からあるものの良さを再発見し、今まで見てきた世界が広がりました。デジタル化の中で生きるアナログの力を確信し、儚いけど美しい、人と風景の一瞬をとらえたいと思い写真を撮っています。

SHARE

  • Facebook