一度は食べたい!エチオピア料理の実態とは?

Posted by: AYA

掲載日: Jul 18th, 2019

日本人にはあまり馴染みのないエチオピア料理ですが、どんなものか、想像できますか?主食とも言われるインジェラは、いわばクレープのようなもの。栄養素として鉄分が小麦の2~3倍、そして良質のたんぱく質や食物繊維が多く、カルシウムが小麦の20数倍含まれているのにグルテンが含まれていないので、ダイエットにも良いとか。早速その魅力を紐解いていきましょう。

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みなさんはエチオピア料理を食べたことがありますか?日本には数少ないエチオピア料理のレストランですが、ヨーロッパやアフリカでは意外とメジャーな料理なのです。そんな謎に包まれたエチオピア料理とは!?

エチオピアって?

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あまり国名を聞かないエチオピアですが、東アフリカに位置する連邦民主共和国です。エジプト、西南アジア、アラブ、地中海などの文明が交錯する地域でもあるため、食文化も様々な文化の影響を受けています。

エチオピアと聞くとまず頭に浮かぶのはコーヒーではないでしょうか。実は他にも有名な料理があるのです。

今回はそんなエチオピアの主食とも言われるインジェラをご紹介します。

インジェラとは?

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エチオピアで主食として食べられるインジェラはクレープのようなもので、肉や野菜など煮込んだものを巻いて食べます。手巻き寿司のクレープ版をイメージしてもらうとわかりやすいかもしれません。

このインジェラはどうやって作られているのかというと、テフと呼ばれるイネ科の穀物の粉を水で溶き、数日発酵させてから大きな鉄板にクレープ状に広げて片面だけ焼きます。

発酵しているだけあって、風味は発酵食品独特の匂いと酸味がある(そんなに強くないですが)ので好き嫌いが分かれるとよく言われていますが、筆者は個人的に好きです。

食感はクレープよりはちょっともちもち感があり、スポンジのような食感です。きっとその秘密は生地に空いたアイン(目)と呼ばれる穴!?この穴の数が多いと出来が良いという評価になるそうです。

ちなみに白いインジェラと黒いインジェラがあり、違いは使われている穀物が違うのだそうで、黒いインジェラは鉄分の含有量が多いようです。

早速食べてみよう!インジェラの食べ方

インジェラ サーブ
(C)AYA

レストランなどでインジェラを頼むと大皿のように大きく広げたインジェラの上にワットと呼ばれる野菜や肉に唐辛子を加えて煮込み味付けしたシチューや野菜や肉を煮込んだものなどが少しずつ盛られた状態で運ばれてきます。
そして更にロール状に巻かれたインジェラも別で運ばれてきて、準備万端!

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ロール状のインジェラを手に取り、そこに肉や野菜を乗せて巻いて食べます。ロール状のインジェラが無くなったら、お皿代わりになっていたインジェラを千切って巻いて食べましょう。

全部食べられるのかと思いきや、意外とお腹にたまるのですぐ満腹になります。

そもそもどこで食べられるの!?

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エチオピアの料理なのでエチオピアに行けばどこでも食べられるのですが、勿論他の国でも食べられます。

日本ではタイ料理やインド料理ほどメジャーではないのでどこにでもエチオピア料理レストランがあるわけではないのですが、東京や大阪など都心部にはいくつかあるようです。

そんな日本では珍しいエチオピア料理ですが、ヨーロッパは日本にアジア諸国のレストランがあるように、アフリカや中東のレストランが数多くあるのでエチオピア料理レストランを見つけるのが日本ほど難しくないので旅行の際にチェレンジしてみるのもいいですね。
ちなみに筆者は南フランス・ニースや南アフリカ・ケープタウンなどでもエチオピアレストランを見つけました。

エチオピア料理の主食インジェラ。栄養素として鉄分が小麦の2~3倍、そして良質のたんぱく質や食物繊維が多く、カルシウムが小麦の20数倍含まれているのにグルテンが含まれていないのでダイエットにも良いので特に女性にオススメ。

旅行の際ぜひチャレンジしてみて下さいね!

PROFILE

AYA

aya ライター

海、山、岩と、とにかく自然と遊ぶのが大好きで、常にワクワクすることを探し世界を旅するバックパッカー。世界一周、フランスでのワーキングホリデーを経験し、渡航国は33カ国。砂漠に、火山に、野生動物との出会い・・・旅したからこそ出会えた人、見えたもの、知れたことなど発信していきます!

海、山、岩と、とにかく自然と遊ぶのが大好きで、常にワクワクすることを探し世界を旅するバックパッカー。世界一周、フランスでのワーキングホリデーを経験し、渡航国は33カ国。砂漠に、火山に、野生動物との出会い・・・旅したからこそ出会えた人、見えたもの、知れたことなど発信していきます!

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