「中華蕎麦 とみ田」ってご存知ですか?ラーメン好きの方ならピンときたからもいらっしゃるかもしれません。千葉県松戸市にある有名なラーメン屋さんです。行列もできるという有名店ですが、実は成田空港で食べられるんです!
成田空港第一ターミナルにある「日本の中華そば富田」
成田空港内にある「中華蕎麦 とみ田」は「日本の中華そば富田」と言う名前で第一ターミナルにあります。壁などがない開放的なスペースに大きな文字で店名が書いてあるのですぐわかります。
メニューは自慢のつけ麺から普通のラーメンまで揃っています。サイドメニューやビールもあるのもいいですね。お値段は一番安い「中華そば 840円・税込」から「チャーシューつけ麺 1,220円・税込」まであります。サンプルを見ながら選べるのもちょっと懐かしい。
成田空港という場所柄、外国人向けのメニューも用意してあります。写真は英語、中国語の表記です。右上に「Noodle is cold」と書いてあるのが親切ですね。つけ麺の麺は基本的には冷たいので。
店内はカウンター席とテーブル席があります。大きなスーツケースは入口横で預かってくれるので、スタッフの方にお願いしましょう。この日も出発前のお客さんでいっぱいでした。他にも奥にカウンター席もあります。
こだわりのもちもち濃厚つけ麺
注文は入口で先払いです。今回は基本の「濃厚つけ麺 890円・税込」を注文しました。つけ麺の茹で時間があるので、提供には少し時間がかかるよう。スタッフの方に席に促され待つことにします。
15分くらいでつけ麺の登場!これで普通盛りです。とみ田のつけ麺は「濃厚豚骨魚介系」。「つけ麺の元祖」「つけ麺の生みの親」と言われた大勝軒の山岸一雄氏の孫弟子とのことで、その大勝軒の味を引き継いでいるそう。
そのつけ麺のスープは、食べる前から魚介の香りがしてくる濃厚さ。とろりとした濃厚感は伝わってきます。この「超濃厚豚骨魚介スープ」は20時間以上煮込んだものなのだとか。とにかく濃い!という感じです。
麺の方は上質な国産小麦粉で作られた自家製極太麺。「中華蕎麦とみ田 専用粉」というオリジナルブレンドの粉を使っているのだとか。噛めば噛むほど小麦の味が口の中の広がるのだそう。これは食べるのが楽しみです。
早速、つけ汁に極太麺をつけてみると、濃厚なスープが太い麺にしっかり絡んできます。食べてみると、スープがこれでもか!というほどに濃厚。まさに名前の通りです。ほんのりゆずがアクセントになっているのも見逃せません。麺は歯ごたえがあり、もちもち。しっかり小麦の味や香りを楽しめました。
スープに入ったチャーシューもかなり大きめ。一口口に入れると、とろっと溶ける柔らかさです。スープの邪魔をしない感じがいいです。他にも太めのメンマがごろっと入っています。
気がつくと、最後までぺろっと食べてしまいました。麺が入っていたお皿には鯉の絵柄が。そこには大きく「松戸」と書かれていました。
海外旅行前に日本の味、ラーメンを!
なかなか日本の味が食べれなくなることも多い海外旅行。旅立つ前にラーメンが食べられるのは嬉しいですね。しかも長い魚列ができるラーメン屋さんの味が楽しめるというのですから。
濃厚な味が苦手な人は、あっさり醤油味の「中華そば」もあるのでそちらを。こちらを食べているお客さんも多くいました。ぜひ成田空港に行ったら「とみ田」の味を堪能してくださいね。
住所:千葉県成田市三里塚御料牧場1-1
成田空港第1ターミナル4階 NARITA Dining Terrace
営業時間:8:00〜20:30
電話番号:0476-32-8673
HP:https://www.tomita-cocoro.jp/
[All Photos by Kaori Simon]