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松林と海、富士山が織りなす景勝地「三保松原」
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日本には、黒松、赤松、五葉松など数種類の松がありますが、三保松原の松は黒松がほとんど。海のそばに自生する松は黒松が適しているそう。三保松原までは、480mにおよぶ松並木「神の道」を歩きながら行くことができます。神の道は、松の根を傷めないよう高床式になっており歩きやすいです。
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神の道は、御穂神社への参道でもありますが、世界文化遺産「富士山」の構成資産 三保松原の一部となっています。そして、三保松原は日本で最初に名勝に指定された場所でもあるのです。
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羽衣伝説で知られる羽衣の松。羽衣伝説で天女が舞い降り衣をかけたとされる松が「羽衣の松」と言われています。
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松と海、富士山を見渡せる三保松原は、神の世界に繋がる特別な場所として、絵画や和歌で表現されました。中でも雪舟が描いた絵は、多くの画家に影響を与えたと言われています。
三保松原への理解を深めることができる「みほしるべ」
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三保松原の近くには、2019年3月、静岡市三保松原文化創造センター「みほしるべ」がオープンしました。富士山と三保松原、羽衣伝説、三保松原と芸術作品などの深い関わりについて様々な展示がなされています。
「みほしるべ」は、「三保を知る」+「道しるべ」という、2つの意味を込めて命名されました。三保松原の美しい景観がもつ、富士山と三保松原のつながりや、日本人の美意識や感性など、目に見えないつながりを展示を通して紹介しています。
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みほしるべはモダンでありながら、木材のもつ温かみを感じられる造りです。静岡市三保松原文化創造センター入口となっている通り土間は、松原と館をつなぐ渡り廊下。静岡県産のひのきがよく見えるスペースになっています。外には足湯スペースもあり、散策で疲れたら足湯に浸かってひと休みすることもできますよ(時期によっては利用できない場合もあります)。
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1階には三保松原の文化や芸術について展示されている展示室、映像シアターがあります。2階には、松の保全活動や、松の楽器が展示されており、演奏もできるコーナーも。2階にあるテラスに出ることが可能で、屋上に上り、富士山が見える景色を楽しめます。
みほしるべに来たら必見!ミュージアムショップ
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みほしるべ1階にあるミュージアムショップは、お洒落な雑貨やここでしか買えない三保松原公認商品が揃い、お土産探しには最適なショップ。
三保松原限定の地元銘菓「アマンド娘」など、三保松原のかわいいロゴがついた公認商品は、ここでしか買えないそう。地元クリエイターによる富士山・三保にちなんだお土産ものも販売されています。
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富士山をモチーフとした三保松原のロゴキーホルダーも。このロゴ、とってもかわいいですよね。
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同じロゴのタオルや手ぬぐいもあります。
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富士山モチーフの雑貨や、裾をめくると富士山が出現するTシャツも。Tシャツの真ん中に書かれている数字は、富士山の標高です。ちなみにお値段も富士山の標高と同じなんです。
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富士山モチーフの雑貨、見ていて楽しくなります。こちらはティッシュケース。税込1,620円。
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そして、こちらは富士山のかたちのせんべい。
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静岡なのでお茶のお土産もいいですね。茶筒に富士山の絵があしらわれていて、かわいいです。
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「とろつな」と「しろつな」、お洒落な缶詰は、女子へのお土産に喜ばれそう。税込350円。
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トイレットペーパーも。税込140円。実用的で楽しいお土産っていいですよね。
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ミュージアムショップでは挽き立ての三保松原コーヒーも用意されています。散策に疲れたら、三保松原コーヒーでほっとひと息ついてみてはいかがでしょうか。
〒424-0901 静岡市清水区三保1338-45
TEL:054-340-2100
開館時間:年中無休 9:00~16:30
HP:https://miho-no-matsubara.jp/center/