【全国紅葉の絶景】ドラマティックな緋色に胸が高鳴る、京都洛西の紅葉人気スポット

Posted by: 青山 沙羅

掲載日: Oct 13th, 2019

いよいよ、待ちに待った紅葉の季節が始まります。夏のエネルギーを蓄えたように、赤や黄色に染まる樹々は、私たちを圧倒しますね。全国各地には、美しい紅葉の絶景があります。そこで、TABIZINEでは「全国紅葉の絶景」を連載でお届けします。今回は、京都洛西(嵯峨・高雄・嵐山など)の人気紅葉スポットです。


高雄 もみぢばし

京都の紅葉は、どうしてこう特別なのだろう

正直言えば、秋は日本全国が紅葉していて、私たちの住む町でも素敵な紅葉は見られます。
なのに、京都の紅葉は特別。

平安時代の雅な世界が息づき、
歴史の重みが今でも感じられ、
華やかで艶やかな洗練された文化、
紅葉でさえも、西陣織のよう。

「そうだ 京都、行こう。」という魔法の呪文に、無性に京都へ行きたくなります。

京都の紅葉は、どうしてこうも特別なのでしょう。
紅葉の絶景の地を訪れたら、きっとその答えが出ますよ。

平安時代の貴族のように 保津峡 川下り<亀岡市保津町>


風情のある紅葉を楽しむなら、「保津峡の川下り」に乗ってみたいですね。亀岡から京都・嵐山までの保津川沿いの紅葉を楽しみながら、約16kmの渓流を2時間かけて舟で下るもの。平安時代の姫になった気分でおっとりと舟が進むかと思いきや、急流では水飛沫が上がりスリルを楽しめます。頭上をトロッコ列車が通る場合もありますよ。

保津峡(ほづきょう) 川下り

【紅葉時期】例年11月中旬~12月上旬
【住所】〒621-0005 京都府亀岡市保津町下中島2
【入場料】大人4100円
【公式サイト】京都亀岡 保津川下り https://www.hozugawakudari.jp/

雅なもみじの世界へ迷い込む 光明寺<長岡京市粟生>


京都で有名な紅葉の名所「光明寺」。2009年「そうだ京都。行こう」のCMに使用された、薬医門を中心とする「もみじ参道」は、ため息が出るほどフォトジェニック。紅葉の最盛時には、500本ものもみじが、あなたを華やかな錦秋の世界に迷わせます。

光明寺(こうみょうじ)

【紅葉時期】例年11月中旬~11月下旬
【住所】〒617-0811 京都府長岡京市粟生西条ノ内26-1
【紅葉祭り】「紅葉の特別入山」
2019年11月16日(土)~12月8日(日)午前9時~午後4時
【拝観料】500円
【公式サイト】京都 総本山 光明寺 http://www.komyo-ji.or.jp


【TVCM】2009年 盛秋「光明寺」そうだ 京都、行こう。/ 【公式】

大本山天龍寺塔頭 大亀山宝厳院<京都市右京区嵯峨天龍寺>


大本山天龍寺塔頭 宝厳院 Hougon-in / 空撮 紅葉 / 京都いいとこ動画/KyotoiitokoVideo

「大本山天龍寺塔頭 大亀山宝厳院」は寛正2年(1461年)創建、応仁の乱で焼失。その後再建されたものの、2002年現在地へ移築。通常は参拝できませんが、秋のみ特別公開。嵐山の景観を取り入れた借景回遊式庭園「獅子吼(ししく)の庭」と共に、美しい紅葉を眺められます。「獅子吼」とは「仏が説法する」の意味であり、相手が誰であろうとひるむことなく、正しいことを言う勇気ある姿勢を指すそうです。

大本山天龍寺塔頭 大亀山宝厳院(だいきざん ほうごんいん)

【紅葉時期】例年11月中旬~12月上旬
【住所】〒616-8385 京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町36
【紅葉祭り】<秋の特別拝観>
2019年10月5日(土)~12月8日(日)午前9時~午後5時
<秋の夜間特別拝観ライトアップ> 
2019年11月8日(金)~12月1日(日)午後5時30分~午後8時30分閉門
【拝観料】午前9時~午後5時大人500円 夜間大人600円
【公式サイト】 大本山天龍寺塔頭 大亀山宝厳院 http://www.hogonin.jp

ドラマティックな緋色に胸が高鳴る、京都洛西の紅葉の絶景。ぜひ、紅葉見物に訪れたいものです。

注意:記事掲載の情報は、2019年10月1日現在のものになりますので、実際の紅葉の状況やイベントなど詳細につきましては、各観光協会や施設に直接お問い合わせください。

[All Photos by Shutterstock.com]

PROFILE

青山 沙羅

sara-aoyama ライター

はじめて訪れた瞬間から、NYに一目惚れ。恋い焦がれた末、幾年月を経て、ついには上陸。旅の重要ポイントは、その土地の安くて美味しいものを食すこと。特技は、早寝早起き早メシ。人生のモットーは、『やられたら、やり返せ』。プロ・フォトグラファーの夫とNY在住。

はじめて訪れた瞬間から、NYに一目惚れ。恋い焦がれた末、幾年月を経て、ついには上陸。旅の重要ポイントは、その土地の安くて美味しいものを食すこと。特技は、早寝早起き早メシ。人生のモットーは、『やられたら、やり返せ』。プロ・フォトグラファーの夫とNY在住。

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