【全国の一度は訪れたい温泉地】女性ひとり旅人気ナンバーワン　道後温泉＜愛媛県＞

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女性ひとり旅に人気の温泉地　5年連続第1位

「日本書記」にも登場する、3000年の歴史を誇る日本最古の名湯の一つ、愛媛県都松山市の「道後温泉」。「女子旅の聖地」とも言われ、一時は満員札止めになっていたほどです。明治27年に建てられた、国の重要文化財指定の公衆浴場「道後温泉本館」などレトロな建物も大きな魅力。刺激が少なく肌に優しいなめらかな泉質は、「美人の湯」と称えられます。宿泊施設では、エステやアメニティなど女性好みの特典が付いたプランが充実。

楽天トラベルの「おんな一人旅に人気の温泉地ランキング」では、5年連続で第1位。

浪漫が漂う　道後温泉本館

明治27年築の「道後温泉本館」は道後温泉のシンボルで、国の重要文化財に指定されています。平成21年(2009)に発行されたミシュラン・グリーンガイド・ジャポンでは、最高位の三つ星を獲得。やっぱり素敵ですね。古い旅館のように見えますが、公衆浴場であり、宿泊は出来ません。

道後温泉本館は、2019年1月15日（火）から、2024年12月まで（予定）保存修理工事中。休憩室がある2階以上は休館していますが、1階神の湯で入浴可能。2019年2月1日（金）からは、北側の入口から入館して、入浴のみの営業。人気ランドマークのため、工事中も仮囲いは最小限とし、フォトスポットを確保してくれるそうです。本館の佇まいを思い出に残したいあなたは、心配しなくて大丈夫。

道後温泉本館　神の湯

神の湯　男性用

神の湯　女性用

砥部焼の陶板画が飾られ、円柱形の「湯釜」と呼ばれる湯口が中央にある浴槽は、独特の雰囲気。こんな情緒のある温泉が公衆浴場だなんて、松山市民が羨ましくなりますね。

道後温泉本館　霊の湯＜保存修理工事中につき、2021年現在使用不可＞

霊の湯　男性用

神の湯に比べこぢんまりとしていますが、最高級といわれる種類の花崗岩を使った浴室、壁面には大理石を使用するなど落ち着ける湯。保存修理工事中につき、2021年現在使用不可。

道後温泉本館　坊ちゃんの間＜保存修理工事中につき、2021年現在使用不可＞

明治28（1895）年10月松山に赴任した文豪　夏目漱石が、俳人　正岡子規と利用したといわれる個室。保存修理工事中につき、2021年現在使用不可。

2017年オープン　道後温泉別館　飛鳥乃湯泉

2017年12月にオープンした「道後温泉別館 飛鳥乃湯泉」は、飛鳥時代の建築様式を取り入れた湯屋がコンセプト。

館内は、浴場、露天風呂、特別浴室、約60畳の大広間休憩室、個室休憩室5部屋（白鷺、玉之石、椿、行宮、湯桁）があり、「おもてなし」の給茶サービスもあります。道後温泉本館の休憩室が現在使えないので、休憩しながら何度も入りたいあなたは、道後温泉別館 飛鳥乃湯泉を選ぶと良いかもしれませんね。

道後温泉別館　飛鳥乃湯泉　浴室

浴室　女性用

砥部焼の陶板壁画で、男子浴室には山部赤人の歌、女子浴室には額田王の歌をテーマに、和歌の世界観を表現した浴室です。

道後温泉別館　飛鳥乃湯泉　露天風呂

露天風呂　女性用

露天風呂では、雄大な山や海の世界を表現し、菊間瓦の行燈で万葉集の世界観を表現。

地元の人が愛用する　道後温泉　椿の湯

道後温泉　椿の湯　浴室

浴室　女性用

2017年12月26日に、リニューアルオープンした「道後温泉 椿の湯」は、蔵屋敷風の落ち着いた雰囲気。浴室には花崗岩が使われ、道後温泉シンボルの湯釜も湯船中央に設置。道後温泉本館と同じく無加温・無加水の「源泉かけ流し」の湯が、大人400円で利用できます。

とろりとなめらかな「美人湯」の道後温泉。道後温泉本館裏手にある縁結びが御利益の「圓満寺」、道後ロール・坊ちゃん団子のスイーツ、愛媛県のフレッシュオレンジジュース、新鮮な鯛のお刺身を卵入りのたれにつける鯛めし、鯛そうめんなど女性の心をつかむ楽しみがいっぱい。

一度は訪れたい、道後温泉。その魅力を確かめに、あなたも出かけませんか。

写真提供：愛媛松山　道後温泉

※2021年1月2日更新　TABIZINE編集部により記事を更新しました。

※掲載の情報は2021年1月現在のもので、変更になる場合があります。最新情報については、必ず公式サイトで確認あるいは直接施設へお問い合わせください。

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PROFILE

青山 沙羅

sara-aoyama ライター

はじめて訪れた瞬間から、NYに一目惚れ。恋い焦がれた末、幾年月を経て、ついには上陸。旅の重要ポイントは、その土地の安くて美味しいものを食すこと。特技は、早寝早起き早メシ。人生のモットーは、『やられたら、やり返せ』。プロ・フォトグラファーの夫とNY在住。

はじめて訪れた瞬間から、NYに一目惚れ。恋い焦がれた末、幾年月を経て、ついには上陸。旅の重要ポイントは、その土地の安くて美味しいものを食すこと。特技は、早寝早起き早メシ。人生のモットーは、『やられたら、やり返せ』。プロ・フォトグラファーの夫とNY在住。