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ロマンチックな要素はゼロ
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食事やイルミネーションを楽しみ、ふたりだけの時間を過ごすクリスマス・イブ。カップルで過ごすなら、クリスマス当日よりもイブに重きを置いている人が多いのではないでしょうか。(今年はいずれも平日なので、お泊まりが難しい気もしますが・・・)。
キリスト教圏では、イブのロマンチックな要素はゼロ。親族でテーブルを囲んだ後、敬虔なクリスチャンは24日の真夜中に礼拝に出かけます。
キリスト教圏では1年で一番大切な日
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キリスト教圏では25日は祝日となっている、イエス・キリストの生誕を祝うクリスマス。1年で一番大切な日です。また、敬虔なクリスチャンでなくても、家族や親戚が集まり、ご馳走とプレゼントを用意して楽しいひとときを過ごします。
私たち日本人にとってのお正月のような、特別な日なのです。恋人を実家に招待して、親族と一緒に過ごすことはあっても、二人きりでクリスマスを迎えることは滅多にありません。
フライドチキンは食べない
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キリスト教圏ではローストしたチキンを用意することはあっても、フライドチキンがクリスマスの食卓に並ぶことはありません。フライドチキン、おいしいですけどね・・・! 詳しくは「新文化ギャップ漫画【49】クリスマス問題」をどうぞ!
冬季限定のクリスマスビール
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みなさんは、クリスマスビールをご存知ですか? シナモンやバニラなどのスパイスに柑橘系フルーツが香る、リッチな味わいの冬季限定ビールです。ホットワインと同じく、クリスマスシーズンならではの味。欧米ではホットワインと同じぐらい人気のある飲み物です。
お正月もクリスマス気分が続く!?
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海外でいつも違和感を感じるのが、お正月を過ぎてのクリスマス飾り&クリスマスイルミ! 欧米ではクリスマスが冬のメインイベントで、お正月は元旦を過ぎたら普通の日。旧正月を盛大に祝うアジア圏でも同じです。
かつてシンガポールで暮らしていたときのことです。年末年始を東京で過ごし、1月5日にシンガポール・チャンギ国際空港に降り立つと・・・。サンタクロースとトナカイの大きなオーナメントがお出迎え! 「あれ、まだクリスマス前だっけ?」と錯覚してしまうところでした。
キリスト教圏では、伝統的に1月5日または6日にクリスマス飾り(※ツリーを含む)を外すことになっているそうです。筆者が現在暮らしているフランス南西部では、1月末までクリスマスのイルミが残っているけれど・・・!
なぜ? と気になる方は「毎年2月2日はクレープの日。フランスのおいしい行事を現地ルポ」も合わせてどうぞ。
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