オトナ女子の一人旅。まるで海外な個室天然温泉露天風呂で、私をときほぐす旅【コルテラルゴ伊豆高原】

Posted by: 山口彩

掲載日: Jan 30th, 2020

コルテラルゴ伊豆高原は、都心から約2時間ほど。まるで海外リゾートのような深いリラックスを味わえるホテルです。今回宿泊したのは、一番人気のバリスイート。高級ヴィラのようなインテリアに充実のアメニティ、こだわりのディナー&朝食までたっぷり現地ルポ。

リゾートホテル コルテラルゴ伊豆高原 バリスイート 温泉露天風呂
(C)Aya Yamaguchi

「何もしない」休日の至福を教えてくれる、異国のような7室

日常から抜け出し、非日常へ誘いこんでくれるコルテラルゴの客室は、すべて天然温泉露天風呂付き。それぞれ海外のリゾートをイメージしています。

クラシカルな猫足バスタブ付きの「01号室 スペイン」や、ビビットカラーのテラスが映える「89号室 メキシコナチュラル」、温水プライベートプールのある「23号室 地中海スイート」は夏に人気が高いそう。

リゾートホテル コルテラルゴ伊豆高原 リビング全景
(C)Aya Yamaguchi

そして今回筆者が宿泊するのは、一番人気の「45号室 バリスイート」、メゾネットタイプです。まるでバリの高級ヴィラのよう。3面ある扉を開けば開放的なリゾート、閉じれば守られたコージーな空間として過ごせます。

リゾートホテル コルテラルゴ伊豆高原 2階から全景
(C)Aya Yamaguchi

こんなに広いおしゃれな空間をひとりじめです。なんという贅沢。でも、平日はそんなプチ贅沢を味わいにくる女子一人旅の滞在が意外と多いのだとか。

リゾートホテル コルテラルゴ伊豆高原 ベッドルーム
(C)Aya Yamaguchi

そして2階にあるこちらのベッドはとてもキケン。お風呂上がりにちょっとだけ、と横になるとそのまま吸い込まれるように眠りに落ちてしまうことが滞在中2度もありました。それほど寝心地がいいんです。

リゾートホテル コルテラルゴ伊豆高原 ガゼボ
(C)Aya Yamaguchi

異国の風が吹き抜ける、天然温泉の露天風呂。奥の茅葺き屋根のガゼボでのんびり寛ぐのもよし。お風呂はテラスとつながっていて、そのままデッキチェアでクールダウンすることもできます。

リゾートホテル コルテラルゴ伊豆高原 テラス デッキチェア
(C)Aya Yamaguchi

ガゼボでバリ式エステも素敵(予約制、別料金)。施術後の余韻を部屋でそのまま味わえるのが幸せですよね。


(C)Corte Largo IZU-KOGEN

かゆいところに手が届く、充実のアメニティ

コルテラルゴ伊豆高原のアメニティは「さすが、わかってらっしゃる!」と手をたたきたくなるラインナップ。化粧品だけ持ってくれば後は手ぶらでも大丈夫かも?と思えるほど、ほぼ何でもそろっていました。

リゾートホテル コルテラルゴ伊豆高原 ルームウェア
(C)Aya Yamaguchi

コットン100%のオリジナルルームウェアは、ロングシャツワンピ風。とても着心地がよく寛げました。こういうところ、大事ですよね。

リゾートホテル コルテラルゴ伊豆高原 スリッパ
(C)Aya Yamaguchi

こちらはスリッパ。ふわふわのバスローブ(スイートのみ)や、複数のバスタオル・フェイスタオルもあるので、何度でも心ゆくまで温泉を楽しめます。

リゾートホテル コルテラルゴ伊豆高原 アメニティ
(C)Aya Yamaguchi

シャンプー・コンディショナー、石鹸、ボディソープ、ボディローションは、世界のセレブを魅了する高級アロマブランド「アロマセラピーアソシエイツ」のもの。香りが優しくて癒されました。

リゾートホテル コルテラルゴ伊豆高原 クレンジング 洗顔フォーム ローション
(C)Aya Yamaguchi

さらに、オーガニックのクレンジング、洗顔フォーム、ローション、美容クリーム、フェイスマスクは、可愛い巾着に入っていて、その心遣いに感激。歯ブラシセット、カミソリ、ヘアブラシ、シャワーキャップ、シェービングクリームといった基本アイテムも、もちろんあります。

リゾートホテル コルテラルゴ伊豆高原 バスルーム
(C)Aya Yamaguchi

バスタブと温水洗浄付トイレのあるバスルームには、ドライヤー、ソーイングセット、レディースセット(髪ゴム、綿棒、コットン)もあり、至れり尽くせり。

リゾートホテル コルテラルゴ伊豆高原 女優ミラー
(C)Aya Yamaguchi

大きめの女優ミラーは調光できるタイプ。無線LAN(サクサク快適です)、テレビ、電話、CD/DVD、コンセントの電源もちゃんとタコ足があるので安心です。


(C)Aya Yamaguchi

有料のミニバー。ナッツやスピリッツなどお好みで。アイスボックス、電磁湯沸かし器、栓抜き、トング、マドラー、ソムリエナイフなどバーセットもそろっています。

リゾートホテル コルテラルゴ伊豆高原 冷蔵庫
(C)Aya Yamaguchi

冷蔵庫の飲み物は有料です。冷凍庫、製氷皿もあります。無料のドリンクは、ネスカフェのドルチェグスト2杯分、ほうじ茶、煎茶ティーバッグなど。

「今ここ」を感じると、身も心もほどけていく

リゾートホテル コルテラルゴ伊豆高原 リビングルーム 温泉露天風呂
(C)Aya Yamaguchi

滞在中筆者が一番お気に入りだったのはこちらの長椅子。お茶を飲んだり本を読んだり、気が向いたら温泉に入ったり、足湯をしたり。

過ぎたことを思い出してイライラしたり、これから先のことを心配するのではなく、「今ここ」に居ることをただただ楽しむと、心は勝手にほどけていく。この部屋はそんなことを教えてくれました。スマホから流していたお気に入りの音楽が、いつもより心地よく聴こえるのが不思議です。それは、この空間のせいなのか、身も心もほどけている状態だからなのか。どちらもかもしれませんね。

落ちついた照明のレストランでいただくイタリアンディナー

リゾートホテル コルテラルゴ伊豆高原 ディナー
(C)Aya Yamaguchi

夕食は18:30からレストランにて。オプションで部屋食にすることもできますよ。筆者がいただいたのは、通常よりワンランク上のグレードアップディナー。前菜は野菜の食感と素材の味が活かされ、ディルのきいたホタテのタルタルや、自家製ローストビーフがなどが絶品でした。

リゾートホテル コルテラルゴ伊豆高原 夕食
(C)Aya Yamaguchi

さらに、うにのクリームパスタ、伊豆産伊勢海老のグラタン、カリフラワーのスープと続きます。メニューは、その日の仕入れによって異なるそうです。

リゾートホテル コルテラルゴ伊豆高原 ディナー メイン
(C)Aya Yamaguchi

メインは牛ヒレ肉のグリル。トリュフソースが香ばしく、驚くほどやわらかい。この頃にはお腹も大満足に。デザートはカタナーラとチョコレートムース、いちごソースを添えたフルーツをプレートでいただきました。

リゾートホテル コルテラルゴ伊豆高原 温泉 夜
(C)Aya Yamaguchi

夕食後、食休みしてからの、夜のひとりじめ温泉もまたいいものです。見上げた空に星を見つけたとき、いつもよりうれしく感じたのは、心身が健やかに整ってきたからでしょうか。

また忙しい日常を抜け出して、ここに戻ってこよう

リゾートホテル コルテラルゴ伊豆高原 寝室
(C)Aya Yamaguchi

やわらかな朝日に起こされると、昨夜はけっこう遅くまで夜更かししていたのにすっきり目覚めている自分に驚きます。

リゾートホテル コルテラルゴ伊豆高原 朝食
(C)Aya Yamaguchi

朝は8:00〜9:00の間にレストランにて。こちらもオプションで部屋食に変更可能です。筆者は光あふれるサンルームでいただきました。ミックスベリージュース、ホテル自家製のパン、ミネストローネ、山葵を練り込んだソーセージと薫製ベーコン、サラダ、スクランブルエッグ。

クランベリーのパンと薫製ベーコンがおいしかった!

リゾートホテル コルテラルゴ伊豆高原 バリスイート リビング
(C)Aya Yamaguchi

朝食後、客室に戻ると、「おかえり」と部屋が迎えてくれるようでした。まるで我が家のようにホッとし、すっかりこの空間に馴染んでいる自分がいました。

そしてコーヒーを飲みながらゆるゆるしていたら、あっという間にチェックアウトの10:00に。まだここに居たい気持ちを残しつつ、また忙しい日常を抜け出して、ここに戻ってこようと思いました。

今度は誰と来ようかな。一人でおこもりもいいけれど、女子旅でも、カップルでも、ファミリーでも、それぞれ楽しめそう。記念日宿泊する方も多いそうですよ。


(C)Corte Largo IZU-KOGEN

リゾートホテル コルテラルゴ伊豆高原
住所:静岡県伊東市富戸1038-73
電話番号:0557-51-5041
チェックイン:15:00
チェックアウト:10:00
HP:https://cortelargo.jp
PROFILE

山口彩

Aya Yamaguchi 統括編集長

インターネットプロバイダ、旅行会社、編集プロダクションなどを経てフリーに。旅と自由をテーマとしたライフスタイルメディア「TABIZINE」編集長を経て、姉妹媒体「イエモネ」を立ち上げる。現在は「TABIZINE(タビジン)」「イエモネ」「novice(ノーヴィス)」「bizSPA!フレッシュ」統括編集長。可愛いものとおいしいものとへんなものが好き。いつか宇宙に行きたい。

インターネットプロバイダ、旅行会社、編集プロダクションなどを経てフリーに。旅と自由をテーマとしたライフスタイルメディア「TABIZINE」編集長を経て、姉妹媒体「イエモネ」を立ち上げる。現在は「TABIZINE(タビジン)」「イエモネ」「novice(ノーヴィス)」「bizSPA!フレッシュ」統括編集長。可愛いものとおいしいものとへんなものが好き。いつか宇宙に行きたい。

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