【1】気楽に楽しみながらボランティアできる
ボランティアを何度も体験している人たちは、気軽に楽しみながらボランティアを行っているそうです。ボランティアと聞くと、ハードルが高いイメージですが、そんなことは決してありません。
確かに東日本大震災が起こる前は、ボランティアは世間のための奉仕作業であり、自分のためにしてはいけないというイメージがありました。しかし、東日本大震災でボランティアを経験した人たちは、ボランティア活動を通して「楽しさ」、「成長」、「出会い」を体験し、現在は“自分のためにボランティア”をしている人が増えてきているそうです。
少し前までのボランティアは、「人のためから自分のため」でしたが、最近のボランティアは、「自分のためから人のため」となり、ボランティア観自体が変わりつつあります。
【2】ボランティア活動はまるで学園祭の準備のよう!?
ボランティアには上下関係がないため、年齢、性別、居住地などが異なる人たちと、フラットなコミュニケーションが取れます。まるで友達とワイワイ放課後に学園祭の準備をしているような雰囲気の中、楽しみながらできる作業も豊富なんです。それが人助けにもなり、運動にもなりますので、“一石三鳥”です。
【3】ボランティアには格安の保険がある
ボランティア活動中に怪我をすると、ボランティア活動保険で通院などの費用が保証されます。保険料は1日100円程度、1年で約500円と格安です。年度で更新となりますので、4月1日に加入すると、丸1年保証されます。これなら怪我の心配をせずにボランティアに参加できますよね。
【4】他にはない達成感を味わえる
自分が行ったボランティア活動が直接的であれ、間接的であれ誰かのためになり、達成感を得られます。現地の人から直接「ありがとう」と言ってもらえるのも、そのうちのひとつです。それはアルバイトでは得ることができない達成感でしょう。
【5】さまざまな出会いがあり、仲間や友人を増やせる
ボランティアに行った地域の人との深く繋がれるのもボランティアの魅力です。また、ボランティアで同じチームだった人たちと仲良くなり、仲間や友人が増える可能性も大。時にはビジネスや恋愛に繋がる出会いがあることも!
【6】セカンドホームのような場所ができる
旅行と同じで、ボランティアは現地に行き、聞いて、見て、体験しないとわからないことがたくさんあります。その体験を通して、ボランティアで行った場所が好きになり、ボランティア後に旅行したり、現地の人から直接情報を得て、その土地の特産物や美味しい料理を味わうこともできます。何度も同じ場所でボランティアすることで、セカンドホームのような場所ができることも!
【7】チームリーダーになると学ぶことが多い
ボランティアのチームリーダーはいろいろな工夫をしないと目標を達成できません。その場の状況に合わせて、多様な人を動かすため、たくさん考えて行動しなければいけないんです。そのため、仕事よりも学ぶことが多く、ボランティアで得たリーダーシップを仕事で活かせる可能性も高いでしょう。
【8】まずはボランティア経験者と一緒に行くのがオススメ
初めてのボランティア・・・一人でいくとドキドキしてしまうかもしれませんよね。また、いきなり難易度の高い(作業内容など)チームに配属されて、戸惑ってしまうことも考えられます。そのため、最初は気心の知れたボランティア経験者の友人や知人と一緒に参加した方が安心です。
【9】良いボランティア先を探すことが大切
ボランティアリーダー(コーディネーター)が理解不足で、ボランティアを労働力としてしか見ていない人だと、ボランティア先で少し嫌な思いをしてしまうかもしれません。良いボランティア先を探すためには、ボランティアの人数が多く、ネットで口コミなどをチェックして、リピーターの多いボランティア先を選ぶことが大切です。
少しハードルが高い印象のあるボランティアですが、「楽しんでいいんだ」と思れば、気楽に参加することができますよね。自分が楽しむことで、人助けができるボランティアスタイルは、この先、どんどん広がっていきそうですよ!
[All photos by Shutterstock.com]