豚のハラミと玉子焼きがひとつの鉄板に!「カルメギサル」
韓国といえば、やっぱりお肉。豚肉のバラ肉を焼いてサンチュで巻いて食べる「サムギョプサル」は、もはや日本でもおなじみのスタイルとなりました。せっかく韓国へ行ったなら、いつもとは違う焼肉を食べてみたい・・・そんな方にオススメなのがこちらの「カルメギサル」です。
お肉は豚肉のハラミ部分。香ばしく焼き上げた一口大のお肉を、サンチュやえごまの葉などを巻いて食べます。サムギョプサルよりもさっぱりとしていて、歯ごたえもしっかり。ギュッと詰まったお肉の旨味が、体中に染み渡るようなおいしさです。
なんといっても驚きなのが、お肉を焼く鉄板の形!外側はまるっと溝になっていて、お店の人が、その中にタマゴを流し込んでくれるのです。お肉が焼きあがる頃、ネギやキムチも入った玉子焼きが完成。最高のおつまみになり、気づけば空の焼酎瓶だらけ・・・。韓国語が飛び交うざわついた店内の雰囲気も、旅行気分をどんどん盛り上げてくれますよ。
所在地:ソウル特別市麻浦区桃花洞194-18
価格:カルメギサル13,000ウォン(約1,200円)、豚カルビ13,000ウォン(約1,200円)、塩焼き:13,000ウォン(約1,200円)、豚の皮:8,000ウォン(約730円)
韓国人にも新感覚!?「ニンニクトッポギ」
韓国人の友人に「食べさせたい!」と案内されたのが、この「ホンデニンニクトッポギ」。トッポギは好きだけど、食事の時間にトッポギって、なんだか物足りないかも・・・と、ほんのり思っていたところに登場したのが、この「ニンニクトッポギ」。その存在感に、思わず声が出ました。「なにこれ〜!!!」。
トッポギの上には、ニンニクがたっぷりと乗っかっていて、しかも麺まで入っています。ここまでお汁に浸かったトッポギというのも珍しく、モチモチ食感のお餅や麺との相性は抜群です。甘辛いだけでなく、その中に感じるニンニクのガツンとした香りと風味が、かなりあと引くおいしさ。
本来、トッポギにはニンニクを使用しないそう。つまり、ここだけの新感覚トッポギを味わうことができます。このほかキンパ(韓国の海苔巻き)やエビフライなどのサイドメニューも豊富。せっかく韓国へ行ったのなら、思いっきりニンニクを楽しんでみてはいかがでしょうか!?
所在地:ソウル特別市麻浦区西橋洞355-25
価格:ニンニクトッポギRサイズ8,000ウォン(約730円)、 Lサイズ11,000ウォン(約1,000円)
ソウルならでは!サクッとドラム缶で「立ち食い焼肉」
ショッピングや両替にと、とにかく便利なソウル最大の繁華街・明洞。旅行中は立ち寄る機会も多いと思います。いろいろ歩き回って経由した明洞で、突然やってくる空腹。「食事時間まではだいぶあるし、カフェも行くお店は決めている。でも、何か食べないとこの先絶対ツライ!」・・・わかります。グルメやカフェ天国の韓国では、こんな瞬間の食べ物選びも慎重にしないと、帰国後「食べとけばよかった」の後悔が激しいことを!
そんなときにオススメなのが「明洞ソソカルビ」。サクッと焼肉が食べられる立ち食いスタイルのお店です。
こちらでは、日本にはない焼肉体験をかなり気軽に楽しめちゃうんです!というのも、立ち食いで焼肉というスタイルをはじめ、お肉を焼くのもドラム缶、注文できるのも味付き牛カルビと飲み物のみ。キムチやライスなどは持ち込みOKという、“韓国感”満載のお店なのです。一緒に出てくる甘辛のつけダレも、ニンニクや薬味たっぷりで、このあとの観光やショッピングのためのパワーをしっかり注入できます。帰りのフライト時間に余裕があるときには、ソウル飯の“シメ焼肉”としてもオススメですよ!
このお店の本家は、新村にある「延南ソ食堂」。こちらも、かなり通いたくなるお店です。旅行中、「韓国をもっと感じたい」と思った際は、ぜひチェックしてみてくださいね。
所在地:ソウル特別市中区明洞2街23
価格:味付け牛カルビ(1人前150g)15,000ウォン(約1,400円)
ボリュームたっぷりで、味も見た目もパンチの効いたソウル飯の数々。安心して旅へ行く日が来たら、ぜひとも選択肢に入れてみてくださいね。少しの間お預けになってしまった海外旅行ですが、おうち時間を過ごす今だからこそ、思い出にも浸りながら次回の旅行にまでパワーを蓄えてみてはいかがでしょうか?