
木の街・桜井のログハウスのケーキ屋さん「木風」
フィンランドから取り寄せたという本物のログハウスのケーキ屋さん「旬作菓子工房 木風」。その外観に子どもに戻ったようにワクワクして、扉を開けました。お店の中も木のぬくもりに包まれて、目の前のショーケースには宝物のようにケーキがずらりと並んでいます。

「かぼちゃとキャラメルのすてきデザート」(390円・税抜)、「ホワイトチョコケーキ」(320円・税抜)、「レアチーズケーキ」(350円・税抜)など、チョコレート系、季節のケーキ、シュークリーム、バウムクーヘンと、大きくて見た目もかわいらしいデコレーションのケーキばかり!時季に応じて旬のケーキも変わるようで、季節ごとの楽しみがありますね!

「卵不使用お母さんの牛乳プリン」(220円・税抜)は、卵アレルギーのお子さんにもうれしいスイーツ。大人向けなコーヒー味もありますね。

ショーケースの向かい側には、パイ、サブレ、フィナンシェ、パウンドケーキ、クッキーといった焼き菓子も所狭しと並んでいました。洋風だけでなく、抹茶、さつまいも、黒ごまなどの和素材のスイーツも。

ふんわり優しい味わいの焼き菓子たち。「抹茶フィナンシェ」を購入しましたが、こちらには小豆もしのばせてありました。

プレゼント用の包装も手作りの温かみがあって、小さな子から大人まで地元の方に愛されていることにも納得です。
日当たり抜群の喫茶スペースでケーキ休憩

お店の奥は喫茶スペースになっていて、先にケーキを注文してから席へ向かうというスタイルです。

今回、旅の疲れを癒やしてくれた「プリンケーキ」(350円・税抜)。プリンとケーキというハイブリッドな組み合わせです!

上には、ゼリーのような光沢のコーティング。その下には、たっぷりの生クリームとプリンが重なっています。

ケーキの後ろの方に細かな焼き菓子がくっついて、パイのようにサクサク!やわらかな生クリーム、ビターなカラメルソース、濃厚なのに優しいプリン。普通のプリンにはない贅沢なバランスを楽しめる一品でした。
朝から行きたい木風のカフェメニュー
喫茶スペースでは、ケーキだけでない魅力的なメニューもあったので紹介します。それが、厚み約5cmのトーストです!

飛騨酪農のはちみつバターの「はちみつバタートースト」(600円・税抜)、生クリームとラムレーズンのお酒がきいた「木風な生レーズンサンド」(650円・税抜)、山盛り生クリームが写真映えする「木風流小倉トースト」(650円・税抜)と、トーストもケーキ並みのボリューム!

「紀州のみかんジュース」、関西の喫茶店の味「自家製みっくすじゅーす」などドリンクも。

しかも、モーニング(9:30〜12:30)は、「ドリンク代+100円」で、トースト・ゆで卵・クッキー付きと、朝から行きたくなりますね!

やわらかなタッチのイラストが置いてあり、壁にはフォークギターが飾られて、ピアノもありました。穏やかな空間に自然光も差し込んで、ピクニック気分を味わえます。“ログハウス×音楽×ケーキ”に包まれた木の街のケーキ屋さんへ、安倍文殊院の参拝後の休憩にお土産の買い物に、ぜひ立ち寄ってみてください。
旬作菓子工房 木風
住所:奈良県桜井市安倍木材団地2-7-24
電話:0744-43-5254
営業時間:9:30~20:00
定休日:月曜
*新型コロナウイルスの影響で月曜が臨時休業です
交通:近鉄大阪線「大橋駅」・JR桜井線「香久山駅」から徒歩約25分、JR桜井線「桜井駅」から徒歩約30分、「安倍文殊院」から徒歩約10分
HP:
http://www.cake-kofu.com/
Instagram:
@kofu__shunsaku
[all photos by kurisencho]

kurisencho ライター
熊本県天草の凪いだ海と潮の香りの中で育ちました。東京に住むことで、新しいもの、昔からあるものの良さを再発見し、今まで見てきた世界が広がりました。デジタル化の中で生きるアナログの力を確信し、儚いけど美しい、人と風景の一瞬をとらえたいと思い写真を撮っています。
奈良の観光地をちょっと離れて、グルテンフリーの大人スイーツに会いに行こう
Oct 9th, 2020 | kurisencho
日本でも耳にするようになった“グルテンフリー”。近鉄奈良駅から少し離れた船橋商店街を歩いていたらグルテンフリーのスイーツカフェ「GLUTEN FREE is THE NEW BLACK(グルテンフリーイズザニューブラック)」を見つけました。小さな店内には、マフィンやタルトなど丁寧に作られたスイーツがたくさん。そんな出会いにうれしくなって、いろいろいただいてみました。
極上のもちもち!「天極堂」が守り続ける貴重な吉野本葛がそろうカフェ【奈良
Aug 27th, 2020 | kurisencho
奈良旅の玄関口であるJR奈良駅の2階にある「吉野本葛天極堂(てんぎょくどう)」。奈良県内に7店舗を構え、日本の伝統食材「吉野本葛」を届けているお店です。今回立ち寄ったJR奈良駅店は奈良土産にぴったりな販売店とカフェを併設していました。貴重な吉野本葛のお料理とスイーツを味わえるゆったりカフェを紹介します。
和小物みたいなかわいらしさ!創作おはぎ「ふうのおはぎ」の上品な味わい【近
Aug 15th, 2020 | kurisencho
近鉄奈良駅の小西さくら通りから路地に入ったところに、今注目を集める和菓子“おはぎ”のお店がありました。2020年7月にオープンした奈良の創作おはぎ屋さん「ふうのおはぎ」です。小さなお店に宝石のような色とりどりの創作おはぎが並んでいて、手土産にしたくてさっそく立ち寄ってみました。
さつまミライの焼き芋スイーツ!奈良と九州がコラボしたカフェ「維新蔵」オー
Aug 4th, 2020 | kurisencho
奈良市のもちいどのセンター街の先にある古き町並み・ならまち。そのならまち大通りから横道に入った所に2020年6月に新しいカフェがオープンしました。「焼き芋専門店 維新蔵(いしんぐら)ならまち店」です。焼き芋と、焼き芋のお菓子、さらにソフトクリームやコーヒーという目移りするラインナップ!スタイリッシュな佇まい、なのに肩肘張らずに行ける奈良の新スポットにさっそく行ってみました!
安倍文殊院の参拝後におすすめ!森のケーキ屋さん「旬作菓子工房 木風」【奈
Jul 16th, 2020 | kurisencho
奈良県桜井市にある日本三文殊第一霊場「安倍文殊院」。その参拝後に1kmほど歩いてみると、ついつい立ち寄りたくなる外観のケーキ屋さんを見つけました。それが「旬作菓子工房 木風(こふう)」です。午前中にもかかわらず、おひとりからご家族連れまで、店内にはお客さんがひっきりなし。地元のみなさんに愛される、絵本に出てきそうなケーキ屋さんを紹介します。
秋の歴史散歩にぴったり!「朱雀門ひろば」で遣唐使気分を満喫【奈良・平城宮
Sep 21st, 2019 | kurisencho
奈良観光で思いつくのは奈良公園・東大寺方面ですが、その反対方向に近鉄奈良駅からぐるっとバス(100円/土日祝15分間隔、平日30分間隔で運行)も出ている素敵な地があります。ユネスコ世界遺産の平城宮跡にオープンして1年が経つ「朱雀門ひろば」。復原遣唐使船に乗ったり、平城京の歴史を体験できる奈良注目スポットに、夏の終わりに訪れてみました。
可愛さ抜群の鹿みくじ!春日大社のおみくじは一風変わった姿に【奈良】
Aug 13th, 2019 | 筒井麻由
奈良公園内にある「春日大社」では鹿をモチーフにしたおみくじ、「鹿みくじ」が販売されているって、知っていますか?鹿をモチーフにしたおみくじは木彫りの「鹿みくじ」と、陶器で出来た白い「白鹿みくじ」の2種類。今回は、SNS映えも狙えるキュートなおみくじ事情を調査してきました!
【奈良名産】大仏に鹿に奈良の魅力がギュッと詰まった「まほろばプリン」を現
Jul 6th, 2019 | 筒井麻由
見た目にキャッチーなスイーツを探すのも、旅の楽しみのひとつですよね。今回は、奈良で見つけた、「まほろばプリン」を実食レポートします! 生地の中に最高級の生クリームを使うなど食材にもこだわりを持っているプリンを実際に食べ比べ。そのお味はいかに!?
奈良の新しいお土産にいかが?大和茶の抹茶大福専門店「GRAN CHA」
May 25th, 2019 | minacono
日本茶のルーツといわれる「大和茶」を使った抹茶大福の専門店「GRAN CHA」が奈良市にオープン。日本のお茶文化のルーツと言われる歴史ある大和茶に特化したこだわりの和スイーツは、奈良だけでなく日本のお土産品としても今後注目です。
バレンタインにもおすすめ!チョコとラムネが出会った「ショコネ」の新商品
Jan 31st, 2019 | 下村祥子
日本発祥の“ラムネ菓子”を様々なフレーバーのチョコレートでコーティングした、新感覚お菓子「choco-ne(ショコネ)」。バレンタインに向けて新たな仲間が登場!地元・奈良県産のブルーベリーやジンジャー、和栗モンブランなどが加わりました!