山形県のパンメーカー「たいようパン」
山形県高畠町にある昭和23年創業の「たいようパン」。国産小麦や地元食材を活用した商品開発に力を入れ、今までにない新しい商品を日々研究し、地域の名店とのコラボ商品も続々と開発している地元のパンメーカーです。
開いたコッペパンにバタークリームとチョコレートをサンドした「ベタチョコ」は、東京五輪の年(昭和39年)に発売以来愛され続けているパン。ほかにも、数多くのご当地パンが生まれています。
現地の工場前には直売所があり、営業時間は週3〜4日間で限定パンも販売。特に休日は午前中で売り切れることも多いそうです!
今回のパン祭りには「長〜いパン(黒糖バタークリーム入り・ミルククリーム入り)」や「チーズカット(マヨネーズチーズ入り)」の名物パンも並んでいました。
黒糖生地に栗の甘露煮・さつまいも・金時豆の入った甘い菓子パン「和ごころ」は、スタッフさんのおすすめ。
山形の秋の風物詩「芋煮会」で最後にカレールーとうどんを入れた締めの味を再現した「山形いも煮カレーパン」(直売所限定)や、
「激辛カレーナン」(直売所限定)も届いていました。
直売所限定「塩こんぶクリームパン」を実食
今回気になった直場所限定販売の「塩こんぶクリームパン」(290円・税込)。
手のひらがすっぽり覆われる大きさで、ずんっと重みがあります!
刻み塩昆布だけでなく、甘納豆も全体にまんべんなく練り込まれて、どんな味がするのかドキドキのパン生地!
具材は裏までまんべんなく!塩昆布の塩気と旨味、甘納豆の少しの甘みが絶妙なバランス。この和素材の旨味は後を引きますね。
中にはカスタードクリームがぽってりと入っています!卵が濃厚で甘すぎず、これだけでも大変美味です!
塩昆布と甘納豆のパンにクリームを合わせると、濃厚×旨味によって深みある和のカスタードクリームへと変化して、意外な相性の良さに驚き!一緒に食べても良し、カスタードを食べた後、パン生地の塩気と旨味で締めくくっても良し。1個で驚きと満足感のあるご当地パンでした。
お取り寄せOKのたいようパン
たいようパンの商品は地方発送も可能で、贈答用の箱での配送やお試しパンセットなどもあり、種類豊富なパンを自宅で楽しめます。
今回の「塩こんぶクリームパン」は直売所か催事にしか登場しないようで、大変貴重な出会いでした!ぜひ、催事で見かけたら試してみてはいかがでしょうか。
住所:山形県東置賜郡高畠町大字深沼2859-6
電話:0238-52-1331
【直売所】
営業時間:9:00~売り切れ次第終了(水土日祝)、サマータイム(6月2日~9月末)8:00~売り切れ次第終了
定休日:月火木金
HP(お取り寄せ):http://taiyopan.com/
[All photos by kurisencho]