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3つの寺院をお参りすると、男女の出逢いが生まれる
「三寺まいり」は、明治・大正時代に、野麦峠を越えて信州へ糸引きの出稼ぎに行った年頃の娘たちが、着飾って瀬戸川の川べりを歩いて円光寺・真宗寺・本光寺の3つの寺院をお参りし、男女の出逢いが生まれたことから、縁結びが叶うおまいりとして全国に知られるようになったそうです。「嫁を見立ての三寺まいり・・・」と飛騨古川の小唄にも唄われており、恋の御利益があるということで、恋を叶えたい人は訪れてみたいものですね。
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当日は、夕方から「雪のろうそく」や瀬戸川沿いの「千本ろうそく」に灯がともされ、町が幻想的な雰囲気に包まれます。
ろうそくの色に意味が
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千本ろうそくには、白いろうそくと赤いろうそくがあり、恋愛成就の願いを込めておまいりする時には白いろうそくをともすのだそう。もしその願いが叶ったら、次の年には赤いろうそくをともすのがならわし。つまり、赤いろうそくの数だけ幸せが生まれたと感じることができるといわれています。
例年は、着物姿のたくさんの若者が訪れるとのことですが、2021年1月15日(金)の三寺まいりは、規模を縮小して行われます。雪像ろうそくの設置と円光寺、真宗寺、本光寺の山門のライトアップは行われますが、門前市(バザー)、千本ろうそく、灯籠流し、着物レンタルは実施しません。
三寺まいりで参拝する3つのお寺
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円光寺
浄土真宗、西本願寺派のお寺。三寺まいりは、飛騨古川の観光スポット瀬戸川に隣接する円光寺から始めます。本堂の屋根下の両側に施された亀の彫り物には、明治37年の古川町の市街地をほとんどを焼失させた古川大火から、このお寺を守ってくれたという「水呼びの亀」の伝説があります。
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電話:0577-73-2954
真宗寺
荒城川沿いに位置する真宗寺は、荘厳な佇まいと、荒城川にかかる今宮橋の赤い欄干とのコントラストが美しいことから撮影スポットになっています。春には川沿いを埋め尽くす桜、夏には深い緑、秋には美しい紅葉、冬には静かな雪景色と、季節ごとの風景の変化も味わい深いお寺です。
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電話:0577-73-2730
本光寺
本光寺の本堂は、木造建築では飛騨地域で最も大きく、市内随一の存在感を誇るお寺。敷地内には、その昔、製糸業の盛んな信州に出稼ぎに行ったという多くの飛騨の若い女性たちの姿を描いた小説『あゝ野麦峠』を記念した文学碑も建てられています。
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電話:0577-73-2938
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