露天風呂付き客室が4900円!おひとりさまプランで箱根の温泉宿に泊まってみた【仙石原 ススキの原一の湯】

Posted by: わたなべ たい

掲載日: Jan 24th, 2021

温泉番付でも毎年上位にランクインする箱根。そんな関東きっての人気温泉地の箱根で、1泊4,900円という温泉宿を発見!しかも、しかも、この値段で露天風呂付きの客室に泊まることができるというから驚き。果たしてどんな温泉宿なのか期待が高まります!

おひとりさまプランで極上温泉を満喫

露天風呂付きの客室に、1泊素泊まり4,900円~という衝撃的な値段で泊まることができるのが「仙石原 ススキの原一の湯」。箱根で10施設を運営する、寛永7年(1630年)創業の「一の湯グループ」の一施設。

露天風呂付き客室が4,900円とは、にわかに信じられませんが、その宿泊プランがおひとりさま向け「令和版おこもり湯治プラン」。密を避けられてこの時世にはぴったり!最大5泊することができるので、誰にも邪魔されずにおこもりしてワーケーションなんて使い方もできちゃいます。2021年2月28日までの期間限定プランなので、早めの予約は必須ですよ!

ワーケーションを忘れさせる白木のしっぽりした雰囲気

黒壁からなる建物がしっぽりした和風情緒を醸し出し、2階建ての本館と3階建ての別館からなる宿は全67室。全客室に露天風呂が付いていることからもわかるとおり、通常なら〇万円もするので、その客室も折り紙付きのグレード。

引き戸を開ければ、白木と白壁の凛としていながら、ほっこり温かみのある空間が広がります。これはおこもりが存分に楽しめそう!

小上がりにマットレスが配された本館の「露天風呂付ツイン和室」は、広さ約29平方メートル。ひとりなら十分すぎる広さで、きれいな白木や琉球畳からなる空間がなんとも気持ちよいこと。Wi-Fi環境も整っているのですが、ワーケーションすることを忘れそうなバケーションな居心地です。

4,900円が嘘のような客室露天風呂の心地よさ

障子を開けると現れるのが客室露天風呂! 思わず声を上げてしまいそうな絶妙の佇まい。無色透明の大平台温泉の湯がなみなみとあふれます。

湯に身体を沈めれば極楽、極楽。石造りの露天風呂は、ひとりで入るのにちょうどよい大きさ。

目隠しの雨戸を開ければ、木立を望み、箱根の自然に抱かれながら誰に気兼ねすることない温泉三昧を楽しめます。だから・・・ 完全にバケーションモードになってしまうこと間違いなしなのです!

とくにちょっと早起きして、まだ明けきらぬ夜を残した空の中で入る客室露天は最高の心地よさ。バスタオルやフェイスタオル、浴衣などのアメニティーもしっかり用意されています。

2種類の泉質が楽しめる大浴場で温泉三昧

客室露天風呂だけでも十分なのですが、内湯と露天風呂が備わった大浴場では、泉質の異なる2種類の温泉を楽しめます。

高い天井で一面ガラス張りになった内湯では、客室露天風呂と同じ無色透明の大平台温泉の湯。

きれいな青石を使った湯船の露天風呂では、その日の天候などにより色を変える乳白色の大涌谷温泉が引かれ、肌に優しく馴染んでいくしっとりとした硫黄泉を楽しめます。


(C)仙石原 ススキの原一の湯

宿泊したのは本館の「露天風呂付ツイン和室」でしたが、別館には、和モダンな「湿原側露天風呂付和洋室」や「山側露天風呂付和洋室」などもあり、「令和版おこもり湯治プラン」なら、どの客室も4,900円で宿泊することが可能。徒歩1分のところには隣接するようにコンビニエンスストアもあり、素泊まりでも何不自由することなく“ぼっち温泉”を満喫することができます。

仙石原 ススキの原一の湯
住所:神奈川県足柄下郡箱根町仙石原817-77
料金:【令和版おこもり湯治プラン】1泊素泊まり1名4,900円~(1名利用時)
CHECK IN/OUT:15:00/10:00
客室数:67室
アクセス:電車/小田急線ほか「箱根湯本駅」より箱根登山バスで「台ヶ岳」下車、徒歩1分 車/小田原厚木道路「箱根口IC」より県道138号を経由して約32分(新宿などから高速バスもある)
URL:https://www.ichinoyu.co.jp/susuki/
予約URL:https://bit.ly/2LFVhF2

※2021年1月現在、新型コロナウイルス感染症対策のためサービス体制や料理提供方法などが通常と異なることがあります

[Photos by (C)tawawa]

PROFILE

わたなべ たい

TAI WATANABE ライター・エディター・ディレクター

10代のころ、自転車でメキシコ・グアテマラを縦断し多くのことを学ぶ。それをきっかけに情報誌・旅行誌の取材を通じて、中南米・カリブ海を中心に世界各国で豊富な取材を経験。海外を見てきたからこそ日本は大好き! 紙とWEB、ふたつの媒体特性に精通した複眼的視点を持っている。
https://taijin.mystrikingly.com

10代のころ、自転車でメキシコ・グアテマラを縦断し多くのことを学ぶ。それをきっかけに情報誌・旅行誌の取材を通じて、中南米・カリブ海を中心に世界各国で豊富な取材を経験。海外を見てきたからこそ日本は大好き! 紙とWEB、ふたつの媒体特性に精通した複眼的視点を持っている。
https://taijin.mystrikingly.com

SHARE

  • Facebook