(C)長楽館

咲き誇る桜を表現した創作羊羹「花麗」【俵屋吉富】

(C)俵屋吉富

「京菓子司 俵屋吉富」の創業は宝暦5年（1755年）、約265年の歴史ある老舗です。銘菓「雲龍」でもよく知られています。

(C)俵屋吉富

透き通った琥珀羹にピンクや白の桜が浮かぶ姿が愛らしい、創作羊羹｢花麗（はなうらら）」は2022年4月10日頃までの春限定。「麗らかな春の野に咲き誇る爛漫の桜の華やかな情景」を、三層仕立ての細工羊羹で表現しています。待ち遠しい桜を思いながらお茶といただけば、気分がほっこり和みます。

WEB＆京都のみ！桜色の餡を包んだ春限定「花のつばらつばら」【鶴屋吉信】

(C)鶴屋吉信

享和3年（1803年）創業、200年以上の歴史を持つ老舗「鶴屋吉信」。西陣織で隆盛を極めた地に本店があります。

ロングセラー品の一つ、もち粉を使った焼き菓子「つばらつばら」。その餡を桜色の白あんに変え、白小豆をこめた春色の「花のつばらつばら」は、京都地区とお取り寄せのみの春限定バージョンです。焼皮には桜の花の焼き印が施されています。

米粉を用いたもっちり、しっとりとした食感の焼皮の中には、備中産白小豆をこめた桜色の餡を包み込んでいます。白小豆のあっさりとしたまろやかな風味と、桜色の餡が春を運んできてくれるような一品です。

(C)鶴屋吉信

キューブ状のBOX（1箱5個入り）は、開くとパッと花が咲いたような華やかさ。BOXの二段重ねもボリュームがありおすすめです。ホワイトデーの贈り物にいかがですか。

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桜色と桜の香りで春爛漫「桜ラングドシャ」【笹屋伊織】

(C)笹屋伊織

江戸中期（1716年）創業、300年余りの歴史ある老舗「笹屋伊織」。代表銘菓「どら焼」をはじめ、伝統の味と技術を守りつつ新作を生み出しカフェを展開したりと、新たな試みにも意欲的です。

(C)笹屋伊織

ニュアンスのあるピンク色が、パッと華やいだ気分にしてくれる「桜ラングドシャ」。桜の香りがほんのりと漂い、中に挟んだホワイトチョコレートの優しい甘さが広がります。サックリとした歯ごたえと、口の中でほどけていくような繊細な美味しさ。京都土産にはもちろん、ホワイトデーにもおすすめです。

毎年人気！桜と抹茶の競演「さくら抹茶だいふく」【伊藤久右衛門】

(C)伊藤久右衛門

天保3年（1832年）創業、宇治老舗茶舗「伊藤久右衛門」の「さくら抹茶だいふく」は、春季限定で毎年人気の一品。口の中でなめらかにとろける抹茶カスタードあんを、ほんのりとピンクに染まった皮で優しく包み込んでいます。

(C)伊藤久右衛門

もちもちの生地は、手にするとその柔らかさに驚きます。抹茶カスタードあんには小豆は一切使わず、ふわっと広がるバニラの香りと、ほろ苦い抹茶の風味が後に残ります。見た目は和菓子ですが、口に含むと実は和洋菓子というサプライズも楽しいですね。

愛らしいピンク色が春を呼ぶ新作「長楽館パウンドケーキ 桜」【長楽館】

たばこで財を成した煙草王・村井吉兵衛によって、明治42年（1909年）、国内外の賓客をもてなすために建てられた洋館「長楽館（ちょうらくかん）」。円山公園に隣接する華麗なる歴史が残る空間は京都市有形文化財に指定され、現在はホテル、レストラン、カフェ、バー、ウェディング会場などに活用されています。

(C)長楽館

桜の花びらを添えた、淡いピンク色が愛らしい春限定の新作「長楽館パウンドケーキ 桜」。吟味した上質で安全な材料を用い、丹精込めて焼き上げたケーキに、桜と柚子の香りを合わせた糖衣がけを施しています。

(C)長楽館

柚子を効かせた生地の中に桜の花びらを仕込んで焼き上げ、ふわりとしたケーキに表面のシャリっとした食感がアクセントに。春らしい優しい香りは、紅茶やほうじ茶とよく合います。優雅な春のケーキは、贈り物にも喜ばれそうですね。
※2022年2月26日（土）販売開始 先行予約受付中

ロザンベール葉

ロザンベール葉

主に横浜・東京で育ち、縁あって京都に在住。美術書出版社勤務を経て、フリーランスライター歴20年余り。フランス人のパートナーと共に、フランスとイタリアを中心に気ままな旅をする。海はどこも好きだけど、「地中海」という響きに憧れる。マイペースが好き。