幻の0番ホームも!妖怪ワールド炸裂のラッピングがスゴすぎた【鬼太郎列車】

Posted by: わたなべ たい

掲載日: May 27th, 2022

『ゲゲゲの鬼太郎』の作者としても知られる水木しげる氏。その出身地である鳥取県の境港市は“ゲゲゲの街おこし”で大成功! 177体もの妖怪ブロンズ像が商店街に立ち並ぶ妖怪ワールドが炸裂しているのですが、その境港まで行列車もスゴイことになっています!

鬼太郎列車

6種類の鬼太郎列車に乗って妖怪ワールドへ

鬼太郎列車2

177体もの妖怪ブロンズ像が商店街に立ち並ぶ「水木しげるロード」で有名な鳥取県境港市。そんな境港市を訪れるなら、絶対に列車がおすすめ! 境港市に行く前から妖怪の世界にどっぷり浸れること間違いなし。

鬼太郎列車3

米子と境港を結ぶJR境線には、鬼太郎列車が疾走! 鬼太郎はもちろんのこと、ねずみ男やねこ娘、目玉おやじ、こなきじじい、砂かけばばあなど、全6種類がラインアップ。境港の最寄りである米子空港駅も通るので、飛行機で到着したときにもスムーズに利用できます。

鬼太郎列車種類

ちょっと怖かったり、愛嬌があったりするペイティングに心はウキウキ! 米子から境港までの16駅には、妖怪の愛称名まで付けられ、米子駅は「ねずみ男駅」、境港駅は「鬼太郎駅」、米子空港駅は「べとべとさん駅」など。

鬼太郎列車4

米子駅には幻の霊番ホームがあった!

鬼太郎列車0番ホーム

鬼太郎の世界観を表すようなカラフルなペインティングに目を奪われますが、妖怪ワールドへの誘い方がスゴイ! 米子駅には、なんと幻の0番ホームがあるんです。「霊番」ですよ! JRのホームに「0番ホーム」があること自体衝撃的。

鬼太郎列車0番ホーム2

うわぁ~ホントにあるんだ~、0番ホーム!

鬼太郎列車0番ホーム3

鬼太郎列車0番ホーム4

目玉おやじが案内しているように、0番ホームには鬼太郎列車が停車中。

鬼太郎列車0番ホーム5

ねずみ男のブロンズ像や鬼太郎のベンチなども配された特別仕様になっています。ちなみに、米子駅から境港駅までの所要時間は約50分。

鬼太郎列車0番ホーム6

少しおどろおどろしい妖怪アナウンスに大注目

鬼太郎列車5

外装だけではないんですよ! 車内もキャラクター感を大切に細部にわたりペインティング。

鬼太郎列車6

シートにはワンポイントのねこ娘。

鬼太郎列車7

天井を覆い尽くすような大迫力のペインティングも。

こちらはねずみ男バージョン。

鬼太郎列車8

一緒に写真が撮れるようになっていたりします。

鬼太郎列車9

ド肝を抜かれたのは車内アナウンス。鬼太郎やねこ娘、目玉おやじなどが各駅への到着を知らせてくれます。「次は~、○○、○○です」のように。字面では伝わらないのですが、このアナウンスが、少しおどろおどろしくてなんとも魅力的。思わず聞き入ってしまいます。

鬼太郎列車待合室

妖怪の聖地!? 境港駅の待合室も特別仕様。妖怪たちの霊力に取りつかれないようにしてくださいね。

※2022年5月現在、新型コロナウイルス感染症対策のため営業時間やサービス体制などが通常と異なることがあります

[Photos by (C)tawawa]

PROFILE

わたなべ たい

TAI WATANABE ライター・エディター・ディレクター

10代のころ、自転車でメキシコ・グアテマラを縦断し多くのことを学ぶ。それをきっかけに情報誌・旅行誌の取材を通じて、中南米・カリブ海を中心に世界各国で豊富な取材を経験。海外を見てきたからこそ日本は大好き! 紙とWEB、ふたつの媒体特性に精通した複眼的視点を持っている。
https://taijin.mystrikingly.com

10代のころ、自転車でメキシコ・グアテマラを縦断し多くのことを学ぶ。それをきっかけに情報誌・旅行誌の取材を通じて、中南米・カリブ海を中心に世界各国で豊富な取材を経験。海外を見てきたからこそ日本は大好き! 紙とWEB、ふたつの媒体特性に精通した複眼的視点を持っている。
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