ロンドンから日帰りで行ける、イングランド南海岸・イーストボーンの白い岸壁。連なる白い頂が寄り添う美しい七人姉妹に例えられ、「セブンシスターズ」と呼ばれています。
美しい風景と対照的に迫力のあるスケール
その白さから、「ホワイトクリフ」「チョーククリフ」などの愛称も。約15kmに渡り、石灰層の断面が続いています。
一番高い場所は、150mもあります。人が豆粒のよう。崖の上に柵などはなく、高所恐怖症の人は要注意です。
上から眺めるか、下から眺めるか
一帯はセブンシスターズ国立公園になっています。岸壁までは、上に行くにも下に行くにも、歩いて45分ほど。途中、たくさんの羊や牛たちが放牧されていて、のどかな景色の中トレイルが楽しめます。
晴れた日の崖の上では、丘の緑と青い海、姉妹の白い肌と美しい色彩に彩られた絶景が望めます。
一方、崖の下からは、そびえ立つ崖の迫力を間近で感じることができます。潮の満ち引きによって、崖を眺められる位置が変わるので、現地のビジターセンターなどで確認しておくとよいそうです。
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干潮時は灯台の土台も露わに。窓が人の顔のように見え、ちょっと可愛い。
天気の変わりやすいイギリスですが、セブンシスターズは何といっても晴れた日に訪れたい場所。天気予報チェックと、てるてる坊主をお忘れなく。
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