【大人が恋する京都冬の美味】とりあえず「これを食べておけばOK」10選

Posted by: 青山 沙羅

掲載日: Nov 10th, 2016

今や世界的な観光都市「京都」。京都は風光明媚な景観だけではなく、独特の食文化にも惹かれますね。他の土地では食べられない、京都の美意識を感じるもの。冬の京都で食べたいうまいもんのために、京都へ向かいたくなるのです。

【京都冬の美味10選】おとなが恋する京のうまいもん

鯖寿司

天明元年(1781年)創業、京の町衆がハレの日に好んで食べた味。完成されたフォルムに、京都の美意識を感じます。やや甘さを感じる鮨飯としめた鯖の相性が絶妙。

[京都祇園新地 いづう]

にしんそば

関東ではあまり見かけない、にしんそば。冬の京都には欠かせないもの。甘辛く炊いた味のしみた身欠きにしんから出る旨味と、蕎麦つゆがベストマッチ。京の底冷えから、身体を温めてくれます。

[総本家にしんそば 松葉]

湯豆腐

京の水で洗われた、雪のような豆腐。土鍋でふるふると揺れる豆腐は、冬の京都に似合います。

[総本家ゆどうふ奥丹清水] 

衣笠丼

油揚げと九条ねぎを出汁で炊きあげ、卵でとじた「衣笠丼」。出汁がしみたおあげの旨味がたまりません。京都人は、おあげの扱いが本当に上手です。薄く切ったかまぼこと九条ねぎを卵でとじたものは「木の葉丼」と呼び、いずれも京都ならではの呼称です。

[本家尾張屋] 

京都 ねぎうどん

うどんが見えないほど丼を覆うのは、たっぷり盛られた九条ねぎ。京野菜の九条ねぎの甘さを堪能しましょう。まんなかに盛られた生姜は、全体を引き締めるアクセントでもあり、身体をポカポカと温めてくれます。

[祇をん 萬屋] 

京都 ねぎ焼き

【You Tube】嵐山のむら名物の「ねぎ焼き」を1分で紹介/ いいみやこネット

京都人のソウルフード。小腹が空いた時に食べたい。

[嵐山のむら]

おじゃこ

ちりめんじゃこと山椒の実を炊いたおじゃこ。これさえあれば、ごはんのおかずは他にいりません。

京漬物

【京都冬の美味10選】おとなが恋する京のうまいもん

漬物が苦手な筆者でも手が伸びる壬生菜の浅漬け、柚子大根、刻んだ柴漬け。小鉢に盛るだけで、食卓が華やぎます。

麩まんじゅう

むっちりもちもちした生麩の美味しさ。ひんやりした食感は、なぜか冬の方が旨味を強く感じます。

[麩嘉]

あぶり餅

きな粉をまぶし、白味噌ダレをとろりと絡めた一口サイズのお餅。炭火で焙った香ばしさがたまりません。今宮神社の参道にあるあぶり餅 一和は、平安時代創業の日本最古の和菓子屋。

[あぶり餅 一和]

京都独自の食文化が、私たちを惹きつけて止みません。実は始末屋さん(倹約)の食が多いのに、魅力的に変えるのが京料理の魔法。底冷えの京都に似合う、おとなが恋してしまう美味が数多くあります。

[Photos by Shutterstock.com]

PROFILE

青山 沙羅

sara-aoyama ライター

はじめて訪れた瞬間から、NYに一目惚れ。恋い焦がれた末、幾年月を経て、ついには上陸。旅の重要ポイントは、その土地の安くて美味しいものを食すこと。特技は、早寝早起き早メシ。人生のモットーは、『やられたら、やり返せ』。プロ・フォトグラファーの夫とNY在住。

はじめて訪れた瞬間から、NYに一目惚れ。恋い焦がれた末、幾年月を経て、ついには上陸。旅の重要ポイントは、その土地の安くて美味しいものを食すこと。特技は、早寝早起き早メシ。人生のモットーは、『やられたら、やり返せ』。プロ・フォトグラファーの夫とNY在住。

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