韓国グルメと言えば、とりあえず焼肉になっていませんか？ それなら、とってももったいないお話。なぜなら、韓国にはおいしいものがまだまだあるからです。
その中のひとつがストリートグルメ。屋台の立ち並ぶ町の景色が風物詩のひとつでもある韓国、食べ物の種類もとても豊富です。
地元の人も立ち止まって、おいしそうに屋台の食べ物をついばんでいるのをよく見かけます。
そろそろ、ガイドブックにあるレストラン巡りにも飽きたあなた、真の韓国のおいしさを知りたいあなた、ストリートグルメ探求の旅にでかけませんか？
おすすめの韓国ストリートグルメをご紹介します。
まずは、これを押さえよう！ ストリートグルメ王道３品！
韓国ストリートグルメは、とっても種類が豊富です。
麺類などのしっかりご飯系から、焼き栗や饅頭などのおやつ系まで色々。中には蚕のさなぎなんて変わったものもあって、何を食べるか迷ってしまいます。
そんな時は、まずこちらのストリートグルメ王道3品を試してみましょう。
それは、「トッポッキ（写真手前）・おでん（写真奥）・天ぷら（写真右）」
トッポッキは韓国のおやつ、辛旨ソースに和えたお餅で、もっちりとした食感と、辛い、でも旨いソースが病みつきのおいしさです。
おでんと天ぷらは日本にもありますが、やはり、少し日本のものとは違います。その違いを感じつつ頂くのも旅ならではの楽しさですよね。
他にも食べたいこんなもの、あんなもの！
さて、ストリートグルメデビューを果たしたら、こんなものも食べてみましょう。
韓国料理の定番、冷麺「ミルミョン」。つるっとしたのどごしと辛旨ソースがおいしいですよね。
それから、韓国のり巻き「キムパッ」。日本ののり巻きは酢飯ですが、こちらはご飯。野菜たっぷりの具がおいしくって、ヘルシー。
そして、ぜひぜひ食べたい「マンドゥ」。肉汁たっぷりのおいしい韓国餃子です。マンドゥには、様々な具や形がありますから、色々食べ比べてみるのもいいですね。
他にも、魚のすり身の串揚げ「ハッバ」や豚の腸詰め「スンデ」、卵の入ったパン「ケラパン」などたくさんのものがありますので、「おいしそう！」の勘で立ち止まって、ぜひ味見してください。
やっぱり甘味も外せない！
ストリートグルメにはもちろん甘味もあります。韓国の伝統菓子からワッフルやクレープなど、種類も様々、目移りしていまします。
でも、まず最初はやっぱり韓国のお菓子を味わいたいものですね。人気の屋台では行列ができるほどの人気、みんな大好きな「ホットック」をまず食べてみましょう。
こちらがその「ホットック」。バターの香ばしい香りの揚げたてのパンに、ナッツたっぷりの具を入れてくれます。これがなんともえも言われぬおいしさなのです。
ストリートグルメの醍醐味は何と言っても“できたて！ ”目の前で、素晴らしい手さばきで作られていくのを見るのも楽しいですよね。
それから、各種ある焼き菓子。日本のもので例えるなら大判焼、今川焼のような感じでしょうか。
色々な具があり、餡子や栗、クルミ、ピーナッツ、バナナなどなど。中の餡や味を模したような形をしていることが多いですので、言葉が分からない場合は、形を見て買ってみてもいいですね。ちなみに写真は芋餡の入ったもの。
こんな感じで焼いています。焼きたてホクホクのおいしさと、やさしい芋の甘さが、なんだか懐かしい味です。
他にも、魚の形をしたお菓子「プンオ」は日本のたいやきのようなお菓子、でも鯛ではなく鮒を模した型で焼いたものや、韓国のカルメラ焼き「ポッキ」、また、シンプルに焼き栗や焼き芋など、そしてワッフルやクレープの洋菓子まであり、選ぶのに困ってしまいます。
バリーション豊かで、おいしい楽しい韓国ストリートグルメの世界、次はあなたもぜひ旅してみましょう！
[All photos by Ryoko Fujihara]
PROFILE
Ryoko Fujihara フォトグラファー＆ライター
イタリア・フィレンツェ在住フォトグラファー＆ライター。東京でカメラマンとして活動後、’０９年、イタリアの明るい太陽（と、おいしい食べ物）に魅せられて渡伊。現在、イタリアで撮影・執筆活動をしつつ、更なる美しい景色を求めてカメラ片手に旅を続けている。
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