女性ひとり旅におすすめ! 女性7万人が選んだストレスオフな県第1位は?

Posted by: 青山 沙羅

掲載日: May 17th, 2017

今年のゴールデンウィークは、いかがでしたか。自宅でのんびりとリフレッシュされたでしょうか。それとも、かねがね行きたかった場所へ旅行されたでしょうか。

いずれにしても、楽しかったゴールデンウィークは終わり、また日常生活が始まっています。都会の暮らしは、日々ストレスと隣り合わせ。ストレスの原因は、仕事、人間関係、財政面、健康、環境など、生きていく上で避けられないものです。ストレスなしに暮らせたら、どんなに良いだろうと考えることがありますね。

株式会社メディプラス研究所は、全国の20~69歳の女性約7万人を対象に「ココロの体力測定」(ストレス指数チェック)を実施、2017年版の「ストレスオフ県ランキング」を発表しました。ストレスオフとは、日常に心地良さを感じて、ストレスに対して心のバランスが取れている状態を指します。

ストレスオフ第1位の県は

ストレスオフベスト3をご紹介しますと、ストレスオフ第3位が徳島県、第2位は島根県、そして第1位は愛媛県でした。10位までのランキングの内、7位の青森県を除き、他は全て四国以南に集中しました。

気候が温暖な地域の四国、中国、九州地方の女性のストレスオフ指数が高いのです。その中でも第1位の愛媛県はストレスオフ指数51.3というダントツの結果で、第2位の島根県を大きく引き離しました。

女性ひとり旅におススメ! 女性7万人が選んだストレスオフな県第一位は?

伊予灘ものがたり(大洲市阿蔵)(C)一般社団法人 愛媛県観光物産協会 

女性ひとり旅におススメ! 女性7万人が選んだストレスオフな県第一位は?

(C)PR Times

なぜ愛媛県はストレスオフなのか

女性ひとり旅におススメ! 女性7万人が選んだストレスオフな県第一位は?

なぜ愛媛県は女性がストレスを感じない県なのでしょうか。都会はストレスが多く、田舎はストレスがないという単純なことではないと思います。都会には都会のストレス、田舎には田舎のストレスがあるものです。愛媛女子が答えた「愛媛県のストレスオフな理由」とは。

ストレスオフな理由

●災害が少ない
●温暖な気候

女性ひとり旅におススメ! 女性7万人が選んだストレスオフな県第一位は?

しまなみ海道来島海峡第三大橋 (C)一般社団法人 愛媛県観光物産協会 

「しまなみ海道」のなかでも、一番大きな橋が、来島海峡大橋。総延長は約4kmの世界初の三連吊橋です。乗船して、海から見上げることもできます。

女性ひとり旅におススメ! 女性7万人が選んだストレスオフな県第一位は?

四国最西端佐田岬 夕日の名所

日本一細長い四国最西端の佐田岬。天気の良い日には九州が遠望できます。先端の灯台までは駐車場から山道を30分くらい歩くので、絶景を望むには覚悟が必要。

[佐田岬灯台]

●穏やかな人が多い

女性ひとり旅におススメ! 女性7万人が選んだストレスオフな県第一位は?

温暖な気候で、瀬戸内海の海産物や農産物にも恵まれるため、住み良さに満足していて、郷土愛も強いそうです。通勤時間は20分と全国で最短第1位、帰宅時間の早さも第3位ならストレスも少なく、穏やかな性格になるのかもしれません。

通勤・通学時間の短さ(週全体での総平均時間)1位 20分(全国平均31分)
出典:総務省「社会生活基本調査」(H23年)

帰宅時間の早さ(平日の平均帰宅時刻)3位 午後6時13分(全国平均午後6時56分)
出典:総務省「社会生活基本調査」(H23年)

愛媛県庁 「日本の五指」に輝くふるさと愛媛より出典

●温泉が多い

女性ひとり旅におススメ! 女性7万人が選んだストレスオフな県第一位は?

女性ひとり旅におススメ! 女性7万人が選んだストレスオフな県第一位は?

愛媛で一番有名なのが、「道後温泉」。日本書紀にも登場する、日本最古の温泉と言われる地のひとつです。アイコンである道後温泉本館は、趣のある姿で私たちを魅了します。宿泊しなくても、入浴できますよ。

道後温泉 
愛媛県松山市道後湯之町6

女性ひとり旅におススメ! 女性7万人が選んだストレスオフな県第一位は?

道後放生園(松山市) (C)一般社団法人 愛媛県観光物産協会 

道後温泉は11か所に手湯・足湯があります。しかも無料で利用できるんです。足湯で第2の心臓と言われる足の血行を良くすれば、足のストレスもグッと減るものです。

[道後温泉の手湯・足湯]

愛媛県には道後温泉以外にも、素晴らしい温泉が沢山あります。気になる方はこちらも要チェックです。

●郷土愛が強い

女性ひとり旅におススメ! 女性7万人が選んだストレスオフな県第一位は?

平野橋(金砂湖・平野橋) (C)一般社団法人 愛媛県観光物産協会

四国山地と法皇山脈の間にある延長7㎞の人造湖「金砂湖」。湖面は山々の緑を映し出し、湖にかかる真紅の平野橋とのコントラストが印象的。湖の名前は、1300年以上前に銅山川で砂金を採取していたことに由来。

金砂湖畔公園 
四国中央市金砂町平野山232(嶺南公民館)前

女性ひとり旅におススメ! 女性7万人が選んだストレスオフな県第一位は?

奥内棚田(北宇和郡松野町) (C)一般社団法人 愛媛県観光物産協会 

女性ひとり旅におススメ! 女性7万人が選んだストレスオフな県第一位は?

奥内棚田(北宇和郡松野町) (C)一般社団法人 愛媛県観光物産協会 

面積14ha、枚数約300枚(2015年愛媛県庁による)の遊鶴羽(ゆづりは)集落にある棚田は、「日本の棚田百選」に認定されている美しい棚田。6~7月は、田植え後の青々とした景色、11月には棚田一面をコスモスが覆います。毎年11月中旬には「棚田まつり」が開催され、猪肉うどんやカニぞうすい、棚田米おにぎりなどの郷土料理が振る舞われるそうです。平家の落人が隠れ住み、少しずつ棚田を広げていったという伝説が残っています。

奥内の棚田 
北宇和郡松野町蕨生 

●街と自然が近い
●街並みが好き

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宇和町卯之町の町並(西予市)  (C)一般社団法人 愛媛県観光物産協会 

宇和島藩の在郷町・宿場町として栄えていた趣を今に残す、国の重要伝統的建造物群保存地区。白壁や格子窓など江戸中期から昭和初期の伝統的な和風建築の他、アーチ窓や赤い屋根の教会などの洋風建築もあります。現在も老舗旅館や造り酒屋、醤油屋などが営業中。卯之町のお散歩マップはこちら

[宇和町卯之町] 

他には

●子育てしやすい
●治安が良い
●物価が安い

などが挙げられました。

愛媛は家賃が安いと聞いて調べてみたら、東京の半額以下でした。1Kのアパートが2万円ほど、2DKのマンションが4万円程度(Chintai net調べ 愛媛県松山市)と、羨ましいような価格設定です。生活費の大きな比重を占める家賃の負担が軽ければ、ストレスはかなり軽減されますね。

女性ひとり旅におススメ! 女性7万人が選んだストレスオフな県第一位は?

(C)PR Times

ココロの体力測定2017 調査概要

対象者 :全国20~69歳の女性7万人
調査方法:インターネット調査(複数回答)
調査期間:2017年2月28日~3月5日 スクリーニング調査
     2017年3月31日~4月2日 本調査
調査機関:株式会社メディプラス研究所

東京から松山まで、LCCで格安

東京(成田)からLCCのジェットスターが出ているのです。2時間かからずに行けてしかも格安なので、思い立ったら行きたくなりますね。

片道 5990円(2017年10月28日搭乗分まで)

噂のポンジュースの蛇口

 

女性ひとり旅におススメ! 女性7万人が選んだストレスオフな県第一位は?

愛媛と言えば、伊予柑、ポン柑が日本一の産地。愛媛には「ポンジュースの蛇口」があるという噂を聞いたことはありますか。実はあるんです、松山空港2階に。残念ながら「毎月第3日曜日」の月1回だけですが、第3日曜日にあわせて愛媛へ行くというのもアリかもしれません(笑)。

『ポンジュース蛇口』の日 松山空港2階出発ロビー 毎月第3日曜日 10:00−14:00

道後ロールをチェックしたい

スイーツでは、各種揃ったフワフワの「道後ロール」が気になります。愛媛県産の農産物を使ったロールケーキ、食べて帰らずにはいられませんね。

愛媛のアプリ

愛媛の地域情報を集めた「えひめのあぷり」をダウンロードしておくと、不案内な愛媛でも自分のいる場所が分かり、「食べる」「遊ぶ」「イベント」などの欲しい情報が手に入れられます。

[愛媛の地域情報を集めた「えひめのあぷり」、ユーザーの位置情報を活用したO2Oアプリとしてリリース]

愛媛がストレスオフなのが、よく分かった気がしますね。7万人の女性が選んだストレスオフな県は、女性のひとり旅にも向いています。女性のひとり旅に3年連続で選ばれている道後温泉以外にも、美しい海や魅力のある素晴らしい景観がたくさんありますよ。気軽に足を伸ばしてみたいですね。

[女性の“ストレスオフ県ランキング2017”発表! 日本で一番「ストレスオフ」な県は“愛媛県”]
[Photos by shutterstock.com]

PROFILE

青山 沙羅

sara-aoyama ライター

はじめて訪れた瞬間から、NYに一目惚れ。恋い焦がれた末、幾年月を経て、ついには上陸。旅の重要ポイントは、その土地の安くて美味しいものを食すこと。特技は、早寝早起き早メシ。人生のモットーは、『やられたら、やり返せ』。プロ・フォトグラファーの夫とNY在住。

はじめて訪れた瞬間から、NYに一目惚れ。恋い焦がれた末、幾年月を経て、ついには上陸。旅の重要ポイントは、その土地の安くて美味しいものを食すこと。特技は、早寝早起き早メシ。人生のモットーは、『やられたら、やり返せ』。プロ・フォトグラファーの夫とNY在住。

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