先日、イグアスの滝の水量が過去最高に達したというニュースを目にしました。現在は特に観光には影響ないようですが、一時はボートツアーもストップに! そんなイグアスの滝のすごさと魅力に改めて迫ってみたいと思います。
イグアスの滝と、その壮大なボートツアー
イグアスの滝とは、アルゼンチンとブラジルの両国にまたがる滝で、その規模は世界最大級。275もの大小さまざまなサイズの滝がたくさん集まっています。また、このイグアスの滝の両側には1984年に世界自然遺産登録された国立公園もあります。
そんなイグアスの滝へまじかに迫るボートツアーがブラジル側とアルゼンチン側両方にあります。
ブラジル側のマクコ・サファリは水しぶきを浴びながら急流をすごい勢いで上っていくというもの。この川上りは実に迫力満点!なんと二度も滝に突っ込んでくれるのだそうです。
悪魔の喉笛の迫力 増水で遊歩道閉鎖も
迫力があるといえばこのスポットは外せません。「悪魔の喉笛」と呼ばれるアルゼンチン側の展望台には、約1.1kmにもわたる遊歩道があります。
現地では冬にあたる7月から8月でも、その水量は衰えることを知りません。特に大雨に見舞われると、悪魔の喉笛の遊歩道が損傷を受けるのだそう。こうなると、遊歩道は閉鎖を余儀なくされ、復旧工事を要するようです。
今回の増水は、ブラジル南部で起きた大雨と洪水の影響だといわれており、その水量は過去最高。1992年の水量よりも大幅に上回ったそうです。
この自然の壮大さは、脅威的としかいいようがありません。
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