ポーランド旅行1週間の【リアルなお金の話】コスパ抜群でおすすめの国!

Posted by: 春奈

掲載日: Jun 22nd, 2017

旅にまつわるさまざまな費用や価格料金をとりあげるTABIZINE【リアルなお金の話】特集。ポーランドを旅行するには、いくらぐらいお金がかかるのでしょうか。ポーランドを1週間周遊した筆者が、実際にかかった旅の費用をお伝えします。

メルヘンチックな中世の街並みや、素朴で可愛らしい陶器で人気を集めているポーランド。「負の世界遺産」のアウシュビッツ博物館があることでも知られていますね。

訪問都市と滞在日数

【リアルなお金の話】コスパ抜群、ポーランド1週間周遊旅行にかかったお金はいくら?

1週間(7泊8日)で、ワルシャワ、ヴロツワフ、クラクフ、オシフィエンチム(アウシュビッツ博物館)とヴィエリチカ(ヴィエリチカ岩塩坑)の5都市を訪問しました。

ワルシャワに到着して1泊、ヴロツワフで1泊してから、クラクフに移動して4泊。クラクフから日帰りで、アウシュビッツ博物館とヴィエリチカ岩塩坑にも足を延ばしました。その後、再びワルシャワに戻って一泊。左回りで円を描くようなルートをとりました。

旅のスタイル

【リアルなお金の話】コスパ抜群、ポーランド1週間周遊旅行にかかったお金はいくら?

頻繁に旅に出るため、筆者の旅行スタイルは低予算のバックパッカースタイルが基本。7泊すべてドミトリーに宿泊しました。しかし、自炊はせず、食事はすべてレストランやカフェ、フードコートなどでの外食で済ませました。

1000円でお腹いっぱい食べられるポーランド

【リアルなお金の話】コスパ抜群、ポーランド1週間周遊旅行にかかったお金はいくら?

ポーランドは、ヨーロッパのなかでは物価の安い国。クラクフは他の都市に比べてやや物価が高い印象を受けましたが、ポーランドでは、ドミトリーなら1泊1000円から宿泊でき、フランスやドイツといった西欧先進諸国に比べると、現地での出費はだいたい半額程度で済みます。

ヨーロッパで外食をすると、日本よりも高くつくことが多々ありますが、ポーランドでは1000円でお腹いっぱい食べることも可能。クラクフのおしゃれなカフェで、ボリュームたっぷりのピエロギ(ポーランドの餃子)とサラダのプレートとフルーツスムージーを注文したら、1000円でお釣りがきました。

1000円でちゃんとした食事がとれる国は、ヨーロッパでは貴重な存在といえます。

コストパフォーマンスが高いポーランド旅行

【リアルなお金の話】コスパ抜群、ポーランド1週間周遊旅行にかかったお金はいくら?

ヨーロッパの物価が安い国のなかには治安面で懸念が残ったり、英語が通じにくかったりして、旅慣れない人にはおすすめできないこともあります。

ところが、ポーランドの場合、少なくとも夏の観光シーズンに主要な観光地をめぐる限りにおいては、とても安全という印象を受けました。筆者は一人旅でしたが、それでも不安や恐怖を感じるような場面はありませんでした。

また、ポーランドの観光地ではたいてい英語が通じますし、宿泊施設は安くてもおしゃれで快適。都市間を移動するバスは新しいうえに無料Wifiも備わっていて、値段以上の満足度を得ることができました。

近年人気上昇中のポーランド陶器も、現地で購入すれば日本価格の半額程度です。

次は旅の総費用と内訳をご紹介!

ポーランド1週間周遊旅行にかかった費用

【リアルなお金の話】コスパ抜群、ポーランド1週間周遊旅行にかかったお金はいくら?

ポーランド1週間の周遊にかかった費用の総額は、日本円に換算しておよそ11万7800円。

内訳
航空券:8万円
宿泊費:1万円
現地での交通費:6500円
観光:6600円
ツアー参加費(アウシュビッツ博物館):3200円
食費:1万1500円

航空券以外の出費はわずか3万7800円。ヨーロッパでは破格の安さです。

※筆者はドイツから渡航したため、航空券のみ実際にかかった費用ではなく、東京~ワルシャワ間の往復運賃の参考価格を記載しています。なお、航空券の価格は旅行時期等の諸条件によって異なります。

【リアルなお金の話】コスパ抜群、ポーランド1週間周遊旅行にかかったお金はいくら?

かかる費用と、安全性や快適性のバランスを考えると、ポーランドはヨーロッパのなかではきわめてコストパフォーマンスの高い旅先といえるでしょう。

費用を抑えつつ、安全に中世ヨーロッパの街並みを楽しみたいなら、ポーランドで決まりかもしれません。

[All Photos by shutterstock.com]

PROFILE

春奈

Haruna ライター

和歌山出身、上智大学外国語学部英語学科卒。2度の会社員経験を経て、現在はフリーランスのライター・コラムニスト・広報として活動中。旅をこよなく愛し、アジア・ヨーロッパを中心に渡航歴は約60ヵ国。特に「旧市街」や「歴史地区」とよばれる古い街並みに目がない。半年間のアジア横断旅行と2年半のドイツ在住経験あり。現在はドイツ人夫とともに瀬戸内の島在住。

和歌山出身、上智大学外国語学部英語学科卒。2度の会社員経験を経て、現在はフリーランスのライター・コラムニスト・広報として活動中。旅をこよなく愛し、アジア・ヨーロッパを中心に渡航歴は約60ヵ国。特に「旧市街」や「歴史地区」とよばれる古い街並みに目がない。半年間のアジア横断旅行と2年半のドイツ在住経験あり。現在はドイツ人夫とともに瀬戸内の島在住。

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