「〇〇歳になったら、大人として振舞わなくてはいけない」「この年齢でこんなことしたら恥ずかしい」と年齢によってついつい自主規制してしまう私たち。でも年齢に関わらず、自分の好きなことをする人々は輝いています! ブラジルのとある女性の「いくつになっても好きなものを貫く姿」が話題を呼んでいるので、ご紹介したいと思います。
ディズニー映画キャラに扮するブラジル人女性
こちらは、2017年春に日本でも公開されたディズニー映画「モアナと伝説の海」に登場する、主人公モアナの祖母タラ・・・のコスプレをした女性。スクリーンの中からそのまま出てきたような再現度ですね!
このコスプレをしている女性は、ブラジルのソランジェ・アモリムさん(Solange Amorim)。年齢は50歳ですが、ブラジルのコスプレ・ファンの間では「Tia sol」(おひさまおばさん)の愛称で親しまれています。
「モアナと伝説の海」以外にも、「シンデレラ」のフェアリー・ゴッドマザーや・・・。
「リトル・マーメイド」の海の魔女アースラなど、どんなキャラクターでも自分のものにしてしまいます。フェアリー・ゴッドマザーとアースラの表情の違いがすごいです!
この数枚の画像を見ただけでも、ソランジェさんのコスプレに対する情熱が十分に伝わってきます。それでは、50歳の彼女は一体どのようにしてコスプレに出合ったのでしょうか。
「私は年取っているなんて感じません」
実は、ソランジェさんとコスプレの出合いは約3年前。それまではコスプレとは無縁の主婦でしたが、10代のお嬢さんが同じくコスプレを始めたことから次第にコスプレに目覚めていったのです。
コスプレ・デビュー以来、その斬新なキャラクター選択と再現度の高さから、様々なコスプレ・イベントで賞を受けるようになりました。そんな彼女に注目したメディアが取材したことから、彼女の知名度は一気に広がっていったのです。
ソランジェさんは地元メディアの取材に対し、「私は年取っているなんて感じません。年老いているのは、世界のほうですよ。自分自身は、子供のような気分です」と語っています。
確かに、コスプレをしていきいきと輝くソランジェさんからは、年齢のハンディを全く感じません。むしろそれを逆手にとって、他のコスプレーヤーが選ばない個性的なキャラクターに扮することができているのではないでしょうか。
せっかくなので、彼女の代表作をもっとご紹介しましょう。
ジブリも日本のTVアニメも!ソランジェさんのコスプレ・コレクション
世界的に有名なスタジオ・ジブリの「千と千尋の神隠し」より、湯婆婆のコスプレ。なんと割れたあごとわし鼻もしっかりと再現されています。
正面からは見えにくいですが、お団子ヘアーとかんざしもちゃんとありました。
(c)facebook/Tia sol
同じくジブリの「ハウルの動く城」からソフィー・ハッターのコスプレ。呪いをかけられ、老婆になってしまった姿を再現しています。
ハウルのコスプレーヤーとの2ショットも絵になります!
その他にも、ソランジェさんは「幽遊白書」や「犬夜叉」などの日本の漫画(アニメ)のキャラクターにも扮されています。日本人としては、嬉しい作品チョイスです!
年齢を恥じたりあきらめたりしないソランジェさんの姿は、見ている我々に「このまま好きなことをしていっていいんだ!」と勇気をくれます。ぜひその生き方を見習って、我々も年齢の枠を突き破っていきたいですね。
[facebook/Tia sol]
[Instagram/ tiasol_cosplayer]
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