超濃厚!市販のティーバッグで作る簡単ロイヤルミルクティー3ステップ

Posted by: 坂本正敬

掲載日: Feb 11th, 2018

インドやネパールのミルクチャイを応用した、自宅で濃厚ロイヤルミルクティーを作る方法を、ティーブレンダーとしてのキャリアを持つ友人に教えてもらいました。市販のティーバッグで作れて、さっぱり・超濃厚など味わいの調整も自由自在。ぜひお試しを!

超濃厚!市販のティーバッグで作る簡単ロイヤルミルクティー3ステップ

インドやネパールを旅したとき、CTCと呼ばれる製法で作られた粒状の茶葉を煮だして作るミルクチャイを繰り返し飲みました。少量の水で軽く煮てミルクを投入し、好みの分だけ煮だしたら、目の細かい網をくぐらせて、茶葉の粒を取り除きます。

この方法は市販のティーバッグにも応用が可能で、やり方によっては手軽に自宅でロイヤルミルクティーを作れると、ティーブレンダーとしてのキャリアを持つ友人に教えてもらいました。

超濃厚!市販のティーバッグで作る簡単ロイヤルミルクティー3ステップ

そこで今回はこの冬に自宅で楽しみたい、市販のティーバッグで作るロイヤルミルクティーのレシピを紹介します。自分のさじ加減で超濃厚なミルクティーも作れます。いろいろとアレンジしてみてくださいね。

 

1:小さな鍋を用意し、ティーバッグを少量の水で煮る

超濃厚!市販のティーバッグで作る簡単ロイヤルミルクティー3ステップ

最初はティーバッグと小さな鍋を用意します。鍋に少量の水を入れて熱し、沸騰したお湯にティーバッグを入れます。知人いわく、最初からミルクで煮てしまうとミルクが茶葉をコーティングする形になり、お茶の味わいが十分に抽出できなくなってしまうのだとか。

ちなみに個人的な感想ですが、「いっぱい茶葉の味を引き出そう」と煮すぎてしまうと、強い苦味が出てきてしまいます。煮汁の色を見ながら、濃い茶色にならない時点で次の工程に移りたいです。

 

2:温めたミルクを鍋に投入し、加熱する

超濃厚!市販のティーバッグで作る簡単ロイヤルミルクティー3ステップ

次は電子レンジで温めたミルクを鍋に投入します。今の電子レンジはミルクを温めるための機能がありますから、便利ですよね。

ミルクを投入しかき混ぜながら、加熱をします。ミルクの脂肪分を調整すれば、さっぱり・超濃厚など味わいも自由自在。まずは普段買っている牛乳で試してから、いろいろ異なるミルクを使って味わいの変化を楽しんでみてください。

 

3:沸騰したら火を止め、ティーバッグを取り除いてカップに注ぐ

超濃厚!市販のティーバッグで作る簡単ロイヤルミルクティー3ステップ

ミルクを入れて加熱をすると、間もなく泡立ってきます。放っておくと吹き上がって鍋からあふれてしまいますので、小さな泡の高まりを感じたら火を止め、ティーバッグを取り除いて、カップに注いでください。

好みに応じて砂糖を入れれば、ロイヤルミルクティーの完成です。どれだけ砂糖を入れても、どれだけクリーミーなミルクを使っても、1の作業で煮すぎてしまうと、苦味がきついミルクティーになってしまいます。十分に注意してくださいね。

 

以上、市販のティーバッグで作る濃厚ロイヤルミルクティーのレシピを紹介しましたが、いかがでしたか?

CTCと違ってティーバッグであれば、目の細かい網をくぐらせる手間もありません。この中にジンジャーを入れればミルクチャイに早変わり。ジンジャーは体を温めてくれる食物ですので、寒さが厳しい日には、ジンジャーを入れてみてもいいかもしれませんね。

ちなみに上述の知人によると、「ロイヤルミルクティー」とは日本人の造語なのだとか。ちょっと驚きです。

超濃厚!市販のティーバッグで作る簡単ロイヤルミルクティー3ステップ

[Photos by Masayoshi Sakamoto]

PROFILE

坂本正敬

Masayoshi Sakamoto 翻訳家/ライター

翻訳家・ライター・編集者。東京生まれ埼玉育ち。成城大学文芸学部芸術学科卒。現在は、家族と富山に在住。小学館〈HugKum〉など、在京の出版社および新聞社の媒体、ならびに〈PATEK PHILIPPE INTERNATIONAL MAGAZINE〉など海外の媒体に日本語と英語で寄稿する。 訳書に〈クールジャパン一般常識〉、著書(TABIZINEライターとの共著)に〈いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日〉など。北陸3県のWebマガジン〈HOKUROKU〉(https://hokuroku.media/)創刊編集長。その他、企業や教育機関の広報誌編集長も務める。文筆・編集に関する受賞歴も多数。

翻訳家・ライター・編集者。東京生まれ埼玉育ち。成城大学文芸学部芸術学科卒。現在は、家族と富山に在住。小学館〈HugKum〉など、在京の出版社および新聞社の媒体、ならびに〈PATEK PHILIPPE INTERNATIONAL MAGAZINE〉など海外の媒体に日本語と英語で寄稿する。 訳書に〈クールジャパン一般常識〉、著書(TABIZINEライターとの共著)に〈いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日〉など。北陸3県のWebマガジン〈HOKUROKU〉(https://hokuroku.media/)創刊編集長。その他、企業や教育機関の広報誌編集長も務める。文筆・編集に関する受賞歴も多数。

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