昔から地元民に親しまれてきた「望遠市場」、近年密かに観光客から注目を集めています。その人気の秘密は何と言っても、激ウマB級グルメ!加えて近隣には、映系カフェが続々とオープンしているとの情報を入手。知る人ぞ知るこの穴場スポットを、現地ルポいたします。
地元感がたまらない!ノスタルジックなアーケード
弘大(ホンデ)の西側に位置する「望遠市場(マンウォンシジャン)」は、食の台所として栄えてきた地元民に愛されるアーケード。近年、TVや雑誌など様々なメディアで取り上げられたことを機に、観光客からも注目を集めつつあります。レトロ感漂う商店がずらりと並び、どことなく懐かしい雰囲気。
食べ歩きのお供!人気No.1は、韓国版 ”コロッケ”
おでん・トッポギ・キムパ(韓国海苔巻き)・ホットク・・・そうそうたる韓国プチプラグルメが集結。中でもぜひ食していただきたいのが、「고로케(コロケ)」と言う名の”揚げパン”です。チャプチェ・スイートポテト・チーズ・野菜・あんこなど・・・豊富な種類から選べ、お値段は一つなんと500ウォン(約50円)〜!アッツアツの揚げたてを求め常に人だかりができています。
中には10・20個と、大量購入される方も多い模様。近くに住むという地元ガールに話を聞いてみると、「小腹が減るといつもここで買っちゃうの。食べ始めると止まらなくて・・・この前なんか、家に帰るまでに歩きながら6個も食べちゃったのよ(笑)」とのこと。残ったコロッケは、翌朝レンジで温めていただくんだとか。
激安&激ウマ!超特大「カルグクス」は、絶対食べたい一品
アーケイドから道を一本入ったところ、一際目を引く看板が。「칼국수(カルグクス)2500ウォン(約250円)」あまりにも安すぎて二度見する筆者・・・というのもソウル中心のカルグクスは、6000ウォン(約600円)程度が相場なんです。恐る恐る店に入ってみることに・・・。
登場したのがこちら!一般的なレストランで出てくる物の、”2倍”はある驚異のボリューム。肝心のお味は・・・くせのないあっさりとしたスープ。呑んだ翌日なんか、最高じゃないでしょうか? ちなみにカルグクスはなんと言っても麺が命。モチモチ食感、しこしこしたコシの強さ、つるつるののどごし、どれをとってもお値段以上です。
向かいの席に座っていた常連客のおじさまが、流暢な英語で食べ方を教えてくれました。写真のように小皿に麺を取り分け、特製ソースを絡めていただくのがおすすめとのこと。激辛味噌なので、ちょっとずつ入れるのがミソ・・・。
食べ歩き → 映え系カフェ、が定番コース
「望遠市場(マンウォンシジャン)」の人気と共に、周辺エリアには続々とカフェがオープン。中でもインスタガール達から支持を得ているのが、自販機カフェ「ZAPANGI(チャバンギ)」。
レトロ市場でB級グルメを堪能したら、最新カフェを発掘してみる。ソウルの”昔”と”今”を感じることができる、「望遠市場」エリアのご紹介でした。
住所:486−8 Mangwon-dong, Mapo-gu, Seoul, 大韓民国
[All photos by Ai Kaneko]
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