ウェディングプランナーにヒアリング
ウェディングプロデュースを手がける婚礼大手のテイクアンドギヴ・ニーズが、同社に在籍する約500人のウェディングプランナーに、元号(時代)による結婚式の移り変わりについてのアンケートを実施。
ウェディングプランナーとは、2人の理想とする挙式を叶えてくれる、結婚式のプロフェッショナルです。それでは早速、アンケート調査をもとに、昭和と平成のウェディングを見ていきましょう!
昭和 vs. 平成、ウェディングの特徴は?
結婚式場、挙式スタイル、そしてウェディングドレスもまた、時代と共にトレンドが変化していくものです。最大の特徴は、大きなウェディングケーキやゴンドラなど昭和の派手な演出から、平成に入り、ゲスト参加型やSNS映えする演出に変化したことだそうですよ。
■式場
昭和の式場は「ホテル」(85%)、一方、平成のウェディングは一軒家貸切の「ハウスウェディング」(61%)をイメージするプランナーが多かった模様。
■挙式スタイル
挙式スタイルは、昭和が「神前式」(67%)、平成が「人前式」(51%)という結果に。平成では半数以上のカップルが、宗教色のない人前式をチョイス。
■衣装
衣装は昭和では、「和装」(48%)、続いて「プリンセスラインのドレス」(40%)、平成は「Aラインドレス」(52%)。時代の流れを感じる結果となりました。
平成を代表するウェディングソング ベスト3
挙式をより一層、思い出深いものにしてくれるウェディングソング。堂々の一位に輝いたのは、平成を代表する歌姫・安室奈美恵の「CAN YOU CELEBRATE?」、続いてBENIの「永遠」、そしてONE OK ROCKの「Wherever you are」でした。
バーバリーのミニスカート、ガングロ、ルーズソックスがトレンドだった90年代後半。アムラー世代の筆者としては、「CAN YOU CELEBRATE?」が堂々の1位に納得です。「引退を受けて披露宴で流す機会が更に増えた!」との声も。
平成を代表するウェディング演出 ベスト3
ウェディングに欠かせないのが、華やかな演出。人気だったのは、1位「ドリップケーキ」、2位「バルーン演出」、3位「写真撮影」でした。
ドリップケーキは、ウェディングケーキの上からトロリとしたフルーツソースなどをかける演出のこと。ネイキッドケーキと並んで、海外ではここ最近、チョコやアイシングを垂らしたドリップケーキが人気を集めているそうですよ。
新しい時代・令和のウェディングは、どのようなスタイルに変化していくのでしょう? 今から楽しみですね。
[prtimes.jp]
[テイクアンドギヴ・ニーズ]
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