シャンブル・ドットとは
ふつうの家庭のゲストルームをちょっと拝借。フランスやヨーロッパではそんな「シャンブル・ドット(Chambre d’hote)」という独特の宿泊システムが根付いています。
日本でいうところの民宿を思い浮かべてもらうといいかもしれません。しかし、必ずしも民宿のように宿泊施設を本業としているわけではなく、ごく普通の一般家庭が空き部屋を宿として提供していることが多いというのが特徴的。まるでホームステイしているような居心地で、リラックスして過ごせます。しかも、お部屋はホテルのように充実していて、とてもきれい。日本円にして1万円前後で泊まれるというのも嬉しい点です。
滞在中は家族の一員のようにオーナー一家と交流したり、地元ならではの観光情報を仕入れることもできます。親戚の家に遊びに来たような気分になれそうですね。リーズナブルに、かつ温かいもてなしを受けることができるシャンブル・ドット。フランスに訪れたときには、利用しない手はありません!
Villa Zéphyr
フランス北部のソンム湾近くにある「Villa Zéphyr」は、オーナーシェフの手料理が自慢。家庭菜園で育てた野菜や、野草を使ったオーガニックなお料理がいただけます。
Farfadine & Troglos
こちらはちょっと風変わりな洞穴のシャンブル・ドット、「Farfadine & Troglos」。石をくりぬいてお部屋にしています。まるで中世の修道院のような雰囲気ですね。
Château d’Agel
憧れのシャトーホテルもシャンブル・ドットなら格安で泊まれてしまいます!
「Château d’Agel」は、フランス南部に位置するミネルヴォワにあります。ここは城塞都市としても有名で、中世の面影を色濃く残した町には、趣のある風情が漂っています。
[France News Digest シャンブル・ドット20選]
一口にシャンブル・ドットといってもアットホームなところから、豪華なシャトータイプのものまで様々です。旅の目的別に、自分好みのシャンブル・ドットをセレクトしてみましょう!