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手付かずの大自然と海の幸を満喫できるダナン・ランコー村
ベトナムの人気リゾート地ダナンから世界遺産都市フエにかけての海岸線は、浅瀬のラグーン(潟)が入り組む風光明媚なエリア。ダナンから車でフエへ向かい、標高約500mのハイヴァン峠を越えると、右手には砂州の中に漁村が見えてきます。ここがランコー村。
ランコー村のチャンメイ湾の先、約3キロのビーチ沿いに「バンヤンツリー・ランコー」と「アンサナ・ランコー」2つのホテルを含む複合リゾート施設が広がります。
18ホールのゴルフコース、ウォータースポーツや陸上アクティビティー施設が併設され、キッズルームも備わります。ベトナム中の都会で働く人々が疲れを癒すバケーションの地としても人気です。
写真はアンサナ・ランコーの敷地。背後にはトゥンソン山が迫ります。
ランコー村に入ってからホテルに到着するまでの風景は、それまで滞在していたダナンとは別世界。漁村の家々やいくつかのラグーンを橋で越えながら、ひと昔前のベトナムの村へやってきたのだろうか、という錯覚を覚えました。
リゾートコンセプトは、心と体を癒す「五感の聖域」
今でこそプール付きヴィラは珍しくありませんが、泳げるほどの大きなプールが付いた独立型ヴィラを真っ先に取り入れて、スパリゾートというスタイルを確立したのがバンヤンツリー・ホテルズ&リゾーツ。1994年、タイ・プーケットに世界初のバンヤンツリーリゾートを開業させて以来、世界でも屈指のラグジュアリーホテルとして愛され続けています。
欧米によくある画一的なビル型リゾートホテルではなく、艶やかな熱帯植物に囲まれ、広い敷地をもつヴィラ。リーズナブルに泊まれて食事もおいしく、美しいガーデン内で風に吹かれて受けるマッサージ・・・一度、アジアンリゾートホテルの贅沢さを知ってしまうと、他では満足できなくなるでしょう。
心と体を癒す「五感の聖域」を提供することをコンセプトとして、その土地ならではの景観を生かしながら、伝統建築を取り入れ、周囲の自然と融合したランドスケープが魅力です。
こちらはアンサナ・ランコーのレセプション。
ベトナムらしい落ち着いたインテリア、まるで小さな一軒家
リゾートに到着すると、まずはフロントでウェルカムドリンクのオレンジミントティーが振る舞われます。チェックインは、ヴィラに入ってから。
全66室、すべて独立型のプライベートプール付きヴィラ。「ビーチヴィラ」、「ラグーンヴィラ」、小高い丘にある「ヒルサイド」の3つのカテゴリーから選べます。泊まった部屋は116号室のビーチヴィラ。プールで裸で泳いでも、誰からも見られることはありません。
客室は、ブラウンとアースカラーでまとめられ落ち着いた雰囲気。建物の外に生える熱帯植物に同化するかのように、ボタニカルモチーフが散りばめられています。
ベッドルームには大きな蓮の花が描かれ、オリエンタルなエキゾチシズムが漂います。こちらは中部ベトナムの漆工芸を取り入れています。
シンクは2つ。上質な香りのバスアメニティが備わります。
ベトナムの夜を過ごすのにちょうど良い薄手の生地のナイトガウン。夜のターンダウンサービスもさりげなく。
お湯のジャクージーとバージンビーチに癒される休日
何が嬉しいって、プライベートプールと小さなジャクージー。それはアジアではよくあることですが、ここのジャクージーはなんと温水!
そうです。ビーチやプールで泳いだ後は、温泉みたいにまったりと過ごせるのです。時々東屋で寝そべって、好きな飲み物を注文して読書三昧・・・これぞ至福の時間。
翌朝起きて歩いてみたビーチ。まっさらのバージンビーチです!!!
スパアカデミーの訓練されたセラピストに身を任せて
東南アジアでもスパのレベルは最高峰といわれるバンヤンツリー。マッサージは、力強いロングストレートのバリニーズが一番人気。
ハワイのロミロミ、スポーツ、タイ、スウェーディッシュなど10種のメニューから選べます。オイル7種から好みの香りをどうぞ。
隣の姉妹ホテル「アンサナ」へは水路で繋っています
同じ敷地内にある姉妹リゾート「アンサナ・ランコー」は、バンヤンツリーよりもリーズナブルに泊まれるカジュアルなリゾートホテルです。
若いカップルや家族連れ、ビジネス会議などのマイス(MICE)向け利用も多いそうです。
客室は4~5階建てで全222室。モダンでコンテンポラリーなデザインが特徴で、キッチン付きコンドミニアムの部屋もあります。
人工的にラグーンを作り、小さなボートで両リゾートを行き来できて、好きなレストランで食事を取ることができます。
夜はランタンが灯り、雰囲気も最高です。
とびきり新鮮なランコー村で捕れるシーフードが絶品
このリゾートで最高の楽しみは、超新鮮なシーフード。スナッパー(タイ)やグルーパー(ハタ)といった白身魚、天然牡蠣も有名とか。
淡水と海水が混じるラグーン内では、ホイアン・クラブと呼ばれるマッドクラブも美味でした!(写真はパパイヤサラダ)
世界遺産のフエやホイアンへのツアー、ダナンへは無料シャトルあり
世界遺産の町フエへは無料シャトルが出ていて、ダナンへも有料シャトルやツアーが用意されていますので、周辺の観光の足も心配なしです。
心の底から寛ぎたい時は、ダナンの奥座敷「バンヤンツリー・ランコー」を目指してみませんか?
電話:(+84) 234 3695 888
HP:https://www.banyantree.com/en/vietnam/lang-co
HP:https://www.angsana.com/en/vietnam/lang-co-central-vietnam
[All photos by Sachiko Suzuki]