NHKのテレビ番組『あさイチ』でも取り上げられ、なにかと話題の靴下パーマ(ソックスパーマ、ソックスカールなど様々な呼び名があります)。
これは、要らなくなった靴下を使って、パーマヘアーを作り出すというヘアーテクニックです。
この靴下パーマ、ハマるともう手放せない。特に、 “荷物を軽くしたいけど、オシャレもきちんとしたい!”という旅先や外泊先で大活躍してくれるのです。
靴下パーマのやり方をおさらい
『Style able』『A spotted pony』の2つのサイトを参考にみてみましょう。靴下パーマの方法が分かりやすく書かれています。
1.靴下の足部分をカット(靴下パーマには筒部分を使用します)。
2.筒部分をクルクルと丸め、シュシュ状にします。
3.ポニーテールに結った髪に、シュシュ状の靴下を通して髪を巻き込みます。
4.一晩この状態で寝て翌朝に髪をほどけば、靴下パーマの完成です。
巻いて寝るだけの靴下パーマ。朝のヘアセットが時短にもなるのです。
『A spotted pony』では、靴下パーマ完成の様子が紹介されていますが、それが靴下一本でできたヘアセットとは思えないほど素晴らしいのです!
いろいろな靴下で「靴下パーマ」を検証
靴下パーマで気になるのは、“どういったタイプの靴下がいいのか”ということ。
今回、理想の“無造作ウェーブヘアー”を作るべく、家にあった靴下を使って、いろいろと試してみました。なるべく大きめのカールをかけるため、ロッドの大きさが太くなるよう、長めのものでそれぞれチャレンジしてみましたよ!
・ゴムがしっかり入っているハイソックス
ゴムがしっかりと入っていて、足にフィットするハイソックス。靴下の丈が長いので、ウェーブは大きめですが、カールはくっきり。輪っか状にしたときに、髪の毛も巻き付けやすくて◎。ゴージャスでしっかりとしたウェーブヘアーを作る時に活躍してくれそうです。
・履きつぶした運動用靴下(男性もの)
履きつぶした運動用の厚めの靴下。履きすぎて靴下のゴムが少しのびてしまい、男性もののため筒の部分が女性物の靴下より大きいため、髪の毛を巻き付けにくい・・・カールもユルめで、一日中キープという具合にはいきませんでした。あまりおすすめはできません(笑)
履きつぶしてある靴下を使うのは安上がり&エコで嬉しいのですが、あまりにも年季の入ったのものだと、靴下パーマの難易度が高くなるようです。
・ストッキング
女性にとって、最も使用頻度が高く、最も寿命が短いストッキング。ただ、靴下パーマには不向きな素材なようです。輪っか状のストッキングに髪の毛を巻き付けていく際、ストッキングが伸びてしまうので巻きにくく、カールもユルいためウェーブの持続時間に難ありです。
・冬用の厚めのアクリル素材のタイツ
毛羽だってしまい、外では履けない厚めの冬用タイツ(アクリル素材)。髪の毛も巻き付けやすく、なかなか良い。翌朝、巻き付けた髪をほどいてみると・・・ゆるふわっとしたカールで無造作ヘアーに。カールは夕方には多少とれてきますが、無造作ヘアーは持続。これはおすすめです!
実際に靴下パーマに使用した素材はこんな感じ(C)Loco Yoneda
タイツひざ下の筒の幅が均等な部分を使用しました(C)Loco Yoneda
くるくるっと丸めると、厚めの輪っかになります(C)Loco Yoneda
湿らせた髪を巻き込んでみると・・・このままでも外出できそうなくらい、きれいなおだんごになりました(C)Loco Yoneda
冬用の厚めのアクリルタイツは、髪の毛がとても巻きつけやすい靴下のひとつ!
靴下のゴムの強弱が髪の毛の巻き付けやすさに繋がってくるので、その具合はとても大切です。筒の幅(男性ものか女性ものか)や生地の厚みもカールの大きさを調整するためには、気をつけるポイント。その他に、髪が湿った状態で靴下パーマをするとカールがつきやすくなりますよ。
髪質や髪量には個人差があるので、靴下パーマのベストな方法や素材は、人によって異なります。
今回はミディアムロング&ロングヘアー向けの靴下パーマの方法を紹介しましたが、ボブヘアーやミディアムヘアーの人向けの方法もインターネット上で紹介されています。
楽しみながら自分に合うもの摸索できるといいですね。慣れると便利すぎて、もう手放せません!
[Photo by Loco yoneda]
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LOCO Yoneda ライター・編集者。
自由と自然を愛し、Vanlifeにて日本を旅する。
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