日本の渚100選のひとつなのに人がいない!
青く澄んだ海でかわいい魚と戯れたい。日本できれいな海といえば真っ先に思い浮かぶのは沖縄だけど、もう少し近場で穴場なところはないのかとリサーチを重ね、たどり着いたのが愛媛県「須ノ川海岸でした。足摺宇和海国立公園内にある海岸で、公園には更衣室とトイレ、それから簡単な売店があり、そこではシュノーケルの道具も借りられます。
公園の駐車場から歩いて1〜2分もすると目の前には「日本の渚100選」にも選ばれるほど美しいコバルトブルーの海が広がります。それなのに、海岸を見渡しても海水浴客は3〜4組のグループのみ。穴場とはいえ、「もしかして魚が全然いなかったりして・・・」と不安になりながら海へ。
水族館のような光景に感動!
海は透明度が高く、潜ってみると視界はとてもクリア。魚は・・・いたっ! 小さな魚の群れを発見。そして、紫、ブルー、しましま柄などの熱帯魚も次々と目の前に。水族館のような光景に引き込まれ、時間を忘れて何度も海の中へ。
ポイントを少し移動すると珊瑚やウニなどもいました。浅瀬にもかかわらず、これだけ多くの海の生き物に出会えるなんて本当に驚きです。泳げない、シュノーケリングをしたことがない、若くない(つまり体力がない)、そんな人でも十分に楽しむことができると思います。
素人シュノーケリングの注意点
ただし、初めてのシュノーケリングでは反省点も多々。まず、夢中になって潜っていると、うっかり足の着かない場所に行ってしまい、何度か溺れかけてプチパニックに。今度行くときは立ち泳ぎだけはマスターしておく、ライフジャケットを着用するなどの準備が必要かも。もしくは、浮き輪をひもで体に固定するとか(近くを潜っていた男の子がそうしていました)。
また、海には危険な生き物もたくさんいます。今回は毒を持つガンガゼやオニダルマオコゼっぽい魚に遭遇。知らないと触ったり踏んだりする恐れも。事前に海の生き物について知っておくと安心だし、シュノーケリングもより楽しめるのではないでしょうか。あとは、やっぱり水中カメラ。美しい海の中をお見せできないのが残念です・・・。