泊海水浴場
日本の楽園、式根島
東京・竹芝から高速ジェット船で約3時間の伊豆諸島の式根島。外周が12kmと小さく、歩いて回れるほどの島です。島をとりかこむのは、透き通るような透明度の高い海。色鮮やかな熱帯魚が見られることから、シュノーケリングが人気ですが、じつは、ここの温泉がちょっとすごい。
この式根島に点在する「足付温泉」「地蛇温泉」「松ヶ下雅湯」の3つの温泉は、海沿いの絶景露天風呂という贅沢なロケーションにありながら、24時間無料で入ることができるんです!
外科の湯、「足付温泉(あしつきおんせん)」
「足付温泉(あしつきおんせん)」は、無色透明の湯。しかしながら、海沿いの岩場にたくわえられたお湯が、美しい海水のようなエメラルドグリーンの色を放ちます。切り傷や擦り傷、筋肉痛、冷え性などによいとか。
まさに秘境!岩間に隠れた「地蛇温泉(じなたおんせん)」
「足付温泉(あしつきおんせん)」から岩間をしばらく歩くと、切り立った崖の狭間に茶褐色の温泉が見えてきます。それが「地蛇温泉(じなたおんせん)」。
「地蛇温泉(じなたおんせん)」は、胃腸病や冷え性、神経痛、婦人病、リウマチに良いとか。潮の満干によってお湯の温度が変わるので、ちょうどいい湯加減の場所を見つけるのがちょっと難儀。このときはどこも50度近くあるのでは?と思われる熱さで入れませんでしたが・・・
手軽に楽しむなら「松ヶ下雅湯(まつがしたみやびゆ)」
港や海水浴場に一番近く、男女別の更衣室もあって気軽に入れるのが、「松ヶ下雅湯(まつがしたみやびゆ)」。地鉈温泉の湯を引いていて、湯加減もいい感じです。足湯もあるので、服を着たままでもOK。
式根島は東京より5~7度も気温が高く9月いっぱいはまだ海水浴ができるとか。どの温泉も水着着用が決まりなので、海水浴で冷えた体を温めに、水着のまま温泉はしごも楽チン。ただし、茶褐色の湯に入るときは白い水着やラッシュガードは染まってしまうので、ご注意を。
ちなみに、“温泉は裸じゃないと!”という方には、200円で(笑)、「憩いの家」という屋内温泉施設もあります。
時間に縛られずに入れるこの温泉、早朝日の出と共に、夕暮れ夕焼けと共に、はたまた夜星空を眺めながら・・・。たまりません!ここを東京と言っていいのか?と思った方。わかります、その気持ち。でもちゃんと住所は東京都だし、車はみな品川ナンバーなんですよ!
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[式根島観光協会]
[All Photos by Aya Yamaguchi]