1泊5400円の“古民家温泉”ホテル!露天風呂もある和モダンの宿に泊まってみた【鬼怒川温泉 遊水紀行 ホテル大滝】

Posted by: わたなべ たい

掲載日: Mar 25th, 2021

栃木県鬼怒川温泉で唯一、ビジネスリゾートを掲げる温泉宿が「鬼怒川温泉 遊水紀行 ホテル大滝」。でも、ビジネスで利用するにはもったいないほど素敵な“古民家温泉”があるんです!しかも1名5,000円ほどで泊まれるとは!離れの古民家で入る“ぬくもり温泉”が気持ちよすぎます。

鬼怒川温泉遊水紀行ホテル大滝2

木蔵を移築した懐かしくてぬくもりある古民家温泉

鬼怒川温泉遊水紀行ホテル大滝古民家温泉

どうですか、この古民家温泉!思わず見とれてしまいそうなほどのぬくもりと情緒が押し寄せてきます。凛とした表情を持った浴室中央に配された石造りの楕円形の湯船と、ぬくもりある白壁と飴色の太い梁の組み合わせ・・・そのコントラストから生まれる豊かな里山を思わすような温かみ。

鬼怒川温泉遊水紀行ホテル大滝古民家温泉2

きれいな青石を使った湯船には、無色透明のアルカリ性単純泉の湯がひたひたにあふれ、浴感はさっぱりつるやか。窓からの木漏れ日や高い天井を見上げていると、いつ温泉から出ようか忘れてしまうほどの心地よさ。

鬼怒川温泉遊水紀行ホテル大滝古民家温泉3

離れになったこの「蔵の湯」は、飛騨地方から移築された木蔵を使った古民家温泉。解体して運搬されリノベーションして蘇ったのだとか。白壁に太い梁が幾重にも渡る空間は、懐かしさとぬくもりにあふれ、7~8mほどの高い天井からは行燈風の灯りがゆら~りゆらり。

鬼怒川温泉遊水紀行ホテル大滝古民家温泉4

“古民家宿”は数多くあれど、古民家を浴場にしてしまった“古民家温泉”は、かなり希少。

鬼怒川温泉遊水紀行ホテル大滝古民家温泉5

しかも、しかも、窓の外にはライトアップされた露天風呂も!

鬼怒川温泉遊水紀行ホテル大滝古民家温泉6

2名も入ればいっぱいになってしまう露天風呂のサイズ感も絶妙!こぢんまりしていてプライベート感たっぷり。浴槽内に設置された照明は7色のレインボーカラーに変化します。

長方形の内湯×円形の露天風呂での~んびり

鬼怒川温泉遊水紀行ホテル大滝古民家温泉7

こちらは女性用の浴場。男性とは異なり内湯は長方形の設え。

鬼怒川温泉遊水紀行ホテル大滝古民家温泉8

鬼怒川温泉遊水紀行ホテル大滝古民家温泉9

木蔵を移築したぬくもりある装いは一緒。

鬼怒川温泉遊水紀行ホテル大滝古民家温泉10

内湯が長方形だったこともあり、円形の露天風呂が備わっています。

鬼怒川温泉遊水紀行ホテル大滝古民家温泉11

鬼怒川温泉遊水紀行ホテル大滝古民家温泉12

江戸時代からあった庄屋の古民家をリノベーションした休憩所もあり、宿泊者は自由に使うことができるので湯上りなどには打ってつけ。温泉をもっと楽しみたい人は、檜や御影石、陶器など3つの貸切露天風呂(各50分2,150~3,100円)や、車で5分ほどの鬼怒川沿いの姉妹館「鬼怒川プラザホテル」の大浴場(内湯・露天風呂など)は無料利用でき、無料送迎もしてくれます。

ビジネス利用にはもったいない温泉宿を満喫

鬼怒川温泉遊水紀行ホテル大滝客室

宿泊したのは、客室数が1番多い「10畳和モダンツインルーム」。これで1名利用なら5,000円台、2名利用なら4,000円台で泊まれるとはかなりおトク!この広さと畳にローベッドの設えは、もはや“ビジネスリゾート”を超えています!“温泉リゾート”満喫です!!

鬼怒川温泉遊水紀行ホテル大滝客室2

鬼怒川温泉遊水紀行ホテル大滝客室3

少し高台に位置しているので、窓からは鬼怒川温泉街を一望。バスやトイレも全室に備わっています。

鬼怒川温泉遊水紀行ホテル大滝客室4

ふっかふかの布団に寝ころべば、夢の中に落ちていきそう。

鬼怒川温泉遊水紀行ホテル大滝アメニティー

各種タオルや浴衣、歯ブラシなどのアメニティーは、1階エレベーターホールに設置されたアメニティーグッズ置き場から自由にピックアップ。自由に使うことができるラウンジや1,000冊を超える漫画や雑誌がそろったライブラリーなどもあります。

鬼怒川温泉遊水紀行ホテル大滝外観

鬼怒川温泉 遊水紀行 ホテル大滝
住所:栃木県日光市鬼怒川温泉滝155-1
料金:1泊素泊まり1名5,400円~(1名利用時) 1泊素泊まり1名4,050円~(2名利用時)
CHECK IN/OUT:16:00/10:00
客室数:35室
アクセス:電車/東武線「鬼怒川温泉駅」よりダイヤルバスで約5分 車/日光宇都宮道路「今市IC」より国道121号を経由して約25分
URL:https://hpdsp.jp/hotel-otaki/

※2021年3月現在、新型コロナウイルス感染症対策のためサービス体制や料理提供方法などが通常と異なることがあります

[Photos by (C)tawawa]

PROFILE

わたなべ たい

TAI WATANABE ライター・エディター・ディレクター

10代のころ、自転車でメキシコ・グアテマラを縦断し多くのことを学ぶ。それをきっかけに情報誌・旅行誌の取材を通じて、中南米・カリブ海を中心に世界各国で豊富な取材を経験。海外を見てきたからこそ日本は大好き! 紙とWEB、ふたつの媒体特性に精通した複眼的視点を持っている。
https://taijin.mystrikingly.com

10代のころ、自転車でメキシコ・グアテマラを縦断し多くのことを学ぶ。それをきっかけに情報誌・旅行誌の取材を通じて、中南米・カリブ海を中心に世界各国で豊富な取材を経験。海外を見てきたからこそ日本は大好き! 紙とWEB、ふたつの媒体特性に精通した複眼的視点を持っている。
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