温泉ソムリエなら知っている美人になれる温泉入浴法

Posted by: 坂本正敬

掲載日: Sep 11th, 2015

日本人が大好きな温泉。いろいろな効能があるなかで美肌効果も知られていますが、実はあるちょっとした工夫をするだけで、その美肌効果がさらに高まってくれるとご存じでしたか?

温泉ソムリエ伝授の美人になれる温泉入浴法

そこで今回は温泉ソムリエ協会の情報を参考に、美肌効果を高める温泉の入浴法をまとめます。

ステップ1:お湯の種類を厳選する

男子もツルツル!温泉ソムリエ伝授の美人になれる温泉入浴法

温泉にはいろいろな種類があります。見た目もにおいも肌触りも温泉地によって大きく違いますが、美人の湯と呼ばれる温泉は、

・炭酸水素塩泉(代表的な温泉街:登別、熱海、城崎、別府など)
・硫酸塩泉(登別、伊香保、奥飛騨、別府など)
・硫黄泉(登別、銀山、万座、湯田中、奥飛騨、別府など)

になるとか。その他、アルカリ単純温泉も効果的みたいです。温泉宿を予約する際には、宿のホームページ上に記載されている情報を参考に、美人になれる泉質かチェックしてみてください。

ステップ2:最初に体は洗わない

男子もツルツル!温泉ソムリエ伝授の美人になれる温泉入浴法

通常は失礼のないように体を洗ってからの入浴になると思いますが、実はこの習慣がNG。掛け湯でしっかりと汚れを落としたら、石けんで体を洗う前にお風呂に入ってしまった方がいいみたいです。

最初からお肌のバリア機能を石けんで落とした状態で入浴すると、お肌に一気に負担が掛かるとか。むしろ皮脂などが残っている状態で入った方がお肌には優しいのですね。

ちなみに、温泉で体を洗う際には手洗いが基本。温泉でお肌が緩んでいるところにタオルでごしごしとやってしまうとお肌が傷付きます。女性の場合は、先にメイクだけは落としてから入浴するといいみたいですよ。

ステップ3:掛け湯は新鮮な温泉を

男子もツルツル!温泉ソムリエ伝授の美人になれる温泉入浴法

最後は湯上りのポイントです。湯上りにシャワーやお湯で体を流してしまう人が居ますが、お肌に残った温泉成分が流れ落ちてしまうのでNG。

湯船ではなく湯口から出ている新鮮なお湯をおけにとり、冷ましてから掛け湯に使ってください。脱衣所に戻ったらすぐ保湿剤を塗り込んで、うるおいをキープすると完ぺきです。

ちなみに、最初に体を洗わずに入ると紹介しましたが、掛け湯→入浴→頭洗い→入浴→体洗い→入浴と、体と頭を別々に洗ってみてください。

繰り返し入浴を楽しめる上に、露天風呂や内湯などが数種類ある宿の場合、毎回の入浴で入る湯船を替えれば全てのお湯を楽しめるのでお勧めです。より美肌効果も高まるので、ぜひとも試してみてくださいね。

[温泉ソムリエ協会公式サイト]
[All Photo by Shutterstock.com]

PROFILE

坂本正敬

Masayoshi Sakamoto 翻訳家/ライター

翻訳家・ライター・編集者。東京生まれ埼玉育ち。成城大学文芸学部芸術学科卒。現在は、家族と富山に在住。小学館〈HugKum〉など、在京の出版社および新聞社の媒体、ならびに〈PATEK PHILIPPE INTERNATIONAL MAGAZINE〉など海外の媒体に日本語と英語で寄稿する。 訳書に〈クールジャパン一般常識〉、著書(TABIZINEライターとの共著)に〈いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日〉など。北陸3県のWebマガジン〈HOKUROKU〉(https://hokuroku.media/)創刊編集長。その他、企業や教育機関の広報誌編集長も務める。文筆・編集に関する受賞歴も多数。

翻訳家・ライター・編集者。東京生まれ埼玉育ち。成城大学文芸学部芸術学科卒。現在は、家族と富山に在住。小学館〈HugKum〉など、在京の出版社および新聞社の媒体、ならびに〈PATEK PHILIPPE INTERNATIONAL MAGAZINE〉など海外の媒体に日本語と英語で寄稿する。 訳書に〈クールジャパン一般常識〉、著書(TABIZINEライターとの共著)に〈いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日〉など。北陸3県のWebマガジン〈HOKUROKU〉(https://hokuroku.media/)創刊編集長。その他、企業や教育機関の広報誌編集長も務める。文筆・編集に関する受賞歴も多数。

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