「超キレイ!!」と、思わず歓喜してしまいそうな地中海沿いの絶景スポットを発見しました。フランス国内にある地中海沿いの都市では、一番暖かいと言われる「マントン」という町です。
イタリアとの国境沿いにあることに加え、19世紀半ばまではモナコ領だったことから、文化の入り混じったエキゾチックさも魅力のひとつ。
100年以上も前から人気のリゾート地
年間を通して亜熱帯気候のマントンは、フランスでは珍しく冬でも温暖な気候です。ヤシの木などの熱帯植物に、リゾート気分が盛り上がりそう!
アートやファッションが盛んになった「ベルエポック」という、今から100〜150年前の時代に、イギリスやロシアのお金持ちや貴族が避暑地として訪れていたそうです。昔の人も絶景や温暖な気候を素晴らしいと感じていたかと思うと、なんだか親近感がわきますね。高級リゾート地として名高い南東部コート・ダジュールにあることもあり、現在も世界中から多くの人々が訪れます。
黄色やピンク、オレンジなど、地中海らしいカラフルな色合いの建物。なんて美しいのでしょう!
ビーチからゆったり眺めるのも、海岸沿いや街中を歩いて楽しむのもよさそうです。
当地は「芸術と歴史都市」に指定されており、詩人や画家として活躍したジャン・コクトーの世界有数の作品を展示する「ジャン・コクトー美術館」なども見どころのひとつ。19世紀に造られた熱帯植物の庭園も、マントンのシンボルとして知られているそうですよ。
遊び疲れたカラダに効く! レモンカクテルにスイーツ
当地はフランス屈指のレモン産地としても有名です。毎年2〜3月には、レモンやオレンジを惜しみなく使ったオブジェやアートが街を飾る「レモン祭り(Fête du citron)」が開催され、多くの人々で賑わいます。
水泳や日光浴で遊び疲れたら、マントンのレモンで造られたリキュールを味わってみてはいかがでしょう? イタリアで大人気の食後酒「リモンチェッロ」のフランス版といったイメージです。
パッケージも可愛いものが揃うため、マントン土産としても最適。
フランス人が大好きな定番スイーツのひとつ「タルト・オ・シトロン(Tarte au citron)」も、マントンを訪れたらぜひ味わってみたいもの。爽やかな酸味とほどよい甘さで、疲れた身体を癒してくれそうです。夏場は特においしく感じられるデザートのひとつ。
景色を眺めているだけで、元気が出そうな「マントン」。脳内トリップではなく、実際に足を運んでみたいものですね。
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[メゾン・デ・ミュゼ・デュ・モンド]