「福」と「縁」のシンボル「因幡の白うさぎ」
濃い紫色の紐で結ばれている「因幡の白うさぎ」。結び目が”人”という字に見えるように結ばれていることから”御縁結び”と呼ばれています。美しい包装で、お土産ギフトとしても喜ばれそうですね。「#わたしの推し土産」で全国1位に選ばれたことも。
日本では、のびやかに跳びはねる様子から、うさぎは「福」を呼ぶ縁起のよい動物として古来から親しまれてきました。なかでも出雲神話「因幡の白兎」に登場する白うさぎは、大国主命と八上姫の「縁」を結ぶという大きな役目を果たしています。この日本最古といえる縁結び物語から、「福」と「縁」のシンボルとして誕生したのが名菓「因幡の白うさぎ」です。
昭和43年に生まれた「因幡の白うさぎ」は、2022年で発売開始55周年を迎えました。
5個パック、8個入、12個入、16個入、20個入と豊富なラインナップが用意されているので、必要な個数によって柔軟に選べます。
今回筆者は8個入を購入しました。価格は税込1,188円です。
大山バターの風味豊かな生地と黄身餡が絶妙
早速白うさぎをお皿に出してみました。ちょこんと佇む姿がなんとも可愛らしいですね。こんがりとした色がおいしそう。
白うさぎの「赤目」は、工場見学に来ていた小学生の「目があった方が可愛い」の一言で入れるようになったそう。赤目の原料は赤大根から抽出した天然色素が使用されています。
地元の大山バターを使用したコクと風味豊かな生地は、甘さ控えめ。香ばしく焼き上げられた生地と、なめらかな口当たりの黄身餡のバランスが絶妙です。やさしい甘さと素朴なおいしさにほっとします。
どこで買える?
「因幡の白うさぎ」は、空港、オンラインショップなどで購入できます。
筆者は一畑百貨店 出雲空港売店で買いましたが、BLUE SKYでも販売されていました。鳥取空港(鳥取砂丘コナン空港)、米子鬼太郎空港でも販売されています。
住所:島根県出雲市斐川町沖洲2633-1
公式サイト:https://www.izumo-airport.co.jp/
鳥取空港(鳥取砂丘コナン空港)
住所:鳥取県鳥取市湖山町西4‐110-5
公式サイト:https://www.ttj-ap-bld.co.jp/
米子鬼太郎空港
住所:鳥取県境港市佐斐神町1634
公式サイト:https://www.yonago-air.com
今回は、うさぎの形の焼きまんじゅう「因幡の白うさぎ」を紹介しました。山陰名物として鳥取、島根のお土産やお取り寄せスイーツとしても人気の「因幡の白うさぎ」。その可愛らしさとやさしい味わいに、きっとあなたも癒されるはず。新年のお土産にもピッタリですね。
[Photos by Sayaka Miyata]
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