信じる心を持ち続けたい。イルミネーション「Believe」に込めた想い

Posted by: 青山 沙羅

掲載日: Dec 17th, 2015

ニューヨークにあるデパート「メイシーズ(Macy’s)」は、ホリデーシーズンになると、“Believe(ビリーブ)”の文字がイルミネーションで飾られます。なんとも美しくて、大好きな冬の風物詩です。

Believe(ビリーブ)  信じる心を持ち続けたい
(C) Sara Aoyama

この“Believe”は、「サンタさんはきっといるキャンペーン」から来ているのですよ。小児癌や心臓疾患、腎不全などの重い病気の子どもたちを支援するボランティア団体”Make-A-Wish Foundation“へ、サンタさんに書く手紙1通につき1ドルが寄付されます。

[twitter/Make-A-Wish America]

サンタさんへお願い

人だかりのしている場所へ行ってみると、皆がサンタさんへお願い事の手紙を書いていました。

Believe(ビリーブ)  信じる心を持ち続けたい
(C) Sara Aoyama

サンタさんへの手紙は、このポストに入れるのですね。子どもの背丈に合わせたテーブルで、手紙を書く女の子たち。前の晩からサンタさんへどう頼もうか、考えていたかもしれませんね。

Believe(ビリーブ)  信じる心を持ち続けたい
(C) Sara Aoyama

ポストへ投函しました。サンタさんはきっと願いを叶えてくれますよ。子どもに限らず、大人もサンタさんへ手紙を書くことが出来ます。E-mailでは、こちらから。筆者も願い事をしてみました。

Believe(ビリーブ)  信じる心を持ち続けたい
(C) Sara Aoyama

願いを叶えてください

そして、サンタレターによって、“Make-A-Wish”の子どもの夢が叶えられていました。

[twitter/Make-A-Wish America]

消防士になりたい

4歳で腎臓疾患のブランドン君の願いは、「消防士になりたい」でした。彼は叔父さんから、腎臓提供を受けることになっていました。

【Make-a-Wish Video: Little Boy’s Firefighter Wish Granted 2013/ABC News】

バレリーナに会いたい

6歳で脳神経疾患のケネディちゃんの願いは、「本物のバレリーナに会いたい」でした。3度目の脳外科手術の前夜に、彼女の願いは叶いました。

【Kennedy’s Wish To Meet Real Ballerinas 2012/MakeAWishMinn】

彼らの姿から、強さを貰いました。そして、彼らの「私を健康にしてください」という第一番目の願いを、神様が叶えてくれたことを信じて止みません。

信じることが可能性を動かす

「信じる」という言葉が好きです。私たちを動かすのは、他でもない「信じる力」だと思うから。奇跡を起こすのではない、「信じる力」が可能性を揺さぶるのではないでしょうか。長い人生の道程を歩けるのは、「信じる」ことが、行く道に明かりを灯してくれるから。

「夢が叶うことを信じる」
「成功することを信じる」
「幸せになることを信じる」
「相手を信じる」
「自分を信じる」

すぐには叶わないかもしれない。ですが、信じ続ける限り、いつか想いは通じ、道に迷わずにいられるのではないかと思うのです。

PROFILE

青山 沙羅

sara-aoyama ライター

はじめて訪れた瞬間から、NYに一目惚れ。恋い焦がれた末、幾年月を経て、ついには上陸。旅の重要ポイントは、その土地の安くて美味しいものを食すこと。特技は、早寝早起き早メシ。人生のモットーは、『やられたら、やり返せ』。プロ・フォトグラファーの夫とNY在住。

はじめて訪れた瞬間から、NYに一目惚れ。恋い焦がれた末、幾年月を経て、ついには上陸。旅の重要ポイントは、その土地の安くて美味しいものを食すこと。特技は、早寝早起き早メシ。人生のモットーは、『やられたら、やり返せ』。プロ・フォトグラファーの夫とNY在住。

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