「RAMEN」という言葉が定着しているほど、アメリカでも大人気のラーメン。ひと昔と違って、最近では日本人でさえ並んででも食べたくなるほどの名店が増えているんです。今回は筆者自ら食して選んだ、絶対にオススメできる4店をご紹介します。
TOTTO RAMEN/ニューヨーク
空前のラーメンブームが起きているニューヨーク。日本から進出する店も多く、もはや激戦区でもあります。地元紙「New York Times」でもRAMEN特集が組まれるほど。なかでもミッドタウン・ウェストに本店を構える「TOTTO RAMEN(鳥人ラーメン)」は早くても30分、混雑時は2時間は並ばなくてはならいないほどの人気ぶり。
Chicken Paitan
チキンをベースしたスープはまるで豚骨のようなこってり感あるコク! 細麺が濃厚なスープに絶妙に絡み合います。炙りチャーシュの香ばしさがスープに溶け合って、極上のラーメンを堪能できますよ。
HIDE-CHAN RAMEN/ニューヨーク
日本料理店も多いミッドタウン・イーストにある「HIDE-CHAN RAMEN(秀ちゃんラーメン)」。本場博多でも名の知れた秀ちゃんラーメンが、ニューヨークに2010年に進出(お店は階段を上がった2階。1階はTOTTO RAMENなので要注意です)。
豚骨の旨味が凝縮されたスープは体に染み入るおいしさ!こってりながらもくどくなく、食べ終わっても胃が重たい感じはあまりしません。スープは代々受け継がれる物を日本から持ち込んで作っているというこだわりも。寒いニューヨークの夜に食べたい一杯です。
DAIKAYA/ワシントン
(C) DAIKAYA
ワシントンのチャイナタウン近くにある「DAIKAYA」。ポップでお洒落な雰囲気ですが、本格的な味噌ラーメンをいただけるお店。2階には同経営のスタイリッシュな居酒屋もあります。
Miso Ramen
(C) facebook/DAIKAYA
奥深いコクのある味噌ラーメン! 炒めた野菜と肉がたっぷり入り、複雑な旨味が詰まったスープが絶品。麺は札幌の西山製麺から取り寄せるなど、本格的な味を堪能できる名店。
[DAIKAYA]
Yume Wo Katare/ボストン
ボストンににある「Yume Wo Katare」。京都のラーメン激戦区、一乗寺にある「夢を語れ」の店長がボストンで2012年に開店したラーメン店。オープン以来地元の人々の間で瞬く間に人気となり、最低30分、週末などは1時間半近く並ぶことも。大学が多いボストンだけにお店はいつも学生で賑わいます。
RAMEN
まず驚くのはインパクトありすぎるボリューム感! たっぷりの野菜の上に、分厚いチャーシュー、さらに背脂がトッピングされています。チャーシューや背脂が濃厚でこってりながらも、たっぷり盛られた野菜と共に食せば意外と簡単に食べられてしまうんです。ぜひニンニクをトッピングして豪快にいただきましょう。完食した時の達成感はかなりのものです。
ブームとともに確実においしく進化するアメリカのラーメン。旅行中にちょっと日本の味が恋しくなった時は、RAMENを試してみてはいかがでしょうか?