年齢を重ねるごとに、1年の時間が短くなっていきませんか? 子どもの頃は永遠のように感じられた時間も、大人になってからはあっという間に過ぎ去り、気づけばまた1歳、年齢を重ねていた、なんてことも。
そんな時間ですから、大人になればなるほど、貴重なものになっていき、無駄な時間を過ごしたくない気持ちが強くなっていくものです。そこで無駄な時間を省き、より豊かな人生を送る方法についてご紹介していきます。
通勤時間を短くする
通勤時間は無駄以外の何ものでもありません。通勤時に読書したり、勉強できればいいのですが、毎日、満員電車に乗るのなら、そんな悠長なことはできないでしょう。そのため、会社の近くに住み、通勤時間を大幅に減らすことをおすすめします。通勤に使っていた無駄な時間の分、別のことに時間を使えるようになり、人生がより豊かになる可能性大。
予定を入れすぎず、無駄な人付き合いを減らす
たまに週末の予定がギッシリ入っていないと落ち着かないという人がいますが、それは本当に時間を有意義に使っていると言えるのでしょうか? 実は無駄な人付き合いをやめ、ひとりでゆっくり過ごす時間を作った方が、心に余裕が生まれ、時間を有意義に使えるようになります。
人付き合いはお金の投資であると同時に、時間の投資でもありますから“寂しさ”を埋めるためだけの人付き合いは、時間の無駄かもしれません。それよりも、自分自身を見つめ直すひとりの時間を作り、一緒にいて心の底から笑顔になれる人だけとたまに会った方が、有意義な時間を過ごせるようになるでしょう。時間の無駄を感じることが大幅に少なくなるはずですよ。
SNSを見る時間を決める
SNSは中毒性があるツールで、一度見始めると、ダラダラと見続けてしまいがちです。ですから、SNSは時間を決めて閲覧&書き込みするに限ります。たとえば1日30分だけSNSをやると決めたら、SNSを閲覧&書き込みし終わった後の予定をあらかじめ決めておくといいでしょう(SNSをやった後、部屋を掃除するなど)。そうすれば、SNS依存を防ぐことができますし、ダラダラとSNSを閲覧し続けずに済みますよ。
残業しないようにタイムマネジメント力をつける
残業をする習慣が身についてしまうと、“ま、この作業が終わらなくても残業すればいいや”となっていき、雪だるま式に残業時間が増えていく傾向が・・・。そうなると、自由に使える時間はまったくなくなり、気づかぬうちにストレスフルに。そうならないためには、残業しないようにしっかりタイムマネジメント力を身に付け、仕事を進めていくことが大切です。個人事業主や経営者でもない限り、一日の大半の時間を仕事にあてるのは無駄以外の何ものでもないでしょう。
早寝早起きする
早起きは三文の徳とはよく言ったもので、事実だと思います。早く起きれば起きただけ、1日に使える時間が増えますからね。また、早起きして、軽めの運動をしたり、勉強するのは非常に気持ちが良いです。毎日の時間を充実させたいのなら、早起きがとっても効果的! 時間の使い方も上手になり、たとえ無駄な時間が多少できても、早起きした分でカバーできますよ。
デジタルデトックス日を作る
スマホやPCは現代人にとって欠かせないツールですが、それに依存していると、無駄に時間を消費してしまいます。でも、それらを完全に断ち切るのは難しいので、デジタルデトックス日を作るといいでしょう。旅行の間だけはスマホ&PCに一切触れず、目の前に広がる景色や新しい体験を楽しむなどしてみてください。子ども頃のように濃厚な時間を過ごせますよ。
気持ちが落ち着くこと、ワクワクすることを優先してやる
時間の無駄って、やりたくないことに多大な時間を消費しなければいけないときや、付き合いたくない相手と長時間一緒に過ごさなければいけないときに感じませんか? 時間をより有意義に使うためには、気持ちが落ち着くこと、ワクワクすることを、許される限り優先することが何よりも大切です。自分の気持ち=時間の感じ方、だと思えば、どのようなことに時間を費やすべきなのか、おのずと見えてくるでしょう。
この世の生きとし生ける物へ平等に与えられているものがひとつあるとすれば、それは時間でしょう。そんな時間だからこそ、誰よりも有意義に使って、より豊かで幸福度の高い人生を送りたいものですよね。
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