くじらもなかとは
かつては一大捕鯨場であった宮城県。鮎川沖では現在も捕鯨が行われており、国内有数のくじらスポットです。
今回ご紹介する「くじらもなか」は、宮城県沖を泳ぐくじらをイメージした和菓子。保存料や着色料が一切使われてなく、素材本来の味と香りを大切にして作られています。
泳いでいるようなくじら型
今回購入したのは5個入り。パッケージには可愛らしいくじらが描かれており、まるで泳いでいるようです。
入っている最中は、「あずき」「青のり」「抹茶」「仙台みそ」「ごま」の5種類。フレーバーが明記されたシールもくじらです。
袋を開けると、まるで海を泳いでいるようなくじらの姿が顔を出します。絶妙な湾曲が手に収まりやすく、童心に帰って泳がせてしまいそうなフォルムです。表と裏どちらにも顔があるので、どこから見てもくじらの姿が。どこから食べるか少し悩みますが、いただいていきます!
5種類の最中を食べ比べ!
あずき
まずは定番のあずきから。半分に切ってみると、餡がみっちりと詰まっていました。
生地は表面がぱりっとしていて中はしっとりです。中に入っている餡は粒生餡と赤生餡がミックスされており、ねっとりとした食感のなかに、粒も感じられます。小豆本来の優しい甘さです。
青のり
つづいては「青のり」。白餡に青のりが練り込まれており、袋を開けると磯の香りがふわっと漂いました。
なめらかな白餡に青のりの食感が。優しい甘さと香り高い海苔の風味が合わさり、甘じょっぱい最中です。
ごま
「ごま」です。赤生餡に黒ごまが練り込まれています。
黒ごまの味が濃厚で、ごまのつぶつぶとした食感やざらっとした舌触りも感じられます。黒ごまスイーツが好きな筆者も大満足な一品です!
抹茶
「抹茶」。白餡に抹茶が練り込まれています。お茶の香りが広がる上品な甘さで、あっさりとした抹茶味です。
仙台みそ
最後は「仙台みそ」。仙台ならではの一品です。
食べる前からみそのかおりが漂います。青のりと同じく甘じょっぱいのですが、こちらはみたらしのようなコクのある味わい。みその味が強く出てきそうなイメージだったのですが、絶妙なバランスです。
加熱や冷凍でもっとおいしく!
箱の中に入っていた「おいしい召し上がり方」によると、加熱や冷凍でもっとおいしくなるとのこと。早速試してみました!
まずは加熱から。余熱をしたオーブントースターで10秒温めます。青のりの最中を加熱してみました。
熱いうちに食べると、最中がパリパリ! 加熱する前の最中は、周りはパリッとしながらしっとりとしていましたが、オーブンで焼くことで全体的に最中がパリパリになりました。また、中の青のり餡も風味がプラスされ、さらに青のりの香りが立ちます。
オーブンを温めればすぐにできるので、お家で食べるときはぜひ焼いてほしいくらいおすすめです!
続いては冷凍。冷凍庫でくじらもなかを入れてそのまま置いておくだけです。筆者は1時間30分ほど置いてみました。最中を冷凍して食べたことがなかったので、一体どのようになるのかワクワクします。
「冷凍しても餡は凍らない」とのことでしたが、確かに凍っていませんでした! 中はひんやり冷たく、ねっとりとしていた餡が少しだけぎゅっと固まり、粒感が際立ちます。最中の食感はしっとりとしていますが、水分を吸ったようなしんなり感ではなく、外側のパリッと感を保ちながらもよりしっとりとした、ひんやり最中が楽しめます。夏におすすめの食べ方です!
どこで買える?
筆者は仙台駅直結の商業施設、エスパル仙台の東館2階「東北めぐり いろといろ」にて購入しました。他にも仙台市内にある本店はもちろん、公式サイトでも購入することができます。
くじらの形だけでなく、中の餡も「仙台みそ」のような宮城らしさもある「くじらもなか」。今回ご紹介した5種類の他に、ワイン餡やコーヒー餡もあり、豊富なラインナップとなっています。全種食べ比べてみるのも楽しそう。気になった方はぜひチェックしてみてください!
価格:1,350円(税込)
賞味期限:製造より10日
公式サイト:http://kujiramonaka.jp/
東北めぐり いろといろ 仙台店
住所:宮城県仙台市青葉区中央1丁目1−1 エスパル仙台 東館 2F
電話番号:022-385-6245
営業時間:祝日&日~木10:00~21:00/金・土・祝前日10:00~20:00
公式サイト:https://www.livit.jregroup.ne.jp/detail/315
[All Photo by miri]
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