【奈良公園近くのおすすめランチ】おかわり自由な「茶粥茶論 月日星」多彩なお漬物と茶粥で最幸な和昼食!

Posted by: kurisencho

掲載日: Nov 15th, 2024

奈良の観光地・奈良公園の近くのおすすめランチに今回紹介するのは、奈良の茶粥・ご飯・20種類以上のお漬物がおかわり自由の「茶粥茶論 月日星」。普段はご飯のお供である“お漬物”が主役で、豊富な野菜が季節ごとに多彩に登場。滋味深い和食に心身が幸せな気持ちになれるお食事処です。

奈良県奈良市・「茶粥茶論 月日星」陳列しているお漬物

奈良の滋味深いお食事処「茶粥茶論 月日星」

奈良県奈良市・「茶粥茶論 月日星」外観
奈良国立博物館や氷室神社が近くのエリアにある奈良の茶粥・炊きたてご飯・お漬物を楽しめる「茶粥茶論 月日星」。奈良公園にあるミシュラン獲得の日本料理店「夢想庵」の姉妹店で、2022年にオープンした“お漬物”を主役にしたバイキング形式のお食事処です。日本人だけでなく、今では外国人観光客の方の来店も増えてきているようです。

奈良県奈良市・「茶粥茶論 月日星」外観2
20種類以上のお漬物、奈良県産の白ごはん、茶粥、手作り最中がおかわり自由な「漬物バイキング」(税込/大人1,800円、10歳以下の子ども900円、3歳まで無料)。2024年10月現在、予約は受け付けていないので、来店したら店先の名簿に名前を書いておくとよいでしょう。

奈良県奈良市・「茶粥茶論 月日星」券売機
スタッフさんのご案内で入店したら、まずはチケットを購入(支払いは現金のみ)。漬物バイキングのチケット、ノンアルコールビール、ジュース(ジンジャーエール・ブドウ・リンゴ)を購入できます(税込400円~)。

季節で変わる20種以上のお漬物

奈良県奈良市・「茶粥茶論 月日星」店内
店内の中央には店主が厳選した20種以上のお漬物がずらりと並んでいます。季節の野菜が中心で、すべておかわり自由です。

奈良県奈良市・「茶粥茶論 月日星」奈良漬け
奈良の郷土食「奈良漬け」ももちろんあります!

奈良県奈良市・「茶粥茶論 月日星」陳列しているお漬物
たくあん、きゅうり漬け、昆布の佃煮、キムチ、たかな漬け、たかなの油いため、梅干し、長いもの赤しそ漬け、柚子大根など、漬物の定番もバッチリ!

奈良県奈良市・「茶粥茶論 月日星」オクラの浅漬け、大根のみそ漬け
(左)煮物みたいにジューシーで人気の「オクラの浅漬け」、(右)味噌と白胡麻の風味がいい「大根のみそ漬け」

奈良県奈良市・「茶粥茶論 月日星」ちりめん山椒
山椒の実がピリリと効いた「ちりめん山椒」、スタッフさんもお気に入りと云うコリコリ食感がポイントの「やまくらげのみそ漬け」。ご飯が進むものばかり!

奈良県奈良市・「茶粥茶論 月日星」さつまいもレモン煮
(左)「さつまいもレモン煮」は外国人観光客にも大人気とのこと! 大きくカットしてシャキシャキ食感の「キャベツの甘酢漬け」や「野沢菜昆布和え」など葉物野菜系のお漬物もあります。
                                                               
奈良県奈良市・「茶粥茶論 月日星」平飼い有機卵の温泉玉子
「平飼い有機卵の温泉玉子」は1人1個まで(追加1個50円)。醤油をかけていただきます。
                                                               

説明書を確認して実食へ!

奈良県奈良市・「茶粥茶論 月日星」1人用セット
席に着くと「1人用セット」をスタッフさんが持ってきてくださいます。ご飯茶碗、お漬物用のお皿、茶器は信楽焼で作られたオリジナル。シックでかっこいいです。味噌汁碗には具入りの味噌を最中で挟んだ味噌玉が入っています。

奈良県奈良市・「茶粥茶論 月日星」食べ方の説明書
食べ方はイラスト付きで説明しています。ポットのお湯は「急須」と「汁椀の味噌玉」に注ぎ、トレーは置いたまま、ご飯茶碗とお皿を持ってご飯とお漬物を取りに行くスタイル。お皿を取り替えたい時はスタッフさんに一声かけましょう。

奈良県奈良市・「茶粥茶論 月日星」大和茶
奈良県宇陀市の有機無農薬にこだわった大和茶(ほうじ茶)が入った急須にお湯を注ぎ約3分蒸らします。香ばしい香りが広がって、まろやかなお茶が旅の疲れを癒してくれました。

奈良県奈良市・「茶粥茶論 月日星」お漬物と茶粥
いろんなお漬物を一口分ずつ、一皿に12種類ものお漬物が大集合! これはどんな味かな〜と好奇心がくすぐられる、なかなかできない贅沢です!

奈良県奈良市・「茶粥茶論 月日星」お漬物とご飯
肉厚で旨味たっぷりの「椎茸の醤油漬け」、醤油と切り昆布の出汁が染みこんだ「松前大根」、爽やかでお芋がほっくり甘い「さつまいものレモン煮」などは、お漬物というよりもお惣菜感覚で食べられました! 味もよく染みています!

「最中の味噌玉」はお湯を注ぐと味噌玉はプクッと浮いて優しい味わいの味噌汁に。味噌玉の最中は味噌汁を吸ってモチっとなって香ばしくて美味!

白米・茶粥・最中コーナー

奈良県奈良市・「茶粥茶論 月日星」白米、茶粥、もなかのコーナー
「白米」と「茶粥」もおかわりOK。奈良の郷土料理「茶粥」はウォーマーから自分でよそって、「白米」はマシーンに茶碗をセットして「一口分(50g)・小(100g)・中(150g)・大(200g)」の中から好みの量を選ぶと自動で茶碗に盛り付けられます。

奈良県奈良市・「茶粥茶論 月日星」茶粥
「茶粥」はほうじ茶のほわ〜んとした香りがしてクセもなく、サラサラと食べやすくて大好きになりました。

奈良県奈良市・「茶粥茶論 月日星」ご飯
「ご飯・小(100g)」は茶碗の半分くらいの量。艶々でふっくら甘く、お漬物をのせずともパクパク食べ進みます。あと一口食べたいと思った時に「一口分(50g)」で追加できるのはありがたい!
 
奈良県奈良市・「茶粥茶論 月日星」手作り最中
最中の皮と粒あんを自分で合わせる「手作り最中」。小豆の粒感をしっかり残し、水分少なめで甘さも控えめ。満腹の締めくくりにちょうどいい甘味です。

店内・テラス席

奈良県奈良市・「茶粥茶論 月日星」店内2
50席のテーブル席がある店内は一面ガラス張りで光が差して明るく、奈良の風景や寺社仏閣・仏様の写真も展示しています。奈良公園の賑やかな通りとは打って変わって落ち着いた空間に。

奈良県奈良市・「茶粥茶論 月日星」テラス席
お店の奥の外には緑が豊かなテラス席もあり、こちらはペット同伴もOK。敷地内にある「飛鳥園仏像写真ギャラリー」には、オープンしていたら気軽に立ち寄れます。

奈良県奈良市・「茶粥茶論 月日星」外観2
最初は、お漬物ってたくさん食べられるのかな~と思っていましたが、それは愚問! 野菜の魅力を引き出した味付けが抜群で、茶粥とご飯も食べ進む幸せな和昼食。食生活も乱れがちな現代人に、「茶粥茶論 月日星」の和の食卓が“心と体が求めている”ものを教えてくれた気がします。

「茶粥茶論 月日星」
住所:奈良県奈良市登大路59
TEL:0742-21-6055
営業時間:11:00~16:00
定休日:不定休
*予約不可、支払いは現金のみ
交通:「近鉄奈良駅」から徒歩約10分、バス(市内循環外回り)乗車約5分「氷室神社前」下車してすぐ
公式サイト:https://tsukihiboshi.com/
公式Instagram:@tsukihiboshi_nara

[all photos by kurisencho]

PROFILE

kurisencho

kurisencho ライター

熊本県天草の凪いだ海と潮の香りの中で育ちました。東京に住むことで、新しいもの、昔からあるものの良さを再発見し、今まで見てきた世界が広がりました。デジタル化の中で生きるアナログの力を確信し、儚いけど美しい、人と風景の一瞬をとらえたいと思い写真を撮っています。

熊本県天草の凪いだ海と潮の香りの中で育ちました。東京に住むことで、新しいもの、昔からあるものの良さを再発見し、今まで見てきた世界が広がりました。デジタル化の中で生きるアナログの力を確信し、儚いけど美しい、人と風景の一瞬をとらえたいと思い写真を撮っています。

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