【韓国バズグルメ】話題のキムチワインバー!ソウル・安国「온 6.5(on6.5)」モダン×伝統が融合

Posted by: もろたけいこ

掲載日: Oct 21st, 2025

韓国グルメといえば、焼肉やスンドゥブ、そして欠かせないのが「キムチ」。でも今、ソウルではそのキムチが、まったく新しい形で進化しているのをご存じでしょうか。伝統の味を“現代アート”のように再構築した、話題のワインダイニングバー「온 6.5(on6.5/オン 6.5)」が、感度の高い女性たちの間で注目を集めています。場所は、伝統家屋・韓屋が立ち並ぶ安国(アングッ)エリア。落ち着いた街並みに溶け込むように佇む一軒家風の建物は、一歩足を踏み入れると別世界。韓国の“昔”と“今”が美しく交差するその空間で、五感をくすぐる新しいキムチ体験が待っています。

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なぜ“キムチ×ワイン”?―伝統をモダンに遊ぶ、新感覚マリアージュ

온 6 점 5 on6.5 オン6.5 キムチ ソウル 韓国 キムチの天ぷら

オン 6.5 の最大の魅力は、なんといっても「キムチを主役にした創作料理」。店名の“6.5”は、キムチの発酵温度を意味しており、そこには“伝統を大切にしながらも、新しい温度で表現する”という想いが込められています。このお店は、キムチ職人と洗練されたレストラン出身のシェフによってメニューが作られており、メニューは斬新!

온 6 점 5 on6.5 オン6.5 キムチ ソウル 韓国 キムチの天ぷら サワークリーム

19,000ウォン

人気メニューは、キムチの天ぷら。なんと白菜キムチ、エビ、ニンニクの漬け物、唐辛子の漬け物を海苔で巻いて、天ぷらのように衣をつけて揚げているのです!さらに驚くのはこれから。ここにカリフラワートンチミサワークリーム(水キムチクリーム)を目の前でモンブランのように絞ってトッピング。テーブルで行われるショーのような演出にもうっとり。

온 6 점 5 on6.5 オン6.5 キムチ ソウル 韓国 白菜包み

21,000ウォン

また、メインの「白菜包み」は、まるでフレンチの芸術作品。キムチのロールキャベツと言ってしまえばそれまでですが、その見た目は斬新!中には大きなハンバーグのようなお肉があり、唐辛子漬物、キキョウ漬物、白菜、カルビ、牛肉ソースで構成されています。大きなお皿ですが、店員さんが均等に等分してくださるので、見守るだけでOKです。ひと口ごとに伝統と革新が溶け合います。さらに器のプレゼンテーションも素敵。

온 6 점 5 on6.5 オン6.5 キムチ ソウル 韓国 白菜包み

온 6 점 5 on6.5 オン6.5 キムチ ソウル 韓国 鴨肉

32,000ウォン

さらに筆者は、鴨肉ステーキと梅キムチを注文。こちらは先進的な味というよりはシンプルに梅の酸味やきのこの旨みが鴨肉のジューシーさと相まっておいしい一品でした。

온 6 점 5 on6.5 オン6.5 キムチ ソウル 韓国 プレゼンテーション

「キムチを“食材”として再構築する」という発想は、韓国の若手シェフたちの間でも注目の潮流。온 6.5(オン6.5)はその代表格であり、韓国の食文化を“味覚のアート”として発信する存在なのです。

온 6 점 5 on6.5 オン6.5 キムチ ソウル 韓国 ワイン

また大事なのは、ワイン。1テーブルにつき1本のオーダーが必須なので、お酒が飲める方はぜひペアリングを楽しみましょう。これに関しても相談にのってもらえます。筆者はスパークリングワイン好きなので、キムチ料理と合うスパークリングワインをオーダーしました。サワークリームとの相性も抜群!

BTSやG-Dragonも訪れる!著名人も注目する話題性

온 6 점 5 on6.5 オン6.5 キムチ ソウル 韓国 KPOPアイドル

この店を語るうえで欠かせないのが、その“話題性”。実はオン 6.5は、韓国トップアーティストたちの御用達レストランとしても知られています。G-Dragon、BTSのRMやジミン、LE SSERAFIMのメンバーなど、名だたるアーティストがプライベートで訪れたことでも知られ、SNSには彼らが座った席や撮影した写真がファンの間で話題に。“推しと同じ場所で乾杯したい”というファンの聖地巡礼スポットとしても人気が高く、旅行中に立ち寄る女性たちで連日賑わっています。

온 6 점 5 on6.5 オン6.5 キムチ ソウル 韓国 内観

店内は撮影OKのフォトスポットが多く、木格子越しに差し込む柔らかな光や、アンティークガラスのグラスに注がれたワインの輝きなど、どこを切り取ってもフォトジェニック。自然光と間接照明が織りなす陰影が、美しさと居心地のよさを絶妙に演出しています。

安国の街並みに溶け込む“韓屋モダン”な空間美

온 6 점 5 on6.5 オン6.5 キムチ ソウル 韓国 外観

アクセスは、地下鉄3号線・安国駅から徒歩わずか2分。観光スポット・北村韓屋村や仁寺洞にも近く、散策途中に立ち寄るのにちょうどいい立地です。外観は韓屋の瓦屋根と木の格子戸が印象的ですが、中へ入ると一転、洗練されたモダンデザイン。グレーの壁にナチュラルウッドのテーブル、そしてキャンドルのような柔らかい照明。

静かに流れるジャズとワイングラスの音が響く店内は、女子旅のディナーや、少し特別な夜を過ごしたいカップルにもぴったり。ソウルの喧騒を忘れるような癒しの時間が流れます。

五感で味わう演出とホスピタリティ、語学の不安もなし!

온 6 점 5 on6.5 オン6.5 キムチ ソウル 韓国 ウェルカムドリンク
オン 6.5 では、料理のプレゼンテーションにもこだわりが。注文した食事が出る前に、ウェルカムドリンクと小さなフィンガーフードが登場。おしゃれな箱とMADE IN KOREAの文字が入ったおしゃれな徳利。

朝鮮時代国王が主催した宴会では、感謝の気持ちを込めて貴賓達に「奉献酒」を提供しました。On6.5では、訪れた方々にOn6.5だけの「奉献酒」を提供させていただきます

と説明があり、朝鮮文化をモダンに昇華したプレゼンテーションもフォトジェニック。中にある緑の薬草ベースのドリンクはノンアルコールで、食事前の口をスッキリと整えます。フィンガーフードもさつまいもムースとキムチで、キムチが冒頭から使用されています。

온 6 점 5 on6.5 オン6.5 キムチ ソウル 韓国 フィンガーフード

온 6 점 5 on6.5 オン6.5 キムチ ソウル 韓国 メニュー 日本語

日本語の説明のメニューもあるので、創作料理といえども具材も書いてあるので不安にならないのも嬉しい。注文時に不安な時やわからないときは説明を聞くことも可能です。このように外国人観光客でも心地よく過ごせるホスピタリティが光ります。

予約方法と楽しむためのポイント

온 6 점 5 on6.5 オン6.5 キムチ ソウル 韓国 安国

人気店のため、訪問には事前予約が必須です。予約は「Creatrip」をはじめとする旅行サポートサイトを通じて可能で、毎月15日に翌月分の予約受付がスタート。特に週末や夕方の時間帯はすぐに埋まるため、ソウル旅行が決まったら早めの手配がおすすめです。また、1テーブルにつきボトル1本のオーダーが必須なので、シェアするワインを事前に選んでおくとスマート。ディナーだけでなく、軽めのコースやアフターワインタイムも用意されており、旅の予定に合わせて楽しめます。

Creatrip 予約サイト
https://creatrip.com/ja/spot/13359

“映える”だけじゃない。ここでしか味わえない“韓国の今”

온 6 점 5 on6.5 オン6.5 キムチ ソウル 韓国 ウェルカムドリンク

写真映えする美しい料理や空間はもちろんですが、オン 6.5 の真の魅力は、韓国の食文化が“進化し続けている”ことを体感できる点にあります。キムチを“アート”として再構築するその姿勢は、まさにソウルという街の精神そのもの。

伝統を受け継ぎながら、常に新しい表現を模索する。そのバランス感覚が、訪れる人の心を掴んで離しません。静かな韓屋の一角で、グラスを傾けながら味わう“キムチ”。それは、これまで知らなかった韓国の新しい温度を感じる体験です。

女子旅の思い出に、ぜひあなたも“おいしい写真”とともに、この特別な夜を切り取ってみてください。

On 6.5(온6.5)
所在地 28 Bukchon-ro 1-gil, Jongno District, Seoul, 韓国
月〜金曜日 17:30~23:00
土〜日曜日 15:00~23:00
予約サイト
https://www.catchtable.net/ja-JP/shop/on65
https://creatrip.com/ja/spot/13359

©︎Keiko Morota
※店舗や時期により商品の仕様や品揃え、価格が変わる可能性がありますので、ご注意ください。
※店舗営業については最新情報をご確認ください。

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PROFILE

もろたけいこ

Keiko Morota ライター/テレビプロデューサー

某キー局勤務・ドラマプロデューサー。多忙な仕事のスキマ時間で旅をするスキマトラベラー。世界一周も2回経験し、81カ国渡航・行っていない大陸は南極だけ。女性誌の読者モデルを務め、旅とファッションも諦めず、時にはバックパックも背負う冒険家スタイル。最近はマイルハックも勉強中でお得に旅する方法を追求中。

某キー局勤務・ドラマプロデューサー。多忙な仕事のスキマ時間で旅をするスキマトラベラー。世界一周も2回経験し、81カ国渡航・行っていない大陸は南極だけ。女性誌の読者モデルを務め、旅とファッションも諦めず、時にはバックパックも背負う冒険家スタイル。最近はマイルハックも勉強中でお得に旅する方法を追求中。

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