観光の合間に立ち寄れる旧市街のオアシス
ソフィアの中心部は、主要な観光スポットが徒歩圏内にコンパクトにまとまっています。アレクサンドル・ネフスキー大聖堂の黄金のドームに感動し、聖ゲオルギ教会の古代ローマ時代のレンガに触れ、活気あるヴィトシャ大通りでショッピングを楽しむ。
見どころ満載のソフィア散策は、楽しくも少し体力が必要です。そんなときにありがたいのが、慣れ親しんだ空間で一息つける場所。今回訪れたスターバックスは、まさに観光のメインストリートに位置し、昼夜を問わず多くの人で賑わう絶好のロケーションにありました。
イヴァン・ヴァゾフ国立劇場から程近く、おしゃれなショッピングエリアに面するスターバックス。歴史的な建物を眺めながらモダンな空間でくつろぐ時間は、ソフィアの持つ「文化の対比」という魅力を、肌で感じさせてくれます。

イヴァン・ヴァゾフ国立劇場
ブルガリアの象徴が詰まった「You Are Here Collection」
スターバックス好きならずとも、旅先で集めたくなるのがご当地限定のマグカップ。ブルガリアでも、その土地の魅力がギュッと詰まった「You Are Here Collection」が展開されていました。
首都の誇りを凝縮した「ソフィア(SOFIA)」マグ
まず手に取ったのは、首都ソフィアのマグカップ。ブルガリアの国旗と同じ白・緑・赤を彷彿とさせる色合いの中に、ソフィアを象徴するアイコンが散りばめられています。 中央に描かれているのは、今回訪れたスタバの目の前にある荘厳な「イヴァン・ヴァゾフ国立劇場」。
その上には、解放者であるロシア皇帝アレクサンドル2世の騎馬像「ツァール解放者記念碑」が見えます。そして何よりも目を引くのが、鮮やかなオレンジ色のバラ。ブルガリアは世界的なバラの産地であり、「バラの谷」はあまりにも有名です。この一輪のバラは、国全体の誇りを象徴しているかのよう。

29レフ(約2,619円)

マグカップの中が、濃いめのダスティブルーなのがおしゃれ!
プラスチックのタンブラーも販売されていました。

33.40レフ
壮大な自然と歴史遺産を描いた「ブルガリア(BULGARIA)」マグ
国全体のデザインである「ブルガリア」マグは、よりスケールの大きな魅力が描かれています。切り立った崖に刻まれた騎士のレリーフは、ユネスコ世界遺産にも登録されている「マダラの騎士像」。ブルガリア第一帝国時代の力強さを今に伝えます。
崖の上には、中世の栄華を物語る「ツァレヴェッツの丘」を思わせる城塞が描かれ、麓の豊かな緑と水辺には、幸運を運ぶ鳥として親しまれているコウノトリの姿も。ブルガリアの壮大な歴史と、手つかずの美しい自然が見事に融合したデザインです。デミタスカップサイズのオーナメントも可愛らしく、セットでそろえたくなります。

29レフ(空港で買うと何故か33.40レフと高くなっていました)
もちろんブルガリア版のタンブラーも! 個人的に青のバラのプリントがかっこいい! と惹かれました
小さなオーナメントも販売されています。(1つ17.10レフ)
洗練されたデザインのタンブラー&ボトルも必見
ご当地マグ以外にも、スタイリッシュなデザインのアイテムが豊富にそろっていました。特に目をひいたのは、白を基調とした大理石模様のボトルとマグカップ。シックで高級感のあるデザインは、歴史的な街並みにもモダンなオフィスにも映えそうです。
また、マットな黒地に「LOVE」「PLANET」「COFFEE」「TOGETHER」といったポジティブな言葉が立体的にデザインされたタンブラーも印象的でした。環境や人との繋がりを大切にするスターバックスのメッセージが込められており、日常使いしたくなるアイテムです。

39レフ
本場で味わう絶品!スタバで楽しむブルガリアヨーグルト
ブルガリアといえば、忘れてはならないのがヨーグルトです。日本でもお馴染みの「ブルガリアヨーグルト」の本場であり、健康と長寿の秘訣とも言われています。そんな国民的フードが、ここスターバックスでも楽しめました。
冷蔵ケースで見つけたのは、フルーツがたっぷり入ったカップヨーグルト。キリル文字で「Йогурт с плодове(ヨーグルト・ス・プロドヴェ)」、つまりフルーツヨーグルトです。お値段は6.90レフ(約580円 ※2025年10月時点のレート換算)。
早速いただいてみると、その濃厚さとクリーミーさに驚愕。酸味は穏やかで、乳製品本来の豊かなコクが口いっぱいに広がります。ベリー系のフルーツの甘酸っぱさがアクセントとなり、朝食にも、散策の合間のヘルシーなスナックにもぴったりです。
世界的なカフェチェーンで、その国を代表する本場の味を手軽に楽しめるのは、嬉しい発見でした。
ソフィアのスターバックスは、ただコーヒーを飲むだけの場所ではありませんでした。 それは、街の歴史や文化がデザインされたユニークなお土産と出会える場所。 本場のヨーグルトという、ローカルな食文化に触れられる場所。
もし、ブルガリア・ソフィアを訪れるなら、ぜひ旧市街のスターバックスに立ち寄ってみてください。一杯のコーヒーと、そこでしか手に入らない特別な思い出が、あなたの旅をさらに豊かなものにしてくれるはずです。
所在地 Sofia Center, ul. “Saborna” 1, 1000 Sofia, ブルガリア
営業時間 8:00~21:30
他にもブルガリアの玄関口の空港にもスターバックスが保安エリア内にあるので最後のお買い物にもおすすめです。
所在地 Sofia International Airport, Terminal 2, Летище София, ul. “Prodan Tarakchiev”, 1528 Sofia, ブルガリア
©︎Keiko Morota
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