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世界が認める「オタク」発祥の地、日本
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「オタク」は、1980年代に日本のサブカルチャー愛好者を指して使われるようになった言葉で、現在は英語でもotakuとして通じるほど世界的に普及しています。
例)He is a proper Pokemon otaku.
彼は立派なポケモンオタクだ。
現在では、アイドルグループ、漫画やアニメ、ゲームなど、ブームになっていることに夢中になる人にも使えますが、「オタク」発祥当時は、社会的には少数派が注目するマニアックなことに夢中になっている人のことを指すことが一般的でした。
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例)My brother is a train geek.
私の弟は、鉄道オタクです。
現在はオタク=geek(ギーク)という英語が使われます。geekは、サブカルチャーに熱中するオタクというよりは「ダサくて常識のある社会的な交流が苦手な人」という印象がより強い言葉です。
推し活関連のフレーズ
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好きなアイドルやアニメキャラはもちろん、とにかくテンションが上がって熱くなれる人、ものを「推し」と呼びますが、「推し」に当たる英語表現をいくつかご紹介します。
推し favourite(favoだけでもOK)
例)Guess who is my favourite?
私の推しは誰かわかる?
My Mom is a huge fan of Jin.
私の母はジンの大ファンです(ジン推しです)。
例)Jane loves the whole group.
ジェーンは箱推し(グループ全員のファン)をしています。
また、好きすぎて「尊い」と言いたいときはPrecious(大切な)がぴったりきます。
例)My favourite is precious.
私の推しは尊い。
「推し」にはまっていく様子には、obsess(執着する)、はまってしまった「沼」はobsession(執着)を使うとよいでしょう。
例)I’m obsessed with his smile.
彼の笑顔にはまっている。
「聖地巡礼」「布教」など宗教色がある表現は要注意
ライブに行ったりCDやDVDを購入したりするだけでなく、グッズを自分で作ったり、推しの誕生日を祝ったりと、さまざまな形の「推し活」があります。
日本語の「推し活」関連のフレーズでは「推し」を神がかった存在とし表現するからこその独特なスペシャル感がありますが、欧米では宗教を少しでも茶化すのはNGなので、気を付けたい部分でもあります。
例えば、「推し」に関連する場所を訪れる「聖地巡礼」や「推し」のファンを増やそうとする「布教」などは、あえて英語で直訳するのは避け、無難にvisit(訪れる)、introduce(紹介する)などを使ったほうがよいでしょう。
例)I had a coffee in the café in Omotesando and sat on the exact spot where my favo sat in the drama scene.
表参道のカフェに行って、私の推しがドラマで座っていた席でコーヒーを飲んだ。
英語では、日本語のように宗教にちなんだボキャブラリーが使えないので、実際は日本語の独特な「オタク感」を出すことが難しいかもしれません。推しへの想いは表情や声のトーン、ジェスチャーを交えることで、熱く伝えることが大切になるでしょう。
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