久しぶりの海外旅行!快適に帰国するための空港での必須英語
海外からの日本帰国時に、ワクチン接種済み(3回)の人はPCR陰性証明が免除されるようになりました。海外でPCR検査を手配する手間が省けることはもちろん、万が一陽性になってしまった場合の心配がなく、海外旅行や海外出張へのハードルが下がり、以前よりは身近なものに戻りつつあります。
楽しい海外での滞在を締めくくる帰国への道中もスムーズに、そして快適に過ごせるように、空港での必須英語をまとめてみました。
大きな国際空港では、まず出発ロビーを探そう
海外からいよいよ帰国! まずは、ご自身が搭乗するフライトがどのターミナルから出発するかを忘れずにチェックしてから空港へ向かいましょう。Terminal1、2、3のように番号の場合もあれば、North(北)、South(南)のような名称を採用している空港もあります。
ターミナルに着いたらDepartures(出発ロビー)を目指します。例外ももちろんありますが、Departures(出発ロビー)、Arrivals(到着ロビー)と階が分かれているところが多いので分かりやすいかと思います。
チェックインカウンターにて
Veniamin Kraskov/ Shutterstock.com
Departures(出発ロビー)には、各航空会社のチェックインカウンターが並びます。
チェックイン関連でお役立ちのフレーズを見ていきましょう。
Check in luggage 預け手荷物
Boarding pass 搭乗券
例)Do you have anything to check-in?
預ける手荷物はありますか?
空港で搭乗券を発券してもらう際、窓側や通路側といった座席の希望がある際は、ぜひWindow seat (ウィンドウシート:窓側の席)aisle seat(アイルシート:通路側の席)を覚えておきましょう。
例)Can I have an aisle seat please?
通路側の席にしてもらえますか?
また、安全確認としてスーツケースの中身についても聞かれることがあります。重要なキーワードはflammable (燃えやすいもの)、fragile(壊れ物)です。
また、よくある意外な質問に「自分で荷物を詰めましたか?」というものがあります。これはテロや密輸などの犯罪を防ぐための質問です。
例)Did you pack your bag yourself?
あなた自身がパッキングしましたか?
Yes, I did.
はい、私が荷造りしました。
現在はチェックインはオンライン、スーツケースも自分でドロップ・オフのような航空会社も増えています。チェックインカウンターには誰もおらず、セルフチェックインの機械が並んでいるだけなんてこともありますが、わからない場合は係員の人を捕まえて、一緒にチェックインなどをしてもらうと安心です。
保安検査場、手荷物検査
スーツケースのチェックイン、そして搭乗券が手に入ったらいよいよターミナル内に入ります。まずは、保安検査場(手荷物検査)を通ります。保安検査場はSecurity checkと呼ばれ、搭乗券のない人はここから進むことができません。搭乗券を提示するところがほとんどなので、そちらの準備もお忘れなく。
現在は、電子機器の取り出しが必要でない空港も出てきているようですが、ほとんどの場合、ノート型パソコン、携帯電話、モバイルバッテリーなどを鞄から取り出す必要があります。
laptop ノート型パソコン
cell phone もしくはmobile 携帯電話
mobile battery, portable charger 充電器、モバイルバッテリー
出国手続き
出国の際にも出入国管理(Boarder control、 Passport control)を通過します。ただし、「去る者は追わず」の精神で出国に関してのパスポートのチェックは簡単な国が多く、係員から質問をされるというようなことはほぼないでしょう。
空港内アナウンスを聞くコツ
飛行機の搭乗時間までは、免税店でショッピングやカフェやラウンジでリラックスして過ごしながら待ちます。
ところが、あとは飛行機に乗り込むだけ、と安心してショッピングに夢中になっていたら、搭乗ゲートの変更のアナウンスを聞きそびれた! なんて経験はありませんか?
空港内のアナウンスは飛行機の遅れ、変更、キャンセルなど、とても重要なことを案内している可能性があります。英語圏ならまだしも、英語圏でない国などでは、なまりのある英語で聞き取れない、なんてことも。
英語アナウンスを聞き逃さないコツ
空港内で大切なアナウンスを聞き逃さないためには、「航空会社、便名、行き先」の3つを覚えておきましょう。そして、アナウンスごとに一応耳を澄まし、自分が搭乗する航空会社、便名、行き先のどれかでも聞き覚えのある単語が聞き取れた場合は、必ずインフォメーションボードを確認しましょう。
出発前の空港での独特の高揚感や、旅行を終えて帰国する際、海外の空港で感じる充実しつつも少し寂しい気持ちなど、海外旅行好きの人にとって空港は特別な場所です。新型コロナウイルスのパンデミック以降、日本への一時帰国はもちろん、海外旅行にはまだ行けていない筆者も、早く気軽に空港から飛行機に乗れる日が戻ってくることを祈っています。
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