キャンピングカーやアウトドアにピッタリの車多数!
広い会場内でひと際目立っていたのが、「THE ME GARAGE」が製作した国内初の2階建てトレーラー「FAKE TRAILER(フェイクトレーラー)」。
1階は、アイデア次第でさまざまな用途に使える広々したスペース。
中2階には、テーブルと椅子がセットされ、ちょっとしたスペースも有効活用されています。
2階部分はおしゃれなテラスのような雰囲気も楽しめるスペースに。フェイクトレーラーは、輸送料は別途かかるものの、1日25万円でレンタルが可能です。フェスなどの各イベントはもちろん、ユニークなオフィスカー、店舗としてなど、多様な使い方が楽しめる唯一無二のトレーラーの誕生です。
続いて紹介するのは、「旅する車」が制作したサロンカー。「iF DESIGN AWARD2023」で受賞したとあって、洗練されたデザインに注目。移動オフィスカーにしたいというオーナーの希望もあって、仕事がはかどる落ち着いた空間が広がっています。
なかでも注目は、車内の壁全体にデザインされている木製のルーバー!難しいとされる車内の曲線も木できれいにデザインされています。シックなブルーのファブリックで統一されたソファや、木製テーブルがセットされ、数人での会議もできるような空間が広がっています。
エアコンはもちろん、ミニキッチンも装備され、いたれりつくせりの仕様は、まさに快適そのもの。実際にオーナーさんはオフィスカーとして利用されているそうで、これなら仕事のモチベーションも大幅アップ間違いなしですね!
キャンピングカーを制作・販売を手掛ける「NEXTLIFE」は、ライトエースをリノベーションしたキャンピングカーを展示。念願のキャンピングカーを手に入れると、収納を増やしたいなど、家族構成や環境に応じて要望がでてくるもの。そんなありがちな状況を踏まえて挑戦した今回のリノベーション。
外観は珍しいカーキとブラックのツートンカラー、車内はふんだんに木材をレイアウト。後部の常設ベッドの一部を収納スペースに変更してより使い勝手を向上させています。かゆいところに手が届く仕様は、数々のキャンピングカーの製作を手掛ける同社だからこそ。
続いて紹介するのは、さまざまなキャンピングカーを自作する人気YouTuberケンキャンさんがDIYで作り上げた軽キャン。荷台に作り込んだ「家」を載せてしまったという驚きの仕様をとくとご覧あれ!
軽トラをベースにしたメルヘンチックなデザインが特徴で、まるでおとぎ話に出てくるような雰囲気を醸し出しています。イタリア語で“おとぎ話”を意味する「Fiaba(フィアーバ)」と名付けられ、フランスの田舎町をイメージして作り込んだそう。
モルタルなどを使って製作され、小窓や煙突が付いたレンガを模したような屋根、両開きの窓やドアがポイントの壁面、どれも精巧でさまざまなギミックがてんこ盛り。ちなみに、サイドとリヤに配されたドアはちゃんと開け締め可能で実用的。
外観の作り込みにも驚きですが、車内もメルヘン&キュートなこだわりのデザインはもはや職人技!
どこにいても目立ち度抜群の世界に1台の軽キャン。実際にこれで数回車中泊を楽しんだそうですよ。ぜひ乗ってみたい!
「T-STYLE AUTO SALES」が手掛けたスズキの軽バンエブリイにジムニーのフェイスをドッキングしたユニークな車も。ハイエースのカスタムを手掛ける同社ですが、誰もしていないことをしようと製作、フェイスキットとして販売中。人とは違うデザインの車に乗りたい人はいかが?
まさかのカスタムで度肝を抜かれたのが、「CAR FACTORY TARBOW(カーファクトリー・ターボー)」が製作したハイゼットをベースにしたバグトラック。
木製の板が心地よい車内には、なんと薪ストーブがインストールされています! 青森県のカーショップだけに、寒さ対策は必須…とはいえ右斜め上をいくコラボに驚きを隠せません。薪ストーブの煙突はすべて外に排出されるので、危険はないとのこと。まさかの発想に脱帽ですね。
ガレージブランドも多数出店
知る人ぞ知るガレージブランドも多数出展されていました。その一部を紹介します。行列ができていたのが、「BONBONERO(ボンボネロ)」のブース。キャンパーから不動の人気を誇るLEDライト「Goal zero」の装飾パーツなどをメインに、Tシャツやステッカーなどを展示・販売。
ポールの尖った先端を地面に打ち付けて支柱にして使用するテーブル「sasuTable(サステーブル)」。ユニークなギミックながら、キャンプはもちろん、フェスなどでもさっと手軽に使える便利なアイテム。高さ調整もできるので、利便性も抜群です。
スカルデザインが特徴的な「DAMNGOOD!!」からは、スノーピークのフラットバーナー専用の、真鍮の五徳が登場。点火中は、まるでスカルの目が光っているような独特の雰囲気を楽しめます。点火しないときはもちろんテーブルの天板としても使える1つで2役の優れもの。
再生プラスチックを使ったユニークなギアを製作する「LOCKFIELD EQUIPMENT(ロックフィールド・イクイップメント)」からは、テーブルやスツールを展示。再生プラスチックを使ったエコな取り組みに加え、クールなデザインは、キャンパー心をくすぐる逸品! ちなみに、同じ形状のテーブルのウォールナット素材もあります。
キャンプブームも相まって、愛犬と車中泊を楽しむ人も多いですよね。家族同然のペットたちのアイテムもこだわりたいもの。そこで、おすすめしたいのがオンラインショップなどを手掛ける「SONOMAMA」のアイテムたち。
ダウンシュラフで人気のNANGAとコラボしたオリジナルアイテムで、ワンちゃん用のシュラフやシートなどを展開。これならワンちゃんたちもより快適な時間を過ごせそうですよね。
キャンプの醍醐味でもあるキャンプ飯に欠かせないのが、各スパイス類。アウトドアショップ「orange」が手掛ける「ほりにし」はスパイシーな味付けがクセになる定番人気商品。じつはご当地ほりにしがあるのはご存知でしょうか。
ご当地ほりにしは、現在30以上を展開。今年中に全国制覇を目指す予定というから楽しみ!
100度とマイナス30度を体験できるトラック!?
イベント会場では、人気のサウナに加え、マイナス30度の空間を体験できる「SAUNA TRUCK」が登場しました。
100 度のサウナの部屋とマイナス30度の部屋があり、ドアを隔てて行き来ができるようになっています。
一般的に「整う」には、サウナに入ったあとに水風呂に入るのが鉄則。ですが、それに変わる新しい「整い方」に注目です! 時間貸しや1日レンタルも可能なので、気になる方はぜひ。
車中泊体験エリアも
イベント当日は、専用の駐車スペースで車中泊エリアも用意。実際に筆者もキャンピングカーで車中泊体験をしてきました!
筆者が車中泊したのは、多種多様なキャンピングカーのレンタルを行う「旅する車」で扱う「Venus」(ヴィーナス)。比較的コンパクトながら、6名乗車で家族や友人での利用にもぴったりのサイズ。
車内に入ると、テーブルと椅子がレイアウトされたダイネットスペース。テーブルを脱着すれば、あっという間に就寝スペースに早変わり。リヤ側には常設2段ベッド、さらに運転席&助手席の上部(バンクベッド)もそれぞれ2名が就寝できるようになっています。
キャンピングカーは、一般的に外部電源を有しているため、一般的な家電を車内で使えるのも大きなメリット。Venusにももちろん冷蔵庫や電子レンジ、エアコンなど、車内で快適に過ごす充実設備が整っています。
シンクや水道も常設されているので、ちょっとした洗い物や料理などもできるだけに、雨などの悪天候などでも問題なく快適な旅ができます。
キャンピングカーを手に入れるのは難しくても、レンタルなら手軽に楽しい時間を過ごせるので、ぜひ家族や仲間とキャンピングカーに車旅を楽しんでみるのもおすすめですよ!
以上、イベントではさまざまなユニークな遊べる車やアウトドアグッズが満載でした。ぜひ充実したライフスタイルの参考にしてみてください。
https://asomobi.com